ホーチミンに来越する日本人旅行者は毎年増加中。2018年には初めて日本人旅行者数80万人を突破し、中国、韓国に次いで3番目に多い旅行者となりました。そんな中、ホーチミン旅行者の動向は年々多様に変化。ツアー参加以外の個人旅行者が目立つようになり、また2度目以降のリピーターも増えてきました。
そこで、今回紹介するのは隣町のバリア=ブンタウ省の港町「ブンタウ1泊2日旅行」のツアー。日本人にもよく知られている人気の観光地なので、初めてのホーチミンでもスケジュールを組んで行くことができます。
日帰りもいいけれど、1泊2日が理想
日本の旅行会社では主に日帰りツアーを催行していますが、夜にはナイトマーケットや夜の海、ドッグレース(週末限定)などを楽しむことができますので、時間が許すならば、是非1泊旅行を計画してみてください。
1日目午前:移動(ホーチミン→ブンタウ)
ホーチミンからブンタウまでは車で2時間、4区埠頭から高速ボートで90分の道のりとなります。ホーチミンの宿泊ホテルで朝食を済ませて、ちょっとゆっくりしたあとにバスもしくは船に乗り込んで向かえば、昼前には到着します。バスはデタム通りから出ているツアーバスを利用するのが簡単。日本の現地旅行会社から手配することができます。
昼食(シーフード)
ブンタウにはホーチミンにあるような冷房の効いたレストランはほとんどありません。海沿いのハロン通りやチャンフー通りには海鮮レストランが多数あるので、眺めがよさそうなお店を見つけてみましょう。ちなみに注文は生け簀の魚介を指さしてオーダーするか、メニューから選ぶこととなります。
13:00~14:00:バックビーチ
ブンタウにはバックビーチ、フロントビーチ、パイナップルビーチと複数の海水浴場がありますが、バックビーチはその中で最も賑わうビーチエリアとなります。乾季の1月から5月の間は特に連日盛況。海の透明度はそれほど高くありませんので、泳ぐ必要もなく見ているだけでも異国情緒に浸ることができるでしょう。
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14:00~15:30:タウ寺
ブンタウ屈指の観光スポットがこちらの「タウ寺」。バリア=ブンタウ省で最も知られている仏教寺院で、旧正月には遠くから遥々訪れる仏教徒も多いほど。ベトナムは大乗仏教なので、それほどしきたりは厳しくありませんが、肌を過度に露出した格好は避けるのがマナーとなります。また、本堂に安置されている仏像には誰もが参拝することができますので、観光客も見様見真似で参拝してみてはいかがでしょうか。
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15:30~17:00:キリスト像
旅行会社の日帰りツアーに参加すると、観光のハイライトとして訪れるのがこちらのキリスト像。山頂に高く聳える像は遠くからでも望むことができ、ブンタウの象徴と見なされています。ただし、麓から像まではかなり歩くため、歩きやすいスニーカー、汗拭きタオル、水分補給のペットボトルは必須。
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夕食(鍋)
夜にシーフードを食べようとする人もいますが、正直いうとおすすめできません。魚介は早朝に水揚げされていますので、生け簀のものならともかく、それ以外のものは夜になると鮮度が落ちてしまいます。また、海の見える食堂も、夜だと潮風が強く吹きつけ、食事どころではなくなります。こちらの料理はカーユーイ(Ca Duoi)という魚の鍋。魚介だしが効いていてスープまでおいしくいただけます。市街観光エリアには数十のお店があるので、見つけるのは簡単。
夜の部:ドッグレース、ナイトマーケット、バックビーチ
夜の楽しみとしては、冒頭でお伝えしたように、週末のドッグレース、夜の海、ナイトマーケットなどを楽しめます。高級ホテルに宿泊しているならば、ホテル内のナイトバーに寄るのもいいですね。バックビーチは夜になると引き潮となり、日中は海だった場所が辺り一面砂浜になります。初めて見る方は本当に驚きます!ドッグレースは毎週末に開催され、ベトナムでは唯一の会場。女性や子供も気軽に楽しむことができます。
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2日目午前:ホテルライフ&港町を楽しむ
初日はほぼ外出していたので、十分ホテルライフを満喫できていないはず。4つ星や5つ星に泊っているならば、ホテル内のプールやフィットネスジム、スパなどを楽しんでください。「ホテルは十分」という方は、バイクをレンタルしたり、タクシーで海沿いを走って港町風情を感じる時間に費やしてみてはいかがでしょうか。
ブンタウ旅行のおすすめポイント
ブンタウは海の町ではありますが、海水浴はする必要はありません。それよりも外国の港町の雰囲気を楽しむ旅を計画してみてください。特に仏教寺院のタウ寺とキリスト像は日中観光の最大の名所となるはず。カメラの用意もお忘れずに。
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