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2020年ビーチリゾート「ニャチャン」。おすすめの過ごし方

ベトナム中南部に位置するニャチャンは、ベトナム人にとっての国内最大のビーチリゾート地であり、若者の憧れの観光地です。世界で見るとアジア圏よりも欧米諸国に対して高い認知度を誇っています。日本では中部ダナンがビーチエリアとしては人気ですが、一昔前まではベトナムのリゾート地といえばニャチャンがその筆頭でした。

日本人にも数年ほど前からじわじわと注目され始め、今後はダナンと肩を並べる人気の観光地となることは間違いありません。そこで、2020年にニャチャン旅行を目指している方向けに、おすすめの過ごし方や滞在のポイントなどをご紹介します。

ホーチミンと二都市周遊を考えている旅行者の注意点

IMG_6656.jpgホーチミンのドンコイエリアにて

2020年時点で日本発ニャチャン行きの直行便はありませんので、一度ホーチミンに降りて国内線に乗り換えることになります。観光サイトの中にはホーチミンからゴールデントレインやブルートレインといった寝台列車でニャチャンへ向かう、いわゆる列車旅を考えている旅行者は注意が必要です。ベトナムの列車はディーゼルとなりますので速度が遅く、ニャチャンまでは9時間程度時間を要します。また、寝台列車は1部屋4名となりますが、男女混合なので、もし異性と相部屋が嫌な場合は1部屋を貸し切る必要があります。

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シーフードだけじゃない!世界のフードを楽しもう

IMG_8979.jpgウクライナ料理なんてマイナーフードも楽しめる

ニャチャンではベトナム名物や新鮮な海の幸はもちろん堪能してほしいのですが、それ以上に体験してほしいのが「多国籍料理」です。ニャチャンの観光エリア中心には、ロシア、ギリシャ、メキシコ、ウクライナ、ドイツなどさまざまな料理を楽しめるレストランが集まっています。しかも、そのほとんどが欧米人経営なので、本場の味そのものを提供してくれるのも大きな魅力です。

>>ニャチャン旅行で行きたいレストラン10選

遺跡に屋台に景勝地。海水浴以外の観光プランを充実させよう

DSCN9057.jpgエキゾチックな観光を。ポーナガル塔

ニャチャンと言えば美しいビーチが有名ですが、滞在中毎日海に行くわけにもいきません。ニャチャンの観光エリアは中心市街地、北部、南部に分けることができ、市街地エリアには屋内市場やカトリック教会。北部エリアにはホンチョン岬やヒンズー教の遺跡のポーナガル塔などがあり、南部には巨大テーマパークのヴィンパールランドや海洋博物館などがあります。観光スポットの分布をよく把握しておき、効率のいいスケジュールを組むようにしましょう。

>>ニャチャン旅行でマストで行きたい観光スポット10選

近年はツアーの種類も多彩!是非参加して

IMG_8354.jpgジェットスキーも気軽に楽しめる

ニャチャンで参加できるツアーの特徴としては、「個人では体験できない時間を満喫できる」ことが挙げられます。ニャチャンで人気のツアーと言えば

・ボートで周遊+離島巡り
・プライベートボートで周遊+船上で食事
・シーウォーキング
・パラセーリング
・ジェットスキー&バナナボート
・ダイビング

など。いずれも個人で行くことはできませんので、ツアーに参加する必要があります。英語ツアーであれば料金もそれほど高くありませんので、滞在中1度か2度挑戦してみてはいかがでしょうか。

ナイトマーケットだけじゃない!ニャチャンの夜の過ごし方

IMG_0148.jpg何ともお洒落なナイトバー

ニャチャンの夜といえば、一昔前まではナイトマーケットくらいのものでしたが、現在はビーチ沿いのレストランバーや屋上スカイバーといった高級ナイトバーが旅行者に有名です。お店によってロマンティックなムードのところもあれば、友達とワイワイ過ごせるような軽快な雰囲気のバーもあるので、一緒に行くパートナーに合わせてお店選びができます。また、5つ星ホテルであれば、大抵は上層階にナイトバーが営業していますので、そちらを利用するのももちろん可能です。

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ニャチャンでおすすめのビーチライフ

IMG_7313.jpg岩場が多いエリアもあるので注意も必要

ニャチャン最大のビーチエリアである「ニャチャンビーチ」は、全長7km以上にわたって続くとても長い海水浴場です。最も賑わうのはレタントンとチャンフー通りの交差点付近で、白いパラソルがずらりと並んで、ハイシーズンにはほぼ欧米人で埋め尽くされているほど。しかし、ニャチャンの海はどこであっても海水浴ができることで有名。人の気配があまりない岩場に隠れたエリアで自分たちだけで泳ぐこともできます。せっかくアジアのリゾート地に来たのだから、喧噪の届かないところでプライベートビーチを楽しむのもベトナム旅行の記念になるかと思います。

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観光スポットが多いのがニャチャンの特色。練りに練って観光プランを組み立てよう

ニャチャンが他の国のビーチリゾートと違うのは、観光スポットの数の多さです。1日2日では到底回り切れない名所があるので、滞在中に手持ち無沙汰になることはありません。日本を発つ前からしっかりと現地情報を予習して、滞在スケジュールを細かく考えておくのが失敗しないコツとなります。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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