ベトナムのハノイにおける市内観光最大の見どころの1つとなるのが「旧市街」です。旧市街は東西南北36の大通りからなる巨大観光エリアのため、事前に観光の要所を知っておくと効率良く歩くことができます。
また、旧市街は新型コロナの影響を強く受けたエリアでもあり、コロナ前後では旅行者の楽しみ方も多少変わっています。そこで、ここでは2023年最新の旧市街散策の楽しみ方をご紹介します。
ベトナムのハノイ旧市街を散策。コロナの影響とは
ハノイ旧市街は古き良き町並みを歩ける市内観光のハイライトの1つです。世界遺産ではありませんが、政府指定の歴史保護地区となり、中央地区を中心に旅行者向けのホテル・飲食店・スパ・雑貨店が数多く建ち並んでいます。
ただし、旧市街は新型コロナの影響を大きく受けたエリアでもあります。2023年はすでにコロナは落ち着いていますが、これまで旅行者の間で流行っていたレストランなどは軒並み閉店し、ベトナム現地人向けのお店に立ち替わっている印象を強く受けます。
そのため、以前と比較すると町歩きの範囲は狭くなったと言えるかもしれません。
ハノイ旧市街観光の要所はどこ?
ハノイ旧市街は36の組合(通り)からなるため、「36通り」とも呼ばれています。もちろんすべてを見て回るのは大変ですので、旅行者や要所だけを歩いてみるのが良いでしょう。
旧市街の観光の要所は中心部となる「マーマイ通り(Ma May)」、「ハンベー通り(Hang Be)」、「カウゴー通り(Cau Go)」、「ターヒエン通り(Ta Hien)」、「ディンリエット通り(Dinh liet)」、「ドンスアン市場」、「ハンガイ通り(Hang Gai)」となります。上記通りはいずれも観光のメインストリートとなるので、是非一度は歩いてみるといいでしょう。
旧市街の散策は日中よりも夕方以降がおすすめ
ハノイ旧市街の町中には冷房付のお洒落カフェやレストランは極端に少なく、お土産雑貨店もオープンスタイルとなるので、日中に行くと汗をかきながら雑貨を物色することになります。レストランもお店によっては蒸し暑さがあるので、なかなかゆっくりできないかもしれません。
そのため、観光散策はできれば陽が落ちてから開始するのがおすすめです。また、日中に旧市街のレストランを利用する場合は、旅行者向けの冷房付き高級店を選ぶのがおすすめです。高級といっても予算は日本のファミレス程度なので学生でも気軽に足を運ぶことができます。ただし、念のため予約はしておくのがベター。
日中の旧市街観光は「高級スパ」でリラクゼーション
日中に旧市街観光を計画するなら、上述した大通りをひとしきり歩いたあとは同エリア内に建つ「高級スパ」を楽しんでいってください。ベトナム旅行者の中にはスパを目的にハノイ旅行を計画している人も多くいます。日本ではちょっと考えられない安い料金で高級パッケージを個室で受けられるのがベトナムの魅力です。
ハノイで日本人向けの高級スパを探す場合は、ここ旧市街と北部タイ湖、ホアンキエム湖周辺の高級ホテル直営スパが挙げられますが、往々にしてコスパが良いのは旧市街のスパです。お風呂やサウナ付きの個室を手配してカップル夫婦でスクラブやラッピングマッサージを満喫して行ってください。
ドンスアン市場は全旅行者におすすめの観光スポット
観光スポットとして大きな存在感があるのは旧市街北部に建つドンスアン市場です。旅行者が訪れる観光地であるものの、現地のベトナム人にとっては巨大卸売り市場となります。市場内には数百の問屋がひしめき合い、お店を経営しているベトナム人の仕入れの場所としてコロナ前後変わらず賑わっています。
また、最近はアパレル関係の外国人バイヤーの姿も多く見かけるようになりました。
旅行者にとってはお土産として買いたくなるものはあまりないかもしれませんが、ハノイ最大規模の屋内市場となるので雰囲気だけでも楽しんで行ってください。
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まとめ:ハノイ旧市街観光をより楽しむコツ
ハノイ旧市街は2023年になると多くの外国人旅行者が戻ってきましたが、一部エリアではコロナの影響でお店が外国人向けから現地人向けに代わってしまっています。そのため、もしかするとコロナ以前よりも観光に費やす時間は少なくなっているかもしれません。
ただし、高級スパやドンスアン市場見学などはハノイ旅行におけるハイライトにもなりますので、日本にいるうちからしっかりとスケジュールを組んで、利用したいレストランやスパは前もって予約して出かけるのがおすすめです。
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