2019年の7月はベトナムでは北部と南部で雨季の真っただ中。一方日本でも7月は上旬から下旬にかけて梅雨のピークとなります。こんな日は平年は関東甲信越の梅雨明けは7月21日頃。ほぼ一か月梅雨前線が活発になっているということです。じめじめとした蒸し暑い日本を抜けだして、南国バカンスで一足早く海をエンジョイしたい、なんて考えているならば、ベトナム旅行はいかがでしょうか。
今回は2019年7月のベトナム現地情報をご紹介します。
2019年7月のホーチミンとハノイの天気
例年ホーチミンとハノイ(南部と北部)は5月中旬頃から徐々に雨季に入ります。7月現在は雨季の真っただ中ということになり、1日数回の豪雨を伴う雨が降り、これは11月まで続きます。しかし、2019年7月現時点では雨降りは2日に1~3回程度。雨がまったく降らない日もあるほど。
ベトナムの天気予報をみても、今年は雨量は平年並みのものの、雨季が明けるのは早いかもしれないという情報もうかがうことができます。ホーチミンは雨が降る前兆として気温が低くなったり風が強くなるので、肌で実感したらお店に駆け込むといいでしょう。
ハノイ旅行の注意点
ハノイもホーチミンと同じくこの時期は雨季に該当しますが、ハノイは7月と8月の両月は、1年を通して一番の猛暑の月となります。湿度95%以上、体感気温30~35度以上の日が続きます。それに加えて豪雨も降るため、「歩いているだけで眼鏡が曇る」としばしば表現されています。
もし7月中にハノイに行く予定がある方は、雨対策はもちろん、湿度対策もするといいでしょう。具体的には「メガネではなくコンタクトレンズにする」、「道がぬかるむためサンダルではなくスニーカーを履く」、「少し歩くだけでもじわりとする嫌な汗が噴き出るので、極力タクシーで移動する」といった注意点を考慮すれば、満足度の高いハノイ観光をおくることができるでしょう。
2019年7月の旅行はダナンがおすすめ!
一方、「南国バカンス」という言葉にぴったりの地域がベトナムの中部地方となります。南部と北部では毎日雨の心配をしなければならないのに対し、中部地方は9月過ぎまで雨の降らない乾季が続きます。中部ダナンは市街中心に位置するロン橋を渡った先に広がるミーケービーチが最大のビーチエリア。ミーケービーチから南方に広がるノンヌオックビーチまで広大な南シナ海が広がり、通り沿いには10を超える4~5つ星のリゾートホテルが立ち並んでいます。
南国ホテルライフを満喫
ダナンのリゾートホテルは、とにかく広大な面積を有しています。海沿いに建つため目の前は雄大な海が広がり、区画整備されているため、海を利用できるのは宿泊者のみとなります。さらに屋外プールも必ずありますし、大抵は海を目前としたインフィニティプールとなっています。
プールサイドはパラソルの咲いたカフェが並び、大人数であればBBQもできたりします。レストランとカフェも複数営業していて、カフェは夜になるとナイトバーと変わります。他にもホテル内のスパを利用したり、テニスコートやフィットネスジムで身体を動かしたりすることも可能。ダナンのホテルはとにかく設備が充実しているので、観光スポットを周らないで1日ホテルライフをエンジョイするのも贅沢な南国ライフの過ごし方です。ちなみにミーケービーチから世界遺産のホイアン旧市街までは車で40分。ノンヌオックビーチからは20分で行くことができます。
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中部ダナンは魅力的な観光地
ダナンの日本人旅行者数は年間およそ6万人。2019年5月のGWだけで7000人以上を記録し、今年も顕著な伸びを示しています。2019年7月の旅行はダナンに行ってみてはいかがでしょうか。