ベトナム最新情報ブログ(現地在住ライターによるベトナムの記事)

2022年最新!ベトナムの魅力を紹介。現地観光情報も

2022年に入ると徐々にではありますが海外旅行も解禁された雰囲気が出てきました。すでにアジアや欧米旅行に出かけた、と言う人も多いでしょう。そこで、今回はコロナ後に行く東南アジアにおける、ベトナム旅行の魅力をまとめてご紹介します。近年ベトナムは日本に向けた観光誘致を積極的に行っており、友人家族だけではなく会社の社員旅行にもおすすめできます。

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2022年以降より快適に。変わる交通インフラ

IMG_4097.jpgハノイではシティバスも通常化しつつある

ベトナムではかねてより交通インフラに問題を抱えていました。長距離鉄道しかないベトナムでは、現地語ができない外国人旅行者は自力で遠出ができなかったり、市内の移動もタクシーに限られていたため、タクシードライバーによるぼったくりも横行していました。

しかし、コロナの渦中にも交通インフラは着実に整備され、現在では下記のような交通システムが確立されつつあります。

■コロナ前の市内の移動手段

・四輪タクシー
・バイクタクシー
■コロナ後の市内の移動手段

・四輪タクシー
・配車アプリ(四輪とバイク)
・電車(ハノイは既に開通。ホーチミンは2023年予定)
・電気自動車タクシー
・シティバス(2階がルーフトップとなっているタイプ)

特に電車の開通は非常に魅力的で、これまで四輪タクシーで500円くらいかかっていた観光スポットが50~100円程度で行くことができるようになりました。

世界で人気のベトナム名物を堪能する

IMG_8512.jpgホイアンで食べられる名物料理

近年は世界を代表する有名雑誌で、度々ベトナム料理が紹介されるようになりました。カナダ系旅行雑誌「The Travel」の公開した「世界の料理Top10~2022年」ではアジア勢ではインドとベトナムのみ選出。シーフードや各地の郷土料理、米粉を使った麺料理など種類が多彩なほか、屋台料理や大衆料理なども味わい深く美味、と表現されています。

ベトナム料理は日本人の舌にも合いますし、何よりも他のアジア料理と違って「酸っぱくない・辛くない・甘くない」が特徴です。薬味で辛くすることはできるものの、基本的にベトナム料理は素材を活かした素朴な味わいのものが多く、和食に通じるものがあります。各地域ごとに名物も異なりますので、是非滞在中は1つでも多くのベトナム料理を楽しんでいってください。

>>ベトナム旅行者はこれを食べて!大衆グルメ10選

観光地の市内中心に海が広がるベトナムの魅力

IMG_7959.jpgダナン市内に広がるミーケービーチ

ベトナムのビーチリゾートといえば、中部ダナン・中南部ニャチャン・南部フーコック島の3つの観光地が有名ですが、いずれも市内中心部の都心に海が広がっているため、空港や町からの移動がほとんどありません。実はこれはダナンが有名になった理由の1つでもあります。ダナンの町探索、海水浴、世界遺産ホイアン&ミーソン遺跡見学を同時にできるのは、ベトナムリゾート地の大きな魅力と言えるでしょう。

SNS映え間違いなしの美しい絶景ビューを鑑賞しよう!

IMG_7287.jpg中部ハイヴァン峠にて

ベトナムは自然景勝地が多く残されていて、それらを巡る旅も近年は注目されています。例えば北部であれば言わずと知れたハロン湾やニンビン省。昨今は山岳地帯サパの棚田なども旅行者に人気があります。

中部地方ではハイヴァン峠(写真上)から見る絶景や、ホイアン旧市街とかつて朱印船が往来したトゥボン川の風景。南部は大自然メコンデルタや岸辺に止まる夜のホタル観賞など。

ホーチミンやハノイと言えば都市観光をイメージしがちですが、旅行計画次第では自然散策を中心に楽しむことができることは覚えておいてください。

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予算1万円以下で高級スパを満喫!ベトナム旅行

IMG_8086.jpg全国の観光地でスパを満喫できる

ベトナムに限らずスパと言えば東南アジア旅行の代名詞的観光スポットですね。ベトナムでも古くからスパは人気があり、どの観光地においても旅行者向けのスパがたくさん営業しています。高級スパといっても1万円前後予算をとれば、2~3時間の贅沢パッケージコースを堪能することもできます。

取り分けホーチミンとダナンにスパは多く、一軒家やヴィラ、ホテル直営店など形態もさまざまです。旅行会社を通じて事前予約すれば割引などの特典も受けられるので、是非利用してみてください。

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ベトナムの魅力は「子連れ家族も満足!」年々エンタメが増えている!

IMG_1225.jpgフーコック島にオープンしたベトナム初のサファリパーク

一昔前のベトナムは観光資源の開発が遅れており、家族連れで旅行に行くと「子供が楽しめる観光スポットがない」と残念がる旅行者も多くいました。しかし、昨今は主要観光地において急速に観光開発が進み、子供も楽しめるエンタメ施設が続々とオープンしました。

特にフーコック島はベトナム最初のサファリパークが開園し、2022年現時点ではさらに拡張工事がすすみ、遊園地やゴルフ場が隣接する巨大アミューズメントテーマパークへと発展しました。
その他にも中部ダナンでは山頂に築かれたテーマパーク「バナヒルズ」や、中南部ニャチャンの巨大遊園地「ヴィンパールランド」、ホーチミンの仏教テーマパーク&ウォーターパークの「スイティエン公園」など、見どころは年々増えています。

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次の海外旅行はベトナムで決まり!いまから旅の計画を

ベトナムのハノイ・ダナン・ホーチミンの3都市は、日本の各地から直行便が就航しています。ベトナムは世界でもいち早く旅行市場が戻った国として評価されており、既に全国の観光地はコロナ前と同様の楽しみ方が可能となっています。ツアーに参加したりスパに癒されたり、グルメを満喫したり......。旅行者1人ひとりにあった旅プランを計画してみてください。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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