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その名の通り、市場が目の前!「アンコールナイトマーケット通り」

旅行者の目を潤わせてくれるシェムリアップ観光の一大ナイトスポットが「アンコールナイトマーケット」です。そのアンコールナイトマーケットの名前をとった通りが、市場建物の正面を南北に走る「アンコールナイトマーケット通り」です。毎夜18時頃から徐々に人で賑わいはじめ、南国の国独特の夜の喧騒の中買い物をしたり屋台料理を食べたりして楽しむことができます。

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今回はアンコールナイトマーケット通りをご案内します。

アクセス

びっしりと雑貨屋台が並ぶびっしりと雑貨屋台が並ぶ


同通りは市内のメインストリートであるシヴァタ通りの一本西側に並行して走っています。通常こちらはパブストリートを食べ歩きしながら楽しみつつ、人込みで賑わっている方向へと歩いていたらいつの間にかアンコールナイトマーケット通りに繋がっている、という形です。厳密にいえばパブストリート、ナイトマーケット通り、アンコールナイトマーケット通りとなるのですが、自分がいまどの道を歩いているのか確認するのは困難なので、パブストリートと同通りは繋がっていると考えていただいて構いません。また、ソックサン通りからも入ることができます。

昼間はのどかなな通り

日用雑貨店。たいていのものは置いている日用雑貨店。たいていのものは置いている

昼間は打って変わって静かな通りであるのも特徴の一つ。個人経営の日用雑貨店やレストラン、ランドリーなどがまばらに見えます。日用雑貨店ではコンビニのような品揃えとは行きませんが、浴用品や飲料水、お菓子など滞在に必要なものはたいてい置いてあります。注意点は水は冷たいのと常温を選ぶ必要があることと、お菓子類は賞味期限が切れている可能性があるということです。ドリンクはかまいませんが、その他の口に入れるものはシヴァタ通りで調達する方が安心かもしれません。

また、シャンプーやコンディショナーは1回使い切りタイプが置いてあるので、ボトルで買う必要がないのは嬉しいところ。使う回数だけ購入することができます。

レストランもある。値段は少し高めの印象レストランもある。値段は少し高めの印象

夜になると賑わうレストランがいくつか同通りでありますが、日中営業しているところは半分程度。いずれも外国人旅行客価格に設定されているので、値段は割高感はありますが、同通りもしくはソンサック通りのホテルに滞在していて、「パブストリートまで行くのが面倒」という方ならば、こちらは大いに利用価値があると思います。味は確かです。

同通りでのホテル滞在に関して

欧米人がやっている屋台もいくつか見受けられた欧米人がやっている屋台もいくつか見受けられた

また、同通りには数軒ホテルがあり、料金の相場は4000円前後。プール付きの中級クラスとなります。滞在中アンコールナイトマーケットに毎日足を運ぶつもりであれば、この通りは申し分ないでしょう。ホテルはナイトマーケットのど真ん中にあるというよりは、道の端、徐々に店が少なくなってきたころにあるので、部屋にいてもそれほど喧騒は聞こえてきません。宿泊するに問題はないといえるでしょう。もちろん同通りから道を一本曲がったソックサン通りで探すのも可。

夜はナイトマーケットに繰り出そう

ナイトマーケット前の広場ナイトマーケット前の広場

ナイトマーケットの中心エリア。客待ちをしているトゥクトゥクに、無数の屋台、レストラン、屋根付きのマーケットが広がっています。ここがナイトマーケットで賑わうピークとなり、これより北上するとお洒落なカフェや高級レストランが数軒並び、さらに直進すると「Preach Sangreach Tep Vong通り」に突き当たります。

レストランはクメール料理を食べながらビールを飲む居酒屋スタイルのオープンエア席が主流で、がっつりと食べたい方はパブストリート方面で探すのがおすすめです。

3つの目貫き通りを覚えておこう

今回紹介したアンコールナイトマーケット通り、ソックサン通り、シヴァタ通りの3つはシェムリアップ中心市街地の目貫通り。アンコールナイトマーケットにもパブストリート、オールドマーケットにも近く、ホテル、レストラン、スパ、お土産ショップとあらゆるものが密集している中心地帯の真ん中にあります。初めての観光では、この通りを中心に歩いてみるといいでしょう。

[local, 491, 500]

<DATA>

名称:アンコールナイトマーケット通り(Angkor Night Market St)
アクセス:ソックサン通りもしくはナイトマーケット通りから繋がる道。シヴァタ通りと並行して走る通りです。

[local, 467, 466]

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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