ベトナムのホーチミン市内観光を楽しむ上でのポイントや注意点を紹介。コロナ以前にホーチミンに来た人も、2024年と比較すると様変わりしているので、是非ここで紹介する最新の現地情報を参考にしてください。
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ホーチミン市内観光。コロナ前後で大きく変わった点
新型コロナ前はホーチミン市内には数多くの流しのタクシーを見かけ、旅行者はいつでも手を挙げてタクシーを捕まえることができました。しかし、コロナ禍の旅行者減を受けて、2024年現在はそれほど多くのタクシーは見かけません。
現在の市内の主要移動手段は専ら配車アプリとなるため、初めての旅行者であっても、できるだけポケットWi-Fiをレンタルして屋外でもネットに繋がる環境を整えるのが旅の醍醐味の1つとなります。
ドンコイ通りよりもグエンフエがホーチミン最大の繁華街に
かつてはドンコイ通りが旅行者にとっての最大の繁華街でしたが、2024年現在は閉店しているお店もまだあり、過去の雑貨店が並ぶ風景と比べると少し寂しい様子がうかがえます。その代わりにレストランが増えているので、ランチやディナータイムに歩き回るのはおすすめです。
一方でグエンフエ通りは歩行者天国の大通りで、近年はお店の数も増えてきてドンコイ通りよりも賑わいがあります。夜になると現地人も集まるので、彼らの日常の様子を覗くこともできます。グエンフエ通りを真っすぐ進むとサイゴン川に突き当たりますので、そのまま川沿いを散歩するのも良いでしょう。サイゴン川周辺はコロナ禍に整備されて、今は芝が広がる公園のようになっています。
ファングーラオはビギナー旅行者向けに整備。誰でも楽しめる!
ベトナム最大のバックパッカーエリアであるファングーラオ。かつてはカオスな町並みが広がり、治安も悪く旅慣れた旅人以外にはあまりおすすめできませんでした。しかし、昨今はエリアの浄化が進み、治安がぐっと良くなり、旅慣れない人や女性同士の旅行者でも気軽に足を運べるようになりました。
路上屋台もまだ健在ですが、シーシャやビールサーバーを注文できる大規模のお店も増えてきて、バンコクのカオサンやシェムリアップのパブストリートのような雰囲気になっています。
お洒落タウン「タオディエン」でコーヒーブレイクはいかが
ドンコイエリアのあるホーチミン1区からタクシーで20分走ったところにあるトゥードゥック市タオディエン地区は、在住欧米人と富裕層のベトナム人が暮らす西洋の町並みが特徴のエリアです。
欧米人が経営している飲食店で本場の西洋料理を楽しむこともできますし、お洒落カフェで午後のコーヒーブレイクを取るのも海外旅行ならではのリラックスできる時間ではないでしょうか。
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ナイトマーケットは「ゴーバップ」がおすすめ!
これまでホーチミン旅行者が足を運ぶナイトマーケットと言えばベンタイン市場周辺で開催される夜市でしたが、2014年におすすめしたいのは「ゴーバップ・ナイトマーケット」です。空港北部に広がるゴーバップ区の大通り沿いにて開催される大規模なナイトマーケットとなります。
ベンタイン市場の夜市よりも数倍規模の大きなナイトマーケットとなります。旅行者向けの置物雑貨などはありませんが、現地で流行りの服飾品や屋台グルメを楽しむことができます。
ホーチミンはハノイやダナンと違い観光エリア中心部に大規模マーケットがないため、ナイトマーケットを楽しみにしている人は、こちらのゴーバックを目指してみるのがおすすめです。当ナイトマーケットは市民劇場からタクシーで30~40分程度で行くことができます。
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まとめ:ホーチミン旅行では行動範囲を広げるのが満足度を上げるポイント
今回はホーチミン旅行の楽しみ方を2024年最新版として解説しました。以前はドンコイエリアとベンタイン市場周辺を歩くだけでも観光を楽しめましたが、2024年のホーチミン旅行はそれだけだと少し満足度が落ちるかもしれません。そのときは、ここでご案内したエリアに訪れてみると、思わぬ発見やベトナムらしい時間を過ごすことができるでしょう。