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年末年始にベトナム旅行。過ごし方別おすすめエリアをご紹介!

日本ではクリスマスが終わると、途端に年末ムードに切り替わりますね。近年はお正月もほどほどに、せっかくの連休を海外で過ごす方も多くなってきました。ベトナムは日本の冬から一転して真夏の陽気。そんな南国バカンスを求める人に向けて、今回は年末年始旅行のベトナム現地の過ごし方をご紹介します。

年末年始はお店はほとんど休業しないので、ご安心を

IMG_3226.jpg年末年始のホーチミン市内の様子

ベトナムではお正月は中国に倣って旧正月でお祝いするので、日本人のお正月である新暦はあまり重要視されていません。とはいえ、ここ最近は若者の間で、お祭り騒ぎとなったり、深夜0時の打ち上げ花火、歌フェスティバルなどが開催されるようになりました。ただし、観光で行く博物館やお土産店などは休むことはありませんので、ご安心を。強いて言えば1月1日は祝日となるので、もしかしたら休業するところもあるかもしれません。

世界遺産ホイアンで伝統と習慣を知る

IMG_1642.jpgホイアンの町並み

とはいえ、上述したように1月1日の元旦はもしかすると、場所によっては休業している観光スポットもあるかもしれません。そんな不安を抱えたくなければ、世界遺産の町「ホイアン」を旅してみるのはいかがでしょうか。世界遺産は年中無休となるので、どこのお店も漏れなく営業しています。

DSCN0193.jpgホイアン旧市街の町並み

ホイアンでは17世紀に栄えた交易都市としての町並みを散策することができます。町全体が世界遺産となるので、その古き良き町並みとどこか懐かしさが感じられる風景は、年末年始の旅行にぴったりです。雑貨店お土産を買ったり、アパレル店で洋服を縫製してもらったり、夜はナイトマーケットを歩いたりすることができます。

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海水浴を目的にするならニャチャン!

IMG_9305.jpgニャチャンビーチ

ベトナムでは沿岸地域にそって幾つかのビーチエリアがあります。日本人に知られているのは中部ダナンですが、ダナンはまだ気温が低いため、海水浴にはちょっと適しません。そこでおすすめしたいのが、もう少し南下したところにあるニャチャンと呼ばれる都市。欧米人に人気の観光地で、こちらであれば年末年始でも海水浴が可能です。気候はほぼホーチミンと変わりませんので、年間を通して常夏。東南アジアらしいバカンスを約束してくれます。

IMG_9548.jpg椰子の木が続くニャチャン市街地

ニャチャンでは海水浴はもちろん、遺跡探索やシーサイドレストランで海鮮を堪能したりと、アクティブな観光を楽しむことができます。子供も楽しめる巨大テーマパークもありますので、4日、5日滞在しても飽きることはありません。日本にいるうちから、現地の観光スポット情報などをしっかりと調査しておくと、より現地での楽しみが増えるでしょう。

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市場探索ならホーチミンを歩いてみては

IMG_1794.jpgタイビン市場の様子

ベトナムといえば「市場」。近年急速に成長しているベトナム。ホーチミンの都心には次々と近代的なショッピングセンターがオープンしています。しかし、それでも庶民の生活の場はまだまだ市場にほかなりません。活気にみちた売り子のおばちゃんたちの声がそこかしこで飛び交う様子は圧倒的。東南アジアらしい風景、時間を過ごしたいなら、市場へ行くのがおすすめ。

DSCN4606_R.jpgベンタイン市場の様子

ただただ市場を歩きたいのであれば、ベトナム全国どこでもかまわないのですが、せっかくなので買い物もしたいですよね。それであれば、南部ホーチミンがおすすめ。ベンタイン市場には4000以上のお店が入っていると言われていて、その3分1以上のお店はお土産店。旧正月以外は年中無休なので、今回の年末年始はベンタイン市場でショッピング三昧、というコースはいかがでしょうか。

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非現実の時間を体験。大自然を堪能するならハノイがおすすめ!

IMG_4444.jpgニンビン省の大自然

実は南国のベトナムでも、この時期はハノイは冬に相当し、現地では防寒具が必要となるほど気温が下がります。それでも日本人旅行者にとっては束の間の休息。できるだけ非現実的な時間を過ごしたいと考えるものですね。それであれば、思い切ってハノイに飛び込んでみてはいかがでしょうか。市内観光はほどほどに、ツアーに参加してハロン湾やニンビン省といった世界遺産の景勝地をボートで探索しましょう。小さな子供も楽しめるので、ファミリー旅行にもぴったりです。

police-ha-bay-1531075_1920.jpgハロン湾とクルーズ船

ニンビン省とハロン湾はそれほど風景に違いはありませんが、ニンビン省なら手漕ぎボートで、ハロン湾なら大型客船に乗って湾内を周遊します。特別なメモリアルであれば豪華客船で1泊クルーズをするのもいいでしょう。「大自然をできる限り間近で」と考えるならば、ニンビン省がいいかもしれませんね。

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年末年始はベトナムの誇る三大観光地へ

今回は日本人ベトナム旅行者の9割となるハノイ、ホイアン(ダナン)、ホーチミンをご紹介しました。中部ホイアンはまだ雨が残っている可能性がありますが、観光に大きな影響がでることはないでしょう。是非次の年末年始の現地の過ごし方の参考にしてみてください。

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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