海外旅行では、その国を象徴したり、その地域に特産品などをお土産に買ってかえりたいもの。ホーチミンはキュートな雑貨が豊富で、女子旅行者の間で人気に火が付いたエリアですが、近年は本当に多く種類があり、迷ってしまいますね。そこで、今回は2018~2019年度版、ホーチミン旅行で買いたいお土産を10種ご紹介します。
目次
① 生はちみつ
ベトナム人の間では日常から普通に食べられている「生はちみつ」。日本のスーパーで売っている蜂蜜は加熱処理されているうえ、砂糖や香りが後付けされているのが普通。また、蜂蜜ではなくメープルシロップを使っている人も多いですね。生はちみつは純粋にミツバチが運んだ蜂蜜と水だけがボトルに詰まったもの。偽物も多いので購入時はご注意ください。人気どころは「ユーゴック」、「レ・フルーツ」といったブランド。どちらもホーチミンで買えるお菓子ブランドです。
② ドライフルーツ
ベトナムでは最近はあまり食べなくなりましたが、それでも旧正月のおつまみの定番でもあります。市場で売っているものは試食ができるので風味を確認できます。ただしっかりと包装されていて、お土産として買いたいならば、スーパーなどで買うのがおすすめ。ジャックフルーツやドラゴンフルーツなど南国果実のドライフルーツが変わっていておすすめです。
③ カシュー&マカダミアナッツ
ベトナムの特産でもあるナッツ。古くから親しまれているのはカシューナッツですが、近年は政府と自治体が山岳高原地帯でマカダミアナッツの栽培を推進していて、最近はホーチミンのスーパーや市場でも見かけるようになりました。カシューナッツもマカダミアナッツも値段はちょっと高めですが、年上の男性女性への贈り物として重宝し、職場の上司へのお土産にもぴったりです。
④ お酒
ウォッカとワインはベトナムでも各地で作られていて、その土地でしか出回っていない地酒などもあります。日本人の間でしられているネップモイはもち米の焼酎。アルコール度数が40度と高いうえ、最近はもっと高品質のウォッカが人気のため流通していません。南国らしさを求めるなら、ココナッツやカカオを原料にしたリキュールがおすすめ。ワインはダラット産が一番人気で、安いものだと500円以内で買うことができます。
⑤ カップ麺
袋麺は安くていいですが、味は正直いまいち。また、大抵はスーツケースの中で粉々に砕けてしまいます。自分用ならともかく、家族や友人用ならばおすすめしたいのがカップ麺の方。最近はフォーやフーティウ、ブンダーといった名物の米粉麺もカップ麺となっています。なによりスーパーやコンビニなど、どこでも買えるのがポイント高いです。
⑥ 水牛の角素材
ベトナムでは昔から農家で水牛を飼うのが習慣でした。置物やモニュメントでは、小さな子供が水牛の背に乗っているものがありますが、このように、ベトナム人にとって水牛は特別な存在となります。その水牛の角を素材にした調度品はベトナムらしいお土産として重宝します。箸、スプーン、トング、レンゲ、お皿など、現在ではさまざまな種類が売っています。マーブル模様の美しいデザインを購入していってください。
⑦ バッチャン焼き
1000年以上の歴史を持つバッチャン焼き。ハノイ市街から車で40分ほど離れたところにあるバッチャン村で作られた伝統陶器。現在ではどこのお土産店で買えるようになっています。バッチャン焼きのデザインはそれほど多くなく、金魚やトンボ、蓮に菊など、いずれも幸運を意味するもの。手に持ったときの独特の質感を確認してみてください。市場で売っている安物は偽物の可能性が高いので注意。
⑧ グリーンセラミック
日本の食器類ではあまり見かけませんが、鮮やかなエメラルドグリーン一色で成形されたグリーンセラミックは貴重かつ物言わぬデザイン性があります。ベトナムでも陶器や食器の専門ショップ、及びお土産店で買うことができますが、バッチャン焼きと並ぶ高価なものです。
⑨ 少数民族衣装及び生地を使った服飾品
少数民族の衣装生地を使ったバッグやリュック、ポーチに財布、名刺ケースなどはお土産店の定番として並んでいます。市場で売っている安物は偽物の可能性大なので、きちんとしたお店で買ってください。また、近年は生地素材だけではなく、民族衣装そのものを売っているお店もホーチミン市内で見かけるようになりました。値段は5000円前後とちょっとしますが、コスプレとして着用するのもいいですし、飾っておくだけでアジアンテイストな部屋に様変わりします。
⑩ シルバー&ゴールドアクセサリー
最後はこちら。シルバーアクセサリーは雑貨店や市場でも気軽に買うことができ、ものによっては数百円で買うこともできます。女子向けのお土産におすすめできます。一方、ゴールドショップではゴールドアクセサリーを買うこともできます。ベンタイン市場周辺にその手のお店が多々あります。ちなみに金は1kg以上、もしくは20万円以上の場合は申告しなければ密輸になってしまいますので注意を。
2019年のホーチミン旅行では品質のいいものをお土産に
「安かろう悪かろう」がまかり通っているベトナムですが、近年は旅行者向けを中心に質のいいものがお土産に選ばれている傾向にあります。多少値段は高くなりますが、その分贈る相手に喜ばれることでしょう。是非ベトナムらしいお土産を購入していってください。