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ダナン出張最終日。帰国便までの半日はどう過ごす?

ベトナムの中部ダナンといえば美しい海や世界遺産のホイアンがあるリゾート地として知られています。しかし、近年は都市化も大分進み、とりわけ外資の製造業とIT企業が盛んにダナンに支店を置くようになりました。日系企業の進出も著しく、大手企業ではNTTデータや富士通が進出。大小問わずおよそ700近い日系企業がダナンにあると言われています。

今後も出張者が増える見込みのダナンにおいて、今回は最終日の過ごし方をご紹介します。

ダナン出張者の多くは深夜便で帰国

DSCN2495.jpgダナン国際空港にて

出張者は航空券は経費で落とすことができるので、基本は効率よく直行便を選ぶことでしょう。日本とダナンで直行便が就航しているのはベトナム航空とANA(コードシェア)、ベトジェットエアとなりますが、新型コロナの影響も鑑みて、今後出張される方は最新の就航状況を確認するようにしましょう。おそらく多くの人がダナン深夜0時発の早朝成田発の便を利用しているので、12時にホテルをチェックアウトしたあと、およそ10時間(2時間前に空港着を想定)現地を観光することができます。

世界遺産ホイアンへ行くなら夕方から。観光後は空港へ直接向かおう

IMG_9379.jpgホイアン旧市街は夜が楽しみ

もし残りの滞在時間でホイアンを観光したいのであれば、おすすめは日中ではなく日暮れすぎに向かうとしましょう。日中は日差しが厳しいので汗をかきながら観光しなければなりませんし、何よりもホイアンは夜の町並みが美しいです。ただし、22時に空港着と考えた場合、渋滞も考えて21時にはタクシーに乗りたいところです。スムーズにいけば40分程度で空港へ行くことができますが、渋滞すると20~30分ほど遅れる可能性があります。

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海水浴を楽しみたい場合のポイント

IMG_9594.jpgアンバンビーチの海水浴場にて

せっかくの南国リゾートだから、最後はビーチで泳ぎたいという出張者もいるかもしれませんね。ダナンに滞在していればミーケービーチかノンヌォックビーチ。ホイアンであればクアダイビーチとアンバンビーチで泳ぐことができます。ただし海の家のようなシャワーや更衣室を借りられるところはありませんので、海水浴をする場合はチェックアウトする前の午前中か、レイトチェックアウトを利用するのもいいでしよう。

ミーケービーチの周辺の安ホテルを利用するのも可

IMG_8102.jpg1泊料金を払っても2000円程度

しかし、5つ星ホテルに宿泊している場合は、レイトチェックアウトの料金もけっして安くありませんね。ミーケービーチの周辺には安ホテルがたくさんあるので、1泊料金を払ったとしても2000円前後と格安です。海水浴をする場合は、こちらのホテルを利用するのもおすすめです。もちろんきちんとしたホテルなので、ベッド、冷房、シャワー、トイレが完備しています。

レイトチェックアウトで優雅なホテルライフを満喫

IMG_7110.jpgダナンの5つ星フラマリゾート

滞在中は会社の経費でホテルに宿泊できますが、最終日のレイトチェックアウト代だけ自己負担すれば、僅か数千円でリゾートホテルを最後まで満喫することができます。ノンヌォックビーチ沿いのホテルに泊まっているならば、海は歩いてすぐですし、ホテル内でもインフィニティプールやスパ、カフェ、シーサイドレストランなどを満喫することができます。

タクシーをチャーターしてランコー村へ

IMG_7338.jpgランコー村にある礁湖

もし遠出をしてみたいのであれば、ランコー村と礁湖へ行ってみるのはいかがでしょうか。ご覧の美しい湾は海のようですが、どこまでいっても足が浸かる程度の水位しかありません。そのため背後の山々が湖に鏡のように映ります。ここまではダナン市街からタクシーで40~60分程度。道中超えるハイヴァン峠も観光スポットの1つとなります。

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空港周辺及び空港内の過ごし方

IMG_9995.jpgダナン国際空港の内部

ダナン国際空港の周りには立ち寄れるスポットがありませんので、基本は市街地やホイアンで遊んだのち、2時間前の空港着でかまいません。また、ダナン国際空港はターミナルが1つしかありませんし、搭乗ゲートも少ないので迷う心配もありません。何度か出張で訪れて慣れてきたら、もう少しぎりぎりまで市街地に滞在するのもいいでしょう。一方でお店も少ないので、2時間以上前に来るとかえって手持ち無沙汰になってしまうかもしれません。

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仕事と同時に南国バカンスも満喫して

回りからみると「出張で海外行けていいなあ」、「遊びたい放題じゃん」と思われているかもしれませんが、実際自由な時間はほとんどないのが出張者の悩みどころ。短い滞在でやるべきことをすべて詰め込んでいるため、大半の出張者は朝から夜まで仕事を余儀なくされています。だからこそ最終日くらいは羽を伸ばして観光を楽しんでほしいところ。是非ここで紹介した過ごし方を実践してみてください。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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