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【2019年度】ベトナムの海を満喫するためのポイントを紹介!

一昔前までは、ベトナム旅行と言えばハノイとホーチミンといった都市観光くらいのものでした。しかし、近年は旅行会社のPRやリゾート開発もあり、リゾート地へ訪れる日本人が非常に増えてきました。その代表は中部ダナン。リゾートホテルが立ち並ぶミーケービーチとノンヌオックビーチが有名ですね。さらにニャチャン、ムイネー、フーコック島などもじわじわと知名度が上がってきています。

そこで、今回はベトナムの海を満喫するために知っておいてほしいポイントをご紹介します。不愉快な思いをしないためにも、一読してみてください。

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パラソル&デッキチェアは有料。ぼったくられないように

IMG_9156.jpgニャチャンの海

ここで紹介する海を満喫するポイントとは、ビーチ上の暗黙のルールのようなものを理解することがまず大事。その上で最初に覚えておきたいのが、「パラソル&デッキチェア」を利用する場合です。ベトナムではどこのエリア、ビーチであっても同じルールなので、これさえ覚えておけば、ベトナムのビーチエリアは極めたも同然です。

IMG_9173.jpg思い出に残る時間を

ベトナムのビーチでパラソルとデッキチェアを使いたい場合は、まずはデッキチェアの傍で働いているスタッフの肩を叩きましょう。辺りを見渡して誰もいなければ、そのまま使っても構いません。気づいたスタッフの方から声をかけてくれます。利用料は時間ではなく1日で5万~10万ドン程度。パラソルとデッキチェアが両方ついてきます。デッキチェア1つ追加ごとに5万ドン前後料金がかかります。もし「1時間の料金だよ」と言ってきたら、それはぼったくりなので、別のエリアを探しましょう。

絶対に1人は荷物番をする

IMG_9294.jpgビーチでビールを飲むのもリゾートらしくていい

「貴重品はホテルに置いてきたから」と安心してはいけません。仮に貴重品はなくとも、私物の荷物すべてを盗られてしまったら、やはり気分は落ち込みます。ベトナムは治安はいいですが、スリや置き引きのような犯罪は非常に多いですし、観光客が多いビーチエリアはなおさらです。みんなで一緒に海に入りたいところですが、最低1人は荷物番をするようにしましょう。

謎のオイルマッサージ師は信用できる?

IMG_9250.jpgニャチャンはほぼ欧米人客

砂浜でゆっくりと日向ぼっこをしていると、「マッサージやるか?」と寄ってくるおばちゃんやおじちゃんがいます。こちらは出張マッサージ師。マッサージだけではなく、オイル塗りも依頼することができます。「さすがにちょっと......」と日本人の女性は躊躇いがちですが、意外と欧米人の女性はためらいなく彼らにオイルやマッサージをお願いしています。日本にはないサービスなので、一度くらい経験してみるのもいいかもしれません。

シーフードはとても安くておすすめ!

IMG_0495.jpgベトナムらしい行商の習慣

ビーチには御覧のような行商人が歩いています。テレビや雑誌で見るのと同じように、三角の麦わら帽子をかぶって天秤棒を肩にかついでいる方々です。ビーチでは主にシーフードを売っていて、ロブスターとカニ、貝類などが主な販売品。ロブスターとしては小ぶりの方かもしれませんが、早朝の市場から仕入れたものなので鮮度はいいですし、他のお店で買うのとそれほど味に違いはないはずです。七輪でじっくりと中まで焼いてくれるので、お腹を壊す心配もありません。ただし貝類は敬遠した方がいいかも。

マリンスポーツを体験する

IMG_9266.JPGベトナムで一番人気かも

日本でビーチを楽しむといった場合、その多くは単に泳ぐだけ。せいぜいビーチボールやビート版などを借りる程度ではないでしょうか。しかし、ベトナムではジェットスキーやパラセーリング、バナナボートなどがとても安く体験することができます。特にパラセーリングは非常に快感。まだ未経験の人は、是非ベトナムの海で初体験をしてみてください。

ローカルビーチは服を着て海に入る

IMG_0631.jpgブンタウの海

ホーチミンの隣町のブンタウやニャチャン近郊のクイニョンといった、ローカルエリアのビーチに行く場合のポイント。ベトナム人がビキニなど露出の多い水着を着用するようになったのは、実はごく最近。まだ現地人がメインに利用するような海水浴場では、羞恥心もありみなさん服を着たまま海に入るのが普通。ここでビキニを着たら、むしろ浮いてしまうので、旅行者も服を着て海を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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家族みんなで南国ビーチをエンジョイ!

ベトナムの海はどこも遠浅で、嵐の前でもない限りは波は常に穏やかです。ただし、場所によっては岩場も多いため注意も必要。次のベトナム旅行は家族みんなで南国の海を楽しんでみてはいかがでしょうか。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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