ベトナムの首都ハノイには1500社以上の日系企業があると言われています。年々日本人出張者も多くなってきていますが、これからハノイへ出張へ行く方は、仕事を終えた最終日に帰国までのしばしの時間を観光に充てたいですよね。しかし、時間は多くても半日程度。郊外は行けないし、博物館はあまり興味がないし......。そこで、今回は出張者のための最終日に半日で行ける観光スポットをご紹介します。
旧市街の散策はあまりおすすめできない
旧市街はハノイ市内の最大の観光地でもありますが、お店はいずれも冷房が効いていないので、午後の散策には不向きとなります。汗を流しながら蒸し暑いお土産店やカフェに入り浸りしたくはありませんよね。もし旧市街を散策するのであれば、レイトチェックアウトのオプションを付けて、シャワーを浴びにホテルに戻れるようにするといいでしょう。
旧市街観光ならスパがおすすめ!
もし「雰囲気だけでも」と旧市街の観光を考えているならば、スパを体験してみるのはいかがでしょうか。スパといえば女性の嗜みと思うかもしれませんが、ベトナムでは男性一人での来店も非常に多いです。コースに申し込めば2~3時間は潰すことができますし、無料でシャワーを浴びることもできるでしょう。ボディオイルでべたべたの状態で飛行機に乗りたくはありませんよね。マッサージ後のシャワーは帰国日では必須です。
ハノイ大教会周辺でお土産探し
日本に帰ったら職場の人や家族にお土産を渡したい、というのであれば、最終日はお土産探しに時間を割くのもおすすめです。お土産店はハノイ旧市街から西方のハノイ大教会周辺まで広がっていますが、先に説明したように旧市街は冷房がないためゆっくりと物色することができません。教会周辺は日本人旅行者向けのお洒落なお土産店が複数あり、きちんとお土産用にパッケージ化されたお菓子系や雑貨系を買うことができます。
ちょっと遠出するならバッチャン村へ
半日ではハロン湾やニンビン省といった遠方の景勝地へ行く時間はありませんね。しかし、最後の異国情緒を満喫するために少し遠出もしたいものですよね。そこでおすすめしたいのは「バッチャン村」です。バッチャン焼きを作る小さな村で、現在は観光地化されています。ハノイ市街からタクシーで40分ほどで行くことができますし、市街地とはまた異なるローカルな町並みを歩くことができます。
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レイトチェックアウトで帰国便ぎりぎりまでホテルライフを
ベトナムのホテルはどこも12時がチェックアウト時間となりますが、レイトチェックアウトを利用すれば夕方まで部屋を利用することが可能です。ホテル内のプールやプールサイドレストラン、カフェ、マッサージ、フィットネスなど、最後の最後まで贅沢なひとときを楽しんでください。5つ星ホテルで優雅に過ごす時間は日本ではなかなか体験できませんよね。
市内観光巡りをしたいならばツアーに参加しよう
市内観光巡りを考えている方は、個人行動よりもツアーに参加する方が効率的に回れるので、より多くの名所を見学することができます。ハノイの市内観光はホーチミン廟、一柱寺、文廟、ホエンキアム湖、旧市街散策など回るツアーが一般的です。人気のオプショナルツアーなので毎日催行していますが、団体行動が嫌だ、というのであれば、専用車でいくプライベートツアーもありますので、そちらに参加するのがいいでしょう。
なるべくハノイ市内中心で観光を楽しむように
ハノイのノイバイ空港周辺には立ち寄れる観光地はありませんので、基本はハノイ市街地で飛行機の時間まで過ごすことになります。ハノイのホアンキエム湖より車で西方へ行くと、途端に車の交通量が多く、渋滞にはまるとなかなか抜け出せません。最悪飛行機に乗り遅れることも考えられるので、できるだけホアンキエム湖中心、もしくは宿泊ホテル周辺で過ごすようにするといいでしょう。