ここ十年で急速に発展を遂げているベトナム。南部ホーチミンは東南アジアの中でも有数の大都市に成長しました。さらに、北部首都ハノイ、中部ダナン、世界遺産ホイアン、ビーチリゾートニャチャンなど、いままではあまり知られていなかった観光地が日本人の間で注目されるようになってきました。これから海外旅行を計画している方は、まだ見ぬベトナムの地に足を運んでみてはいかがですか?ここでは2019年1月のベトナム事情をご紹介します。
2019年1月のベトナムの天気・気温事情
南北に長い国土を持つベトナムでは、日本のように地域によって気温に大きな変化があります。大きく分けると乾季と雨季に区別され、1月はハノイは乾季に相当するものの、冬の季節と言われています。平均気温は17度前後で、朝と夜はジャケットやコートを着る必要があるくらい冷え込みます。特にハロン湾、ニンビン省、サパといった山岳地帯、自然景勝地は一段と冷えるので、きちんとした防寒具を用意していかないと、後悔することになるかもしれません。ただ雨降りの日は少ないので、これらのアクティブツアーはベストシーズンの1つにも数えられます。
[basic, 184]
続いて中部地方。中部地方は近年注目度No.1のビーチエリアのダナンを中心都市においた地域。東には世界遺産のホイアンとミーソン遺跡、北にはフエがあり、滞在1日、2日では絶対に物足りない大規模な観光地です。その中部地方の1月は、ハノイよりは温かいですが、雨季が終わり、乾季への入り口となるのがこの時期。豪雨が降ることは少ないですが、小雨が長い時間降り続くことがあるので、折り畳み傘か雨合羽を持参するといいでしょう。ちなみに最高気温も25度前後までしか上がらないので、海水浴には不向き。ダナンであればスパや雑貨ショッピングなどを楽しむのが吉。
[local, 33]
ベトナムの中南部と南部は熱帯サバナ気候に属していて、旅行者の多くがイメージする常夏の気温となります。一般的に1月は一年の中でも最も気温が落ち込む月といわれていますが、それでも日中の最高気温は30度を下りません。また、1月は乾季の入り口となるため、突然の雨が降ることはありますが、全体を通してみれば、ほとんどの時間が晴れることになるでしょう。海水浴ならニャチャン、スパやショッピングならホーチミンがおすすめ。ジャングルクルーズで有名のメコンデルタもホーチミン発となります。
[basic, 182]
1月1日(新正月)のベトナム現地事情
ベトナムのお正月は旧正月にやってくるので、新正月の1月1日はそれほどお正月ムードでもありません。「1月1日は普通の日。お寺にも行かない」という人が大半。ただし、もともとこの日は祝日に制定されているので、都心を中心に賑やかになりますので、渋滞には注意が必要です。一応深夜0時には花火が上がったり、歌の祭典が開催されたりしますし、ホーチミンではファングーラオ地区が若者のたまり場となって大盛りあがりします。それ以外では観光スポットが休館することもありませんので、旅行者にとって観光散策に支障がでることはほとんどないと言っていいでしょう。
[local, 388]
2019年1月の一番人気のエリアは「ホーチミン」!
東南アジアらしい南国旅行を求めているのであれば、ホーチミンが旅先としてはおすすめです。都心はプチパリと呼ばれるフレンチコロニアルの建物を見たり、スパでマッサージ、ドンコイエリアでショッピング、もちろんおいしいグルメも堪能できます。オプショナルツアーも豊富なので、日帰りでメコンツアーに参加したり、料理教室、市内観光、ディナークルーズなども気軽に楽しめます。
2019年1月旅行でビーチを求めるなら「ニャチャン」に行こう
ダナンはまだ寒さと雨が残るため、海水浴目的でベトナムに行くなら、中南部のニャチャンがおすすめです。ニャチャンはベトナム最大のビーチリゾートで、近年は日本人にもじわじわと知られてきています。雄大な海が市街地の傍らに広がり、離島ツアーや巨大テーマパークなどエンターテイメント性抜群の観光地です。
[local, 20]
2019年1月の旅行の注意点
2019年1月はハノイは冬、ダナンとホーチミンは乾季と雨季の中間となりますので天気は不安定。特に2018年は年末となる12月頃から突然の雨が降ることが多くなり、観光客を戸惑わせています。天気、空模様は毎年大きく違うので、これから旅行に行く方は、できるだけ最新の現地記事をチェックするようにしましょう。