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欲張り旅行者必見!大人気ホーチミン+ニャチャン6日間の旅程を紹介!

日本人旅行者にとって最大のベトナムの観光地であるホーチミン。そしてホーチミンから行けるビーチリゾートのニャチャン。この2都市を両方楽しみたいという欲張り旅行者に向けて、今回は6日間の2都市周遊プランを組んでみました。6日間であればビギナー旅行者でもゆっくりと観光できます。もしそんな時間はとれない、というのであれば、4泊5日でも可能です!

1日目:日本からニャチャンへ

IMG_1688.jpgLCCが安くておすすめ

1日目は日本からニャチャンへの移動。日本とニャチャン間に直行便はありませんので、まずは南部ホーチミンへ向かいます。所要時間はおよそ6時間。ホーチミンを観光するのは最後にとっておくので、ホーチミンに到着したら、すかさずニャチャン行きの国内線に乗り換えることができるよう、チケットの時間は工夫してください。ホーチミン着の飛行機が遅延する可能性もあるので、ホーチミン着からニャチャン行きの搭乗開始までは3~4時間ほど時間を空けておくと安心できます。

IMG_0234.jpgニャチャンのシンボル。蓮をイメージしている

ホーチミンからニャチャンは飛行機でたったの1時間で行くことができます。日本を午前中に立てば、トランジットを考慮しても夕方の5時~8時くらいには到着できます。ちなみにベトナムは日本よりも2時間遅く、例えば日本時間で17時は、ベトナムでは15時となります。

ナイトマーケットに行こう!

IMG_8832.jpgニャチャンナイトマーケット

1日目はほとんどの時間が移動に充てられてしまいますので、行動できるとしたら、夜以降となります。「少しでも観光らしいことをしたい」と考えるならば、ニャチャンビーチ沿いにあるナイトマーケットへ繰り出しましょう。夜18時頃から23時頃まで開催され、毎日多くの旅行者が訪れます。食堂エリアもあるので、ここで初のベトナム料理を楽しむのもあり。もちろん、疲れている方はホテルでおとなしくするのもいいでしょう。

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2日目:(午前)ダム市場&昼食

IMG_9081.jpgダム市場の様子

1日目の最初は市内散策も兼ねてダム市場へ行きましょう。ダム市場は市街中心にある大型の屋内市場。数百のお店が並んでいるので、一つ一つ見て回るというよりは、まずは一周してみて、気になったところに足を止める、といった観光がいいでしょう。ニャチャンにはホーチミンにあるようなお洒落なお土産店はそれほどあるわけではありません。ただダム市場で売っているものは、安かろう悪かろうなので、他人へ贈るお土産には不向き。自分用、家族用がいいでしょう。

IMG_8880.jpg海鮮はやっぱり押さえておきたい

お昼はシーフードはいかがでしょうか。ホーチミンで食べると案外高くついてしまうので、シーフードを食べたい方は海の町であるニャチャンで押さえておくといいでしょう。また、観光エリア&ビーチ傍のチャンクアンカイ(Tran Quang Khai)通り、グエンティエントアット(nguyen thien thuat)通りといった通りを歩いてレストランを探すのもおすすめです。多国籍料理をたくさん食べることができます。

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(午後)ニャチャンビーチで海水浴

IMG_9298.jpgニャチャンビーチ

2日目の最初はニャチャンビーチ。美しいビーチで思う存分海水浴を楽しみましょう。ニャチャンビーチはほぼ欧米人で埋め尽くされています。ベトナムのビーチリゾートは、アジア人にとってはダナンが人気で、欧米人にとってはニャチャンの方が人気のようです。

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3日目:市内観光

IMG_7544.jpg美しい建築技術のポーナガル遺跡

3日目は市内観光を楽しみましょう。ニャチャンの市内観光の見どころとしては、ヒンズー教のポーナガル遺跡や景勝地のホンチョン岬、離島ツアーに参加するのもいいでしょう。もちろんビーチを引き続き楽しみたい場合は、ニャチャンビーチもおすすめですが、せっかくリゾート地に来たのだから、市内散策も少しはしてみてください。特にポーナガル遺跡のようなヒンズー教遺跡はホーチミンにはないので、インスタ映え写真狙いでもいいので訪れてみてください。

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4日目:(午前)ニャチャンからホーチミンへ

IMG_0668.jpgニャチャン空港の様子。国内線と国際線も同一ターミナル

ニャチャンの観光はここまで。4日目はニャチャンからホーチミンへ向かうため一路空港へ。ビギナー旅行者は日本にいるうちから航空券を手配しておくのもいいですが、ニャチャンーホーチミン間の航空券はそれほど混み合うことはないので、ニャチャン滞在中に手配するのもいいでしょう。

(午後)ドンコイエリアを散策

IMG_3033.jpgホーチミンのドンコイエリア

ホーチミン観光の見どころは「グルメ」、「スパ」、「買い物」が3つの柱。市街には海や世界遺産はないため、市内観光を充実させるのが観光の満足度を上げるポイントとなります。ドンコイエリアには多数のベトナム料理店、スパマッサージ店、お土産雑貨店があるため、女子旅行者であれば、半日いても飽きることはありません。

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博物館巡りも見逃せない!

IMG_1117.jpg美術博物館の様子

ホーチミンには自然景勝地がない代わりに、博物館や美術館といった観光名所が人気があります。旅行者におすすめできる名所としては、「統一会堂」、「聖母マリア教会」、「中央郵便局」、「戦争証跡博物館」、「美術博物館」といったところ。これらはすべて市内中心部にあるため、半日程度で回ることができるのが魅力ですね。

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5日目:メコンツアーに参加

62.jpgホーチミン旅行の鉄板ツアー

最後のベトナム旅行は是非ツアーに参加して有意義な時間をおくってみてください。旅行ガイドブックや観光サイトなどを見てみると、大々的に紹介されているメコンのジャングルツアー。名実ともにホーチミン旅行におけるハイライトとなる一番人気のツアーです。基本は朝から夕方までの1日丸ごとツアーですが、最近は効率よく回る半日ツアーも催行されるようになりました。日本の都会にいては感じることができない、圧倒的な大自然を目の当たりにしてみませんか。非現実的な時間に癒されることができますよ。

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5日夜or6日目:帰国

IMG_9705.jpg名物バイク天国。最後の最後までベトナムを満喫して

旅行会社でツアーを手配すると、その多くは5日の夜から深夜にかけて帰国便に乗り、機内泊をして6日目朝に日本着、という旅程が一般的。個人旅行ならば5日目もフルでベトナムを楽しむことができますね。今回はニャチャンとホーチミンを半分に割って旅程を作成しましたが、「ホーチミンは一度来たことがある」という人は、ニャチャンの滞在日数を増やすのももちろんありです。是非次の海外旅行を計画する際に参考にしてみてください。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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