日本人にはあまり認知度のないニャチャンですが、2022年度以降のベトナム旅行で最もおすすめの観光地の1つでもあります。そこで、ここでは現地の最新情報を踏まえて、ビーチリゾートのニャチャンの楽しみ方をご紹介します。
日本人にとっての穴場の観光地ニャチャンとは
日本人にとって、ベトナムのビーチリゾート地と言えば「ダナン」が最も有名です。コロナ前までは年間10万人以上の日本人旅行者が訪れる人気の観光地でした。
しかし、欧米人にとっては、今も昔もベトナムのビーチリゾート地と言えば、ダナンではなく今回紹介するニャチャンとなります。
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ホーチミンから国内線で1時間。2都市周遊旅行が一般的
2022年時点でニャチャンと日本を結ぶ直行便はなく、ホーチミンから国内線に乗り換えて向かうことになります。そのため、日本の旅行会社では、ホーチミンとニャチャンの2都市周遊旅行を扱うところも多く、ビーチリゾートと都市観光の両方を楽しめるとあって、今後も日本人旅行者の間で需要は高まりそうです。
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ニャチャンとダナンの違いとは?
ニャチャンとダナンはともに外国人旅行者に人気のビーチリゾート地ですが、ニャチャンはホーチミンと同じ熱帯サバナ気候に属し、ダナンは熱帯モンスーン気候となり、それぞれ旅行のベストシーズンが異なります。
また、ダナンは12月から2月頃までは断続的に雨降りの日が続いて気温も低くなる一方、ニャチャンは年間を通じて蒸し暑い天気となり、名実ともに南国バカンスを満喫することができます。
コロナ後のニャチャンの現地観光情報
ニャチャンは欧米人に高い支持を誇る観光地だったため、コロナ禍の期間中はホテルは休業状態が続き、レストランやスパも一時閉店する店が相次いでいました。
しかし、コロナが落ち着き国内旅行需要が戻ってきた2022年5月以降は、4つ星5つ星ホテルを中心に続々と営業再開し、市街地の商業施設やツアーデスクも活気を取り戻すに至りました。
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2022年以降のニャチャン旅行のおすすめの楽しみ方と注意点
確かにニャチャンの観光産業は回復基調にありますが、完全にコロナ前と同じ観光が楽しめるというわけではありません。2022年はまだまだニャチャンに訪れる外国人旅行者も少ないので、観光サイトに紹介されていたお店が閉まっているなど、何かと不便もあるでしょう。
そこで、2022年から2023年にニャチャンを目指す旅行者は、ここで紹介する現地の楽しみ方を参考にしてみてください。
ニャチャンビーチで海水浴を楽しむならホテルエリアはココがおすすめ!
「ニャチャンに来たらやっぱり海水浴を楽しみたい!」という旅行者は、ホテルエリアにこだわってみてください。コロナ前までは海沿いであればどこまでも南北にお店が並んでいて、町散策にも困りませんでしたが、2022年はそこまで商業施設が回復していないので、町のど真ん中でホテルを選ぶのがおすすめです。
海水浴目的の場合は、海沿いを南北に走るチャンフー(Trang Phu)通りとレタントン(Le Thanh Ton)通りのT字路が観光の中心地となるので、この中心界隈でホテルを選ぶといいでしょう。
2022年のニャチャン旅行。1泊はリゾートホテルに宿泊してみて
コロナ期間中はまだプレオープンだったニャチャン市街のリゾートホテルも、2022年以降は本格的に営業をはじめています。
・アミアナホテル
・モーベンピックホテル
・エスカレード エクスペリエンス リゾート
・ミアリゾート
などはニャチャンを代表するリゾートホテルです。これまでニャチャンはビル型のホテルしかありませんでしたが、近年は日本人旅行者が非現実的な時間を満喫できるリゾートホテルが増えてきました。
宿泊料金は1泊1万~2万円とリーズナブル。ただし外国人旅行者が増えてきたら、料金も2~3倍に高騰してしまいますので、2022年がチャンスです。
現地オプショナルツアーを活用する
ニャチャンでは古くからマリンスポーツが盛んのため、日本ではあまり経験できないパラセーリングやジェットスキー、ジェットブレード、海中散歩などをツアーで楽しむことができます。
現地のツアーデスクからも申し込みできますし、日系旅行会社がオプショナルツアーで取り扱っているケースもあります。
注意点としては、当日の参加者がいないとツアー代金が割高になることがあるので、具体的な料金は申込みする前に問い合わせをしておきましょう。
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ニャチャンは日本人が憧れる南国パラダイス!
今回は2022年以降にベトナムへ訪れる旅行者に向けて、ニャチャン観光の楽しみ方をご紹介しました。「コロナ疲れを忘れて南国ビーチを満喫したい」とアジアのビーチエリアを探している方は、是非ニャチャンを目指してみてください。
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