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2020年ベトナム旅行が変わる!新しい楽しみ方

一昔前にベトナムに行ったことがある人も、2020年にもう一度ベトナム旅行を考えてみてはいかがですか。観光開発が進むベトナムでは、年々観光スポットが増えていますし、それに伴い楽しみ方も変化しています。そこで、今回は2020年のベトナム旅行でおすすめしたい、新しい楽しみ方をご紹介します。

移動販売(キッチンカー)の出現

IMG_3799.jpgハノイのホアンキエム湖にいるキッチンカー

ハノイのホアンキエム湖傍に毎日見かけるこちらはご存知の移動販売のキッチンカー。日本でもクレープやブリトーなどを販売するキッチンカ―は町中で時折見かけますよね。ハノイのこちらは数年前から話題になっていましたが、最近は他のエリアでも見かけるようになりました。

IMG_9534.jpg夜遅くまで営業している

ベトナムというと屋台のイメージが強く、もちろんそちらも健在なのですが、最近は中古車を安く買って、若者向けのお菓子やアイスを販売する個人業者が増えてきているようです。売っているものも多岐にわたり、一般的な飲料水やお菓子の他、サトウキビジュースやドリアンのアイス、バインミーなどベトナムらしい食べ物もたくさん売っています。是非現地の若者と一緒に並んで、試してみて下さい。

スカイバスで市内観光!

HOHOHN.jpgⒸHOP ON HOP OFF

民間の旅行会社が運営するスカイバスによる観光ツアーも実施されています。スカイバスとは2階建て仕様で、2階部分は屋根なしのオープンエア席となっています。欧米ではよく市内を走っているのを見かけますが、そのスタイルがベトナムでも実現しています。1~2年前に北部ハノイで運行したのがはじまりで、2020年にはダナンとホーチミンといった主要都市でも試験運転が開始されています。

IMG_0773.jpgⒸHOP ON HOP OFF

スカイバスでは市内の主要観光名所を一通り回ってくれるため、効率よく観光することができます。実際降りて名所の中を見学することができるかはツアー内容によりますが、ベトナムにはフランス統治時代の建築物や、ベトナムの古き良き伝統建築の建物がたくさんあるので、写真映えもするはずです。カメラを片手に是非シャッターを切ってください!

夜のナイトスポットはスケールが大きい!

IMG_8949.jpgホイアンインプレッションテーマパーク

2019年に開幕したホイアンインプレッションテーマパークやメモリーショー、オペラハウスや市民会館で開催されるアオショーなども2020年のベトナム旅行の見どころとなるナイトスポットです。いままではベトナムのナイトライフといえばナイトマーケットや水上人形劇くらいのものでしたが、最近は民間企業による大規模なイベントが度々実施されています。

IMG_9087.jpgホイアンの歴史をモチーフにしたメモリーショー

チケット制のナイトスポットは下記となります。

【ハノイ】
名称:ラングトイ(Lang Toi)
場所:オペラハウス

【ダナン・ホイアン】
名称:ホイアンインプレッションテーマパーク(Hoi An Impression Themepark)
場所:ホイアン旧市街近郊

名称:メモリーショー(Memory Show)
場所:インプレッションテーマパーク内(インプレッションテーマパークとは別売り・別入場)

名称:アオショー(Ao Show)、ザ・ミスト(The Mist)、ザ・ダー(The Dar)、パラオ(Parao)
場所:ホイアンルーンセンター

【ホーチミン】
名称:アオショー(Ao Show)、ザ・ミスト(The Mist)、ザ・ダー(The Dar)
場所:オペラハウス

インフィニティプールも!憧れの5つ星リゾートホテル

IMG_8134.jpg憧れのインフィニティプール

近年観光開発が進んでいるベトナムでも、とりわけ昔と風貌が異なってきているのが「5つ星の高級ホテル」です。一昔前までは、4つ星と5つ星の境目はあまりありませんでしたし、5つ星といっても、日本人の考えるサービスは提供してくれなく、また世界基準から見ても星1つ劣るサービスが常でした。これは星の基準をベトナム独自に決めているため、他国よりも緩いルールでホテルは星5つを獲得できたことが原因でした。

IMG_8192.jpg海がすぐ傍の砂浜で半日程度ゆっくりして

しかし、2019年には日本人観光客が初の80万人を突破するなど、より高いレベルのサービスが求められるようになり、ベトナムのリゾートホテルも続々とサービスを見直しています。昨今では国際ホテルであるノボテルやプルマン、インターコンチネンタルなども積極的にベトナムの観光都市に進出していますし、ベトナム地場ホテルも負けてはいません。とりわけダナンでは顕著で、海を目前としたインフィニティプールや屋外プール、24時間のルームサービス、フィットネスジム、テニスコート、スパ、BBQなどは当たり前のファシリティとなりつつあります。次のベトナム旅行では、ホテルライフに重点をおくのもいいかもしれませんね。

日々変化を遂げるベトナムの見どころと楽しみ方

ベトナムは東南アジアの中でもまだまだ発展途上国です。だからこそ急速な勢いで政府は観光開発に取り組んでいます。ハノイやホーチミンはもとより、ダナン、ニャチャン、フーコック島など、ほんの5年ほど前は知られていなかった観光エリアが、いまでは各旅行会社が揃ってPRしているのがいい証拠。次のベトナム旅行は、従来の屋台巡り、ナイトマーケット巡りを改め、よりリゾートな時間を過ごすよう、計画してみてください。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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