ハノイ旅行を考えている方は、しっかりと行く時期と現地の気候・気温を確認する必要があります。ベトナムのハノイは東南アジアに位置していることから、「1年中暑い都市」と思いがちです。しかし、時には雨も降りますし、気温が下がって長袖でなければ外にでられないこともあるでしょう。そんなときは、ここで紹介する屋内観光プランを参考に予定を組んでみてください。
ハノイの雨季と寒い時期を知ろう
ハノイでは一般的に5月から10月までが雨季となり、1日複数回のスコールが降ります。雨が降ると寒いイメージがありますが、気候的にはハノイのこの時期は夏に相当し、蒸し暑い日が続きます。また、11月から2月ないし3月まではハノイは気温が最も低くなる時期となり、山岳自然地帯では一桁まで下がることもあります。いずれも一長一短がありますので、初めてハノイ旅行を計画している方は、屋内観光プランもしっかりと考えておくといいでしょう。
10:00〜11:30:ニャートー通りでショッピング
ホアンキエム湖から徒歩10分ほどで行けるハノイ大教会正面のニャートー通りは、日本人に人気のショッピングストリートです。ニャートー通りから交差するリークオックスー通り、教会傍のアウチウ通りにかけて、十以上の雑貨ショップが並んでいます。お土産らしいお菓子やしっかりした小物、服飾アクセサリーを買いたい場合は、まずはここに立ち寄るのがベストといえます。
11:45〜12:15:ザンカフェでエッグコーヒーを
ショッピングに区切りをつけたら、ちょっと休憩がてらカフェに立ち寄りましょう。旧市街にある「ザンカフェ」は、エッグコーヒーの発祥のお店と言われています(不確定)。創業70年の老舗を誇る人気店で、雑多な雰囲気は古き懐かしいベトナムそのもの。エッグコーヒーはホットとなりますので、寒いときにもぴったりです。
名称:ザンカフェ
住所:
営業時間:7:00〜22:00
12:30~13:30:エッセンスレストランで、素敵なランチを
エッセンスレストランはフレンチとベトナム料理の融合を楽しめる人気店。予算は1500円から2000円程度なので、一応高級店の部類です。ホテル直営のレストランなので、味は申し分ありません。盛り付けもフレンチ料理らしい大皿をつかいつつ、その脇には陶器に盛られたご飯が光るなど、ベトナムの伝統も忘れてはいません。コースとアラカルト両方ありますが、コース(セットランチ)が予算的におすすめです。
14:00〜15:00:国立歴史博物館でベトナムの歴史を知る
食事を終えたら、ホアンキエム湖東部にある国立歴史博物館へ向かいましょう。美しいインドシナ建築で、フランス統治時代に造られた建築物です。フロア内は非常に広いつくりとなっていて、まるで宮殿のよう。原始、古代、中国とフランスの支配期、フランス独立後、チャンパ王国の遺産などが時代別に展示されています。
[local, 176]
15:15~16:00:ベトナム最恐の観光地ホアロー収容所を見学
ホアロー収容所は歴史博物館からタクシーで5分程度で行ける博物館。ここはフランス統治時代にベトナム人を入れる収容所、いわゆる監獄でした。現在は博物館となり、当時のベトナム人囚人の様子を模型で再現したり、実際使われていた調度品や衣類などが展示されています。
[local, 111]
16:30~18:30:カップル女子旅は必見!エスエフスパ
旧市街のど真ん中にあるエスエフスパは、日本人旅行者に人気のスパ。自然との調和をコンセプトにしたフロア内は古き良きハノイの象徴のようでもあり、自分が異国を旅していることを思い出させてくれます。エスエフスパではアラカルトとコースがありますが、ここでは2時間ほど時間をかけてパッケージコースを選びましょう。コース予約限定のVIPルームはミルク風呂付のツーベッドルーム。カップル女子旅で楽しむことができます。
[local, 1016]
19:00〜20:00:劇場「ラントイ」で1日を締める
ホーチミンで開催されている人気アクロバットショーのアオショーを主催しているルーンプロダクションがハノイでも似たようなプログラムのショーを夜開催しています。毎日ではなく週に3~5日公演なので、スケジュールは公式HPにて確認しましょう。こちらはベトナムのシンボルである竹細工を利用したアクロバットショーで、団員は全員サーカス団出身。ベトナムの歴史、伝統、習慣を身体で表現する、劇場仕立てのナイトショーです。
屋内でも1日2日なら十分楽しめる
ハノイ市内には屋内でも楽しめる観光スポットがたくさんあるので、今回紹介したようなルートを組むならば、1日、2日は丸1日屋内観光でスケジュールを組むことができます。当日は雨の日や寒いときに右往左往することなく、屋内観光地にプランを切り替えてください。