ベトナムのハノイ旅行者の多くはハロン湾やニンビン省といった世界遺産を目的としていますが、1日くらいは市内観光のために時間をとってほしいところです。
ハノイの市内観光の見どころは幾つかありますが、その1つに挙げられるハノイ大教会周辺エリアはとりわけ日本人旅行者に人気があります。
そこで、今回はコロナ後の現状を踏まえ、2023年最新のハノイ大教会周辺情報と歩き方をご紹介します。
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コロナ以前のハノイ大教会周辺は日本人にとっての「お土産ストリート」
コロナ以前のハノイ大教会周辺は日本人にとって最大の「お土産ストリート」でした。日本人旅行者を主なターゲットとしたお洒落な雑貨店が数多く建ち並び、また人気のベトナム料理店があるのもこの界隈でした。
ハノイ旅行でお土産を買えるエリアと言えば、旧市街と教会周辺くらいでしたが、旧市街のお土産はどちらかというとチープ雑貨や服飾の粗悪品が多く、会社の同僚上司や友人に買って帰るお土産としてはあまり適していませんでした。そのため、お土産を大量に購入して行く日本人旅行者にとって、ハノイ大教会周辺はまさにショッピング天国だったのです。
新型コロナ後のハノイ大教会周辺の様子
新型コロナ後の2023年3月の様子。以前建ち並んでいたお土産店はほとんどが現地人向けのアパレル店やカフェに代わってしまっています。ハノイ大教会周辺は、
- ニャートー通り(Nha Tho)
- リークオックスー通り(Ly Quoc Su)
- ニャ―チュン通り(Nha Chung)
- アウチウ通り(Au Trieu)
で構成されていますが、その中のメインストリートとなるのが教会を背に一本道が走るニャートー通りです。ミサの時間になると通り一帯に鐘の音が響く美しい道ですが、現在はお土産ショッピングには少し物足りない様子です。
日本人旅行者向けのお土産店もあり!「リークオックスー通り」を歩こう
一方で現時点で日本人におすすめなのは、教会前を南北に走るリークオックスー通りです。元々欧米人旅行者向けの安マッサージ店や現地人行きつけの食堂&カフェが並ぶ通りでしたが、いまでは日本人旅行者にもおすすめできるお土産店が幾つかあります。
その中で最も支持されているのが「Coffee&Giftshop」。店内は狭いフロア面積ですが、ベトナム産高品質のコーヒー豆をはじめ、お茶や蜂蜜などベトナムの特産品を販売するお土産です。日本人の間でも過去に注目された「ジャコウネコのコーヒー豆」も置いている貴重なお店でもあります。
また、外国人旅行者の中でも取り分け日本人の間で注目されている「YUGOC(ユーゴック)」ブランドのお土産も取り扱っています。非加熱生はちみつ・パームシュガー・マカダミアナッツ・ココナッツオイルと豊富なラインナップです。会社の同僚上司だけではなく、家族自分用に是非買って行ってください。
■Coffee&Giftshop
住所:54 P. Ly Quoc Su St. Hang Trong. Dist.Hoan Kiem. Ha Noi
ハノイ大教会周辺エリアにおける新しい楽しみ方
リークオックスー通りには古くからこの地で営業している個人商店が数多く並んでいます。こちらはベトナム伝統の乾物。日本人旅行者が好んで買って行くお土産の1つでもあります。ただし現地人を相手としたお店となるので、お土産らしいパッケージに包んでくれる訳ではないことに注意してください。自分や家族用に買っていくのがおすすめです。
またご覧のようなベトナムらしいオープンカフェも健在です。冷房つきのお洒落カフェの数は減ってしまいましたが、現地のベトナム人と肩を並べてベトナムコーヒー(カフェスアダー)を啜るような時間もまたハノイ旅行の醍醐味です。
お洒落なお店を探すなら「アウチウ通り」を歩こう
ハノイ大教会傍のアウチウ通りはトリップアドバイザーなどで人気のレストランやお洒落カフェが多く混在するエリアで、多くの路地で張り巡らされている路地街となります。安宿を探す欧米人バックパッカーにも人気のエリアで、レンタルバイク店やコインランドリー、ミドルクラスのホテルまで揃っています。
徒歩で数分北上するだけで旧市街に入るので、観光の拠点としても立地は抜群です。予算を節約したい人はアウチウ通り周辺で宿泊ホテルを探すのもおすすめできます。
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まとめ:ハノイ大教会周辺はコロナ後もおすすめ観光地!一度は歩いてみよう
今回はハノイ大教会周辺のコロナ前後の比較と2023年の歩き方を紹介しました。現在も変わらずに日本人旅行者におすすめできる観光地となりますので、特に初めてハノイに訪れる旅行者は滞在中一度は歩いてみてください。