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ベトナム旅行のお土産にコーヒーはいかが?おすすめの種類

ベトナム旅行では、ベトナム現地の特産品をお土産に買っていきたいものです。ベトナムの特産品は全国各地に多数ありますが、日本人が訪れる主要観光都市のいずれでも購入可能なお土産といえば、1つに「コーヒー豆」が挙げられます。

ここではベトナム旅行者に最適なコーヒー豆の種類や選び方、注意点をご紹介します。

ベトナムのコーヒー豆生産高は世界2位

IMG_1890.jpgベトナムコーヒーはいかが?

あまり知られていませんが、実はベトナムのコーヒー豆生産高は、ブラジルに次ぐ世界第2位となります。ベトナムでは古くからロブスタ種が盛んでしたが、最近はアラビカ種や高級ジャコウネココーヒー豆といった品種の栽培も進み、全国のお土産店で購入できるようになりました。

IMG_5487.jpgベトナムと言えばこの特製フィルター

ベトナムコーヒーといえば、ベトナム旅行ガイドブックなどでもよく紹介されているこちらのフィルターをコップに載せてコーヒー液を抽出するのが定番です。フィルターはスチールが一般的ですが、お土産店やコーヒー専門店に行けば、陶器製などお店のこだわりのフィルターを買うことができます。

ちなみにベトナムフィルターで飲むコーヒー豆はロブスタ種が定番で、コンデンスミルクと混ぜて渋みをなくすのがポイントです。ただし、最近はコーヒー豆の品質が向上しているため、ブラックで飲む人も増えてきました。

旅行者は特に注意が必要!市場で買うコーヒー豆がおすすめしない理由

IMG_20230921_131517903.jpgベトナムの市場では必ずコーヒー豆が売っている

ベトナム旅行では市場も観光名所の1つとして人気です。ハノイのドンスアン市場、ダナンのハン市場、ホーチミンのベンタイン市場はどのガイドブックにも掲載されている観光スポットですね。市場にはたくさんのコーヒー豆が袋詰めで売っており、それを買って行く旅行者もよく見かけます。

しかし、高温多湿の市場で365日野ざらしで放置されているコーヒー豆は、どれも品質が劣化しています。香りをかがせてもらい、「すごいいい匂いだから品質いいのかな」と誤解される人も多いですが、実際は黒くテカり、香り高いものは、コーヒー豆の炭素が抜けているためむしろ品質が低い証拠でもあります。最近は質の高いコーヒー豆を旅行者向けに販売するお店も増えてきたので、お土産として買いたい場合は市場を避けるのが無難な選択と言えそうです。

高級品種「ジャコウネココーヒー」を買えるお店は限られている

z4870016442183_deb780555745ea1b0b58665207404c53.jpgコーヒー専門店「Anne's Maison」にて

高級品種「ジャコウネココーヒー」はインドネシアのバリ島旅行土産として日本人旅行者の間でも高い人気を誇ります。近年はベトナムでも生産されており、ベトナム産コーヒー豆の中でも人気且つ最高品質のお土産として認識されつつあります。

しかし、スーパーやコンビニ、ありふれた雑貨店などで買えるジャコウネココーヒーは、ほとんどがブレンド豆で、実際ジャコウネココーヒーの含有率は非常に低いと言われているほか、質の悪い大量生産品が多く出回っているのが現状です。

そのため、ジャコウネココーヒーをお土産に買って帰りたい旅行者は、信頼のおけるお土産店で買うようにしましょう。

ハノイで本物のジャコウネココーヒーを買うならココ「Anne's Maison」

z5174199992959_f6bb23099435cb4991cbaeb9a2fb6b3d.jpgⒸAnne's Maison

ジャコウネココーヒーは主に北部ハノイで買いやすく、幾つか信頼できる本物のジャコウネココーヒーを販売するお店があります。その中でも日本人旅行者に人気のお店が「Anne's Maison(アンズメイソン)」です。パンデミック以前はハノイ大教会傍にて「Coffee&Gift Shop」というお土産店としてガイドブックや観光情報サイトでよく紹介されていました。

現在はハノイ旧市街に移転していますが、変わらず高品質のコーヒー豆を中心にベトナム特産品を旅行者向けに販売しています。ジャコウネココーヒー豆をはじめ、質の高いロブスタ、アラビカ、ミックス、バター珈琲豆なども販売しています。

店名:Anne's Maison
住所:119 Hang Buom St. Dist.Hoan Kiem. Ha Noi
営業時間:9:00 ~ 22:00
公式HP:http://annesmaison.com/

旅行者に人気のインスタントコーヒーはおすすめできるか否か

IMG_3103.jpg旅行者に人気「G7」インスタントコーヒー

日本人旅行者の間で古くから知られているベトナムコーヒーブランド「G7」のインスタントコーヒー。最近は日本国内でもAmazonなどネット通販で簡単に購入できるようになりました。コーヒー、砂糖、ミルクの3in1やコラーゲンを含む4in1などもあり、お土産店で箱買いしていく旅行者も散見されます。

こちらももちろんおすすめなのですが、最近はこだわりを持ったベトナム産ブランドコーヒー豆が増えているので、できれば焙煎されたコーヒー豆も併せて買っていってほしいところです。

まとめ:ベトナムのコーヒー豆をお土産に!自分・家族・会社の同僚にピッタリ

今回はベトナムのコーヒー豆をお土産に選ぶポイントや注意点を紹介しました。コーヒー土産は自分や家族だけでなく、会社の同僚や上司、取引先へのお土産にも適しています。ただし、ベトナムでは安かろう悪かろうがまかり通っているので、大切な人へ買うお土産は、ある程度予算を取るようにしてください。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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