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コロナ後最初の旅行はベトナムリゾート地へ!おすすめエリアと魅力を紹介

2022年に入ると徐々に新型コロナとの共存の道が見えてきました。8月時点ではすでに東南アジアの多くの国で観光の規制を撤廃しています。そこで、コロナ後最初のアジア旅行を検討している方は、ベトナムのリゾート地に足を運んでみてはいかがでしょうか。

ここでは2022年におすすめするベトナムリゾート地をご紹介します。

日本人旅行者に人気のベトナム観光地とは

IMG_2479.jpgこんな非現実的な日常を求めている人はベトナムへ

ベトナムが日本人旅行者の間で注目されたのは90年代後半ですが、それ以来、北部ハノイと南部ホーチミンの2都市がベトナム観光地の人気1位2位を固持し続けています。そして、2010年代に入ると中部ダナン&ホイアンが脚光を浴び、ハノイ、ホーチミン、ダナンは「ベトナムの3大観光地」と呼ばれるようになりました。

ベトナムには日本人の知らないリゾート地がたくさんある!

IMG_2487.jpgベトナムのリゾート地は楽しみ方も多様

日本人の間では、「ベトナムのリゾート地」と聞いてイメージするのは、おそらくダナンくらいではないでしょうか。しかし、近年は各地でリゾート開発が進み、観光資源・インフラ面共に日本人旅行者が満足できる観光地が増えてきました。

2度目のベトナム旅行者はもちろん、コロナ後に開放的な気分を満喫したい方も、今回ご紹介するリゾート地をコロナ後最初の旅先にしてみてはいかがでしょうか。

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コロナ後最初の旅行にベトナムのリゾート地をおすすめする理由

IMG_2463.jpg素朴な海。ベトナムの海はあまり人でわんさかしていないのが特徴

ベトナムのハノイやホーチミンはもちろん、タイのバンコク、マレーシアのクアラルンプール等、東南アジアを代表する都市はいずれも日本の高度成長期のような急速な発展を迎え、日本の都市部に暮らす人ですら驚くような都市化に成功しました。

コロナ後に数年振りのアジア旅行を計画している方の多くは、「コロナ疲れを忘れさせてくれる南国バカンス」を旅先に求めているのではないでしょうか。大自然の恵みを目の当たりにして、日本に住んでいると想像できないような体験に心打たれる。そんなリゾートな旅を求めている方は、まだまだ素朴な風情漂うベトナムのリゾート地に足を運んでみてください。
絶対に後悔しない旅路となるはずです。

日本人にも徐々に身近なリゾート地に「フーコック島」

IMG_0897.jpgフーコック島の中心市街地の風景

フーコック島が外国人の間で認知度が上がってきたのはごく最近のことです。ホーチミンから国内線で僅か1時間で行くことができるベトナム最大の離島で、行政区画はメコンデルタとなります。フーコック島はこれまで新型コロナ感染者が最も少ない観光地の1つとして、中南部ニャチャンと並ぶベトナムで最初に外国人観光客の入国を受け入れた場所でもあります。

フーコック島の魅力は「非現実的なリゾートアイランド」を満喫できる

東南アジアには数多くのリゾートアイランドがありますが、フーコック島はまだそれほど外国人旅行者に認知されていないため、中心市街地を見ても観光客でごった返していることはありません。観光の中心に位置するユーンドーン市では毎夜ナイトマーケットが開催され、おいしいシーフードを頬張ることができます。さらに北上してオンランビーチエリアに行くと、小洒落たロッジが海側に建ち並び、宿泊者は静かなプライベートビーチを楽しむことができます。

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避暑地高原リゾートを選ぶなら「ダラット」がおすすめ!

IMG_2054.jpgダラット中央に広がるスアンフーン湖と人気のカフェ

ホーチミンからバスで6時間で行くことができるダラットは、標高1500mの高原地帯です。平均気温は20度前後と心地よく、湖の広がる静かな観光地となります。
ベトナムでは2022年5月頃から本格的に国内旅行回帰がはじまりましたが、ダラットはとりわけ人気の様子。どこも大変多くの可能客で賑わっています。

8月時点ではコロナによる規制もすべて撤廃され、現地を歩く際はマスクはするものの、日本のような無言の圧力は皆無です。

素朴な観光を楽しめるのがダラットの魅力

ダラットは町歩きと郊外観光を楽しむことができます。町歩きでは、中心市街地に建つダラット市場を散策したり、スアンフーン湖周辺に散らばるカトリック教会やお洒落カフェ巡りなどがおすすめの歩き方。

郊外観光ではイチゴ狩りや茶畑の見学、動物と触れ合えるファームなどに立ち寄ることができます。年々楽しみ方も変わってきているので、ダラットを目指す人は最新の現地情報を収集するようにするといいでしょう。

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ホーチミンと2都市周遊ができる「ムイネー」

IMG_2269.jpg海沿いのホテルに宿泊するのがおすすめ

ホーチミンから海沿いを走ること5~6時間で到着する「ムイネー」は、ホーチミンに暮らすベトナム人や外国人の間では「ベトナムで最もおすすめしたいビーチリゾート地」として人気があります。観光地としての規模はそれほど大きくはなく、大抵の旅行者はメインストリートであるグエンディンチウ通り沿いに集まることになります。

ムイネーは欧米人に人気の観光地であったため、コロナの渦中は閑散としていましたが、現在は徐々に回復しています。

大自然と南国ホテルライフを両方楽しめる

ムイネーの観光スポットは遺跡や砂丘、渓流、ビーチとなります。いずれも自然を相手にした観光地となるため、コロナの影響が受けないのが魅力です。仮に商業施設の閉店が目立つ場合は、観光スポットと宿泊ホテルを往復するだけでも十分満喫することができます。

ホテルは海に面するリゾートホテルが絶対におすすめ。多くの日本人旅行者が憧れている南国リゾートライフを体験することができます。

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ベトナムリゾート地を観光する前に十分な情報収集を

今回ご紹介したベトナムリゾート地を次の旅先として選ぶことを考えている旅行者は、日本を発つ前に十分な現地情報を集めてください。ベトナムのリゾート地は、まだまだ日本人にとってはマイナーなため、現地の観光情報を発信している日本語サイトは少ないのが現状です。旅ブログなどを確認しても、コロナ前後では現地事情は大きく変わるため注意が必要です。

ベトナム王では日本人旅行者にとって王道の観光地から穴場まで、現地のリアルな情報をお届けしています。是非参考にしてみてください。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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