ここ数年で日本人旅行者に知名度が急上昇したベトナム中部のダナン。美しいビーチや世界遺産を楽しめることから、毎年ダナン旅行者は増加の一途をたどっています。しかし、そんな南国感溢れるダナンにも、雨が多く降る時期や、肌寒く感じる期間があります。「ダナンに着いたけど、海水浴ができない！」という事態に陥った場合、どうすればいいのでしょうか。
今回は2020年最新、雨や気温が低くて外に出られないときに参考したい1日屋内観光プランを考えてみました。
雨降りと寒い時期はいつ？
ダナンビーチ周辺の様子ダナンは熱帯気候の中でも季節風が吹くエリアとなるので、ホーチミンのように1年中常夏というわけにはいきません。具体的には、3月から8月が乾季、9月から2月が雨季となります。また、11月頃から徐々に気温が下がり、1月、2月は十度前半まで下がることもあります。さらに小雨がぱらつくとより冷え込みが強くなるため、海水浴はおろか外を歩くのもためらってしまうかもしれません。
10:00～10:45:コン市場
コン市場は宝石店がたくさん並ぶまず最初に訪れたいのはコン市場。市街地を少し北上した町中にある大きな屋内市場です。旅行者向けの雑貨店も多少ありますし、ダナンの特産の大理石の置物やヒスイのアクセサリーを扱うお店が多いのが特徴。ベトナム人にとってヒスイはヒーリングや金運アップのオマモリとして知られていて、コン市場では質のいいものが安く買えると評判です。日本人も時折団体で買いに来るそうなので、是非その目で確かめてみてください。
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11:00～11:45：チャム彫刻博物館
貴重なチャンパの遺跡が置かれているダナン大聖堂のあるチャンフー通りを南に進み、突き当たった正面に構えるのがチャム彫刻博物館です。同博物館では、かつて中部一帯に勢力を持ったチャンパ王国の遺産を展示しています。展示品は中部や中南部沿岸地域から発掘されたもののほか、世界遺産に指定されているミーソン遺跡から見つかったものも展示されています。ベトナムの中でもヒンズー教だったチャンパ王国の歴史詳細はまだ不明点も多く、日本人にとっては東南アジアらしいエスニックな雰囲気を肌で感じることができるでしょう。
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12:00～13:00：昼食「ラムビエン」
木造高床式住居を再現した屋内レストラン昼食はベトナム料理店「ラムビエン」をご案内します。ラムビエンは日本人旅行者の間でも評判が高いレストランで、山岳地帯に暮らす少数民族の高床式住居を再現した木造建築が特徴。料理は伝統のベトナム料理と海鮮料理、さらにシェフがひと手間加えた創作料理もあります。スタッフはとても親切ですし、料理は盛り付けから味付けまで一級品です。高級店の部類に入りますが、予算は1500円程度で楽しむことができます。料理はさることながら店内の雰囲気も満喫していってください。近くには人気の5つ星ホテルがあるため、客層のほとんどが旅行者。市街地から少し離れているので、事前に予約していくといいでしょう。
名称：ラムビエン
住所：88 Tran Van Du St. Bac My An. Dist. Ngu Hanh Son
営業時間：11:30～21:30
13:15～14:00：カフェ「コヒバ」
南国感溢れる店内ラムビエンでお腹を満腹にしたら、休憩がてらカフェに立ち寄りましょう。カフェは市街地とビーチ沿いに多くありますが、せっかくビーチエリアに来たのだから、海傍のカフェを満喫しましょう。「コヒバ」は旅行会社に勤める日本人もおすすめする人気のカフェ。夜になるとカフェバーとなり、欧米人がオープンエア席で水たばこをくゆらせている風景が日常です。こちらのカフェではバインミーなどの軽食やフレッシュジュース、スムージー、コーヒーなどがあり、いずれもベトナムスタイルなのが嬉しいです。
名称：コヒバ
住所：6 An Thuong 3 St. Dist. Ngu Hanh Son
営業時間：8:00～24:00
14:15～15:00：お土産ショップ「Kaholi Store」
kaholiストアの外観ダナンでは貴重な日本人旅行者のトレンドを押さえた人気の雑貨店「Kaholi」。日本人が経営に携わっているので、日本人女子の心をくすぐるアイテムを揃えています。小物雑貨、衣類、お菓子などお土産のあらゆるジャンルを扱っていて、ユーゴックの生はちみつやスターキッチンのラスクなど、ブロガーや旅行サイトなどで紹介されているような有名ブランドも買うことができます。
名称：Kaholi Store
住所：103 Duong Dinh Nghe St. An Hai Bac. Dist. Son Tra
営業時間：09:00～12:00 / 14:00～21:00
15:15～18:15：オアニスパでパッケージコース
プライベートルームもあるビーチリゾートのダナンでは、南国香るスパも楽しんでほしいところです。ダナン市内でおすすめのスパは、ビーチエリア周辺か、市街地（ダナン大聖堂周辺）に集まっているほか、ホテルスパと戸建スパに分けることができます。「オアニスパ」はミーケービーチ傍にあるスパで、サウナ付きのプライベートルーム完備の南国スパ。2時間で5000円前後の予算で体験できるので、学生旅行でも気軽に楽しめます。
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ⒸInbalance一方、予算を多めにとれるのであれば、豪華なホテルスパを選択してください。カップルで受けるならば、素敵なメモリアルデーとなること間違いありません。市街地のホテルスパで人気なのは、5つ星のノボテルホテル内にある「インバランス」。サウナとジャグジーもあり、個室部屋から眺められる眺望も抜群です。
名称：インバランス
住所：36 Bach Dang St. Dist. Hai Chau
営業時間：9:00～22:00
18:30～20:00：ディナー「アプサラ」
伝統音楽や民族舞踊を鑑賞1日を締めくくるディナーはレストラン「アプサラ」で。50種以上のメニューがあり、いずれも正統派ベトナム料理。外国人旅行者に人気のベトナムグルメが揃っているので、ガイドブックなどに紹介されているような名物はアプサラであらかた食べることができます。また、毎夜定時に伝統音楽と民族舞踊を鑑賞することもできます。
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ダナン市内だけでも十分楽しめる
ちょっと前まではダナン旅行といえばホイアンありきの観光地でしたが、昨今はダナン市内だけでも1日楽しむことができるよう、だいぶ観光地化されてきました。是非雨や気温が低くてアウトドア観光がしづらいときは、今回紹介したプランを参考にしてみてください。
