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在住者が決める!ベトナム全国リゾートランキング!ベスト5

ベトナム旅行が盛んになったのは1990年代後半のこと。いまでは年間80万人を超える日本人が訪れるアジア有数の観光都市として成長しました。しかし、日本人が訪れる場所といえば、まだまだハノイやホーチミンがほとんど。そこで、今回はベトナムに長く暮らす日本人が考える、ハノイとホーチミンを除いたリゾート地をランキングにして紹介します。

リゾート地の選び方

kyco-2107773_1280.jpgリゾートに何を求めるかを考えて

ここで紹介する観光地はどこもおすすめではあるのですが、雰囲気や周辺環境は異なります。リゾート地に何を求めるのか。海か山か。賑わいか静かかなどで旅先も変わってくるでしょう。気に入ったところがあれば、まずは現地情報を詳しく調べるようにしてみてください。

5位 山奥に広がる避暑地「ダラット」

IMG_6966.jpgダラットのプレン滝にて

ホーチミンからバスで6時間、または飛行機で1時間で行くことができる中南部高原地帯ダラットは、ちょっと前まではベトナム人のハネムーン先として人気No.1の観光地でした。日本人にはまだ知られていないリゾート地でもあり、他のエリアと比較して静かな時間を過ごすことができます。ただし標高が高いエリアなので気温は低く、朝晩は長袖が必要です。南国らしくはありませんが、人込みでがやがやしていないリゾート地を求めるなら、ダラットが一押しです。

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4位 世界遺産とビーチを両方楽しむ「ダナン」

IMG20191008143705.jpgソンチャ半島から見るダナンの海

ベトナムのリゾート地と聞いて真っ先に思いつく、という人がおそらく一番多い「ダナン」。近年は各旅行会社が大々的に売り出していて、日本人のベトナム国内の旅先を見ても、ホーチミン、ハノイに次ぐ3位に位置するほど。ダナンの魅力は何と言っても「広大な海水浴場と世界遺産を満喫できる」ことにあります。美しいビーチは泳がずとも周辺を歩くだけでも楽しめますし、車で行ける範囲にはホイアンとミーソン遺跡という世界遺産があります。これからもしばらくはベトナムのリゾート地として牽引する存在となることでしょう。

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3位 リゾートアイランドといえば「フーコック島」

IMG_0210.jpg美しいエメラルドのビーチ

ホーチミンから国内線で1時間で行くことができるベトナム最西端にして最大面積の離島「フーコック島」。とはいっても車なら半日で一周できるほどの規模で、滞在の拠点となる中心地はユーンドーン市。美しいビーチだけではなく、ナイトマーケットやおいしい海鮮レストラン、ベトナムで最も美しいサンセットを見られるオープンカフェなど、リゾートにふさわしい時間を満喫できます。また近年は巨大テーマパークやサファリパーク、カジノなどもオープン。エンタメ好きな方にもおすすめです。

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2位 見渡す限りの欧米人!「ニャチャン」

IMG_9994.jpg7km以上にわたって続くニャチャンビーチ

ニャチャンはホーチミンから国内線で1時間、もしくは寝台列車で9時間で行くことができる中南部ビーチリゾート地。ダナンが発展する以前はベトナムのビーチリゾートといえばここニャチャンでした。現在でも欧米人にとってはダナンよりニャチャンが人気で、だだっ広いニャチャンビーチはどこでも泳ぐことができ、また、海沿いの中心地は高級ホテルから安宿、ナイトマーケットにお土産店、マリンショップ、深夜営業の多国籍レストランなどが広がっています。海沿いには砂浜に面したナイトバーなどもあり、大人の時間も楽しめます。

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1位 白い砂丘とビーチ沿いのバンガローが魅力「ムイネー」

IMG_2688.jpgプール付きのバンガロー。目前が海

ベトナム在住者が考えるベトナムで最もおすすめしたい1位はムイネー。アクセス方法がバスに限られているので、なかなか旅行者には認知されていません。ホーチミンからバスでおよそ6時間のところにある中南部ムイネーは、砂丘でジープやバギーに乗ったり、チャンパ王国の遺跡を見学したりといったアウトドア観光がメイン。また、海沿いにバンガロータイプの宿泊施設が並んでいるため、ホテルの客室から歩いて海へ行くこともできます。

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次の海外旅行はベトナムに決めて!

IMG_2675.jpg南国をエンジョイしよう

日本の社会を忘れて、しばし南国のリゾート地へ現実逃避......なんてことを考えているならば、ベトナムがおすすめです。また、ここで紹介した観光地の中で直行便が出ているのはダナンだけで、あとはハノイやホーチミンといった都市を経由する必要があります。時間のロスにもなりますが、言い換えれば2都市周遊も計画できるので、是非検討してみてください。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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