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ベトナムに住みたくなる!ベトナムと日本はここが違う!

旅行ではなかなかベトナム人や現地の生活の実態は見えてきませんね。旅行を通してであれば、せいぜい「暑い」、「屋台や市場がたくさん」、「ベトナム人が人懐っこい」といった程度。しかし、実際はもっとたくさんのベトナムの魅力があります。そこで、今回はベトナム在住者が語る「ベトナムと日本のここが違う!ベトナムの魅力」をご紹介。もしかすると、ベトナムに住みたくなるかもしれませんよ。

ベトナムに住めばプール付きの高級マンションも夢じゃない

IMG20170514122459.jpg高級マンションが飛ぶように売れている

ベトナムに住んでいる日本人の多くはレジデンスやサービスアパートメントに暮らしています。24時間のレセプションとガードマンがいて、施設内にキッズクラブやプール、フィットネスジムなどがある、いわゆる高級マンションです。日本でこういったマンションに、しかも都心に住むとなると、どのくらいのお金が必要なのでしょうか。東京の都心であれば、おそらく5000万以上、場合によっては億を超えてくるのではないでしょうか。しかし、ベトナムでは1500万円程度でこれらの夢のマンションを買うことができます。3000万円も払えばタワーマンションの高層階に鎮座することもできます。

旅費が安く済む

IMG_9193.jpgビーチリゾートのニャチャン

日本では国内旅行はホテル代や食費、移動費含めてかなり高くつきますね。その原因の1つがホテル代。日本のホテルでは多くが1人当たりの宿泊料金設定となっています。一方ベトナムではすべてのホテルが一部屋当たりの料金設定。友人カップルで同室で宿泊すれば、割り勘で安く泊まることができます。

IMG_5083.jpgホーチミンから半日で行けるカントーの水上市場

また、日本の場合は高速代など移動費もばかになりません。ベトナムでは長距離バスや国内線は往復数千円で行くことができます。思い立ったらすぐに荷物をまとめて週末旅行に出かけることができるのは、ちょっと素敵だと思いませんか。

言いたいことをいう。他人より自分ファーストの気質

IMG_5492.jpg市内のイベントは毎回大盛況

おもてなし・サービス大国の日本に住んでいると、常に他者のことを考えて行動する必要があります。とても人間らしくて素晴らしいと思うのですが、ときに窮屈に感じることもありませんか。南国に旅行して、「みんなすごい大らか」と感じる人は多いでしょう。ベトナム人は相手よりも自分ファーストな気質の持ち主なので、言いたいことは言い、本音をぶつけて相手を知る、というスタンスが一般的。

IMG_9960.jpg公園は若者の憩いの場

人見知りもしないので、他人に平気で話しかけてきます。もちろんそれがもめ事に発展することもありますし、「空気読んでよ」と思うこともあります。しかし、市場で買い物をして、おばちゃんたちに押し売りされているときは、日本では経験できない接し方に戸惑いつつも喜んでいる自分がいるものです。

お正月を2度経験できる

IMG_0178.jpgベトナムのお正月はアオザイを着用する女性が多い

ベトナムは旧正月で祝うので、毎年お正月の日付けは異なります。日本では毎年1月1日が元旦に設定されているので、多くの在住日本人は12月の年末に帰り、正月三が日を過ぎたあたりにベトナムに帰国し、さらに1月後半から2月にかけて設定されるベトナムのお正月を今度は楽しみます。日本とベトナムのお正月はまるで雰囲気が違うので、旅行で来た際は、是非市内散策に精を出してみてください。

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ところ変われば雰囲気がまるで違う

DSCN8377.jpg世界遺産ミンマン帝廟にて

ベトナムの北部ハノイは首都であり、政治のおひざ元。一方南部ホーチミンは商業都市として発展しています。それ以外にもリゾート地として発展したダナンやニャチャン、フランス統治時代にフランス軍の避暑地として発展したダラットなど、町によって発展した歴史が異なるため、当然町並みや風景もまるで違ってきます。

IMG_8872.jpg世界遺産ホイアンにて

また、ベトナム戦争以前まではベトナムは分断国家として南北それぞれの政治のもと、文化や習慣を築いてきましたし、さらに遡れば、南部メコンデルタ地方一帯はカンボジアでもありました。ところ変わればこれほど違うのは、ベトナムならではです。

ベトナム旅行でベトナムを知り、果ては移住をしてみるのも

現在日本はベトナムのホーチミン、ハノイ、ダナンと直行便で繋がっています。まずは旅行でベトナムを知ってみてください。昨今はますます外国が身近になってきたので、移住という人生の選択肢も珍しくなくなってきました。もし自分の肌に合えば、さらに観光を繰り返し、果ては移住をしてみるのもいいかもしれませんね。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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