ベトナム中部旅行を計画している人は、ダナン&ホイアンと2都市観光するのが普通です。しかし、4~5日間の短期旅行が多い日本人の多くは、これらすべての観光スポットを回ることは到底できません。
そのため、旅行者はなるべく効率よく町観光をしたいところです。そこで、ここではダナン市内のビーチエリアに特化した現地の歩き方を紹介します。
ダナン市内観光でおすすめのビーチエリアは「ミーケービーチ」
ダナン市内中心部に広がる南シナ海は旅行者にとっては南北2つの海に分かれており、北部はミーケービーチ、南部はノンヌオックビーチと呼ばれています。ノンヌオックビーチは五行山周辺に広がる海で、砂浜に沿って高級リゾートホテルが建ち並んでいるため一般の旅行者が海水浴するのは少々困難です。もしノンヌオックビーチを楽しみたいなら、周辺のホテルに宿泊するのが一番です。
一方、ミーケービーチは繁華街傍に広がる海で、旅行者はこちらのビーチエリアを散策するのがおすすめです。ただしミーケービーチは南北に広く、繁華街があるのは中央部です。北部もしくは南部に行き過ぎてしまうと、海水浴はできるものの周辺に散策できる町がなく、非常に不便を強いられるので注意が必要です。
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ホイアン観光でおすすめのビーチエリアは「アンバンビーチ」
ホイアンは世界遺産旧市街が有名ですが、旧市街からタクシーで15分から20分ほど東方に走ると、ノンヌオックビーチより広がるビーチエリアが見えてきます。ホイアン市内で旅行者に人気のビーチは「クアダイビーチ」と「アンバンビーチ」です。
クアダイビーチは岩場が多く砂浜がほとんどないため海水浴には適していません。ただし周辺に4つ星・5つ星ホテルがあるため宿泊エリアとしてはおすすめできます。
一方でアンバンビーチはご覧のように美しい砂浜とビーチに恵まれ、周辺には海鮮食堂や安マッサージ店、ミニホテルなどが充実しています。
ただしビーチエリア自体は狭いので、ハイシーズンになると国内外の旅行者で砂浜が埋め尽くされます。クアダイビーチからアンバンビーチまでは車で10分程度なので、クアダイビーチ周辺に宿泊して海水浴はアンバンビーチで楽しむのがおすすめです。
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ダナン旅行者必見!ミーケービーチの歩き方
ミーケービーチ中心部はボーグエンヤップ(Vo Nguyen Giap)通りとグエンバントアイ(Nguyen Van Thoai)通りのT字路から南エリアとなり、一本町側の道に入ると数多くのショップが建ち並ぶ繁華街に行くことができます。
ミーケービーチの砂浜には白いパラソルとデッキチェアが並び、また南国らしい涼しげなオープンエアのカフェも見ることができます。近くには幾つかのマリンショップがあるので、シュノーケルやサーフボードのレンタルが可能。またジェットスキー、パラセーリングといったマリンスポーツもツアーデスクから申し込むことができます。
ダナンビーチの繁華街の歩き方
ダナンのミーケービーチ周辺にはこのような道幅狭い一本道がたくさんあり、道路の両脇にはお土産店、スパ、マッサージ店、カフェ&レストラン、ゲストハウス、ナイトバーなどが所狭しと並んでいます。
大通りは上述したボーグエンヤップ(Vo Nguyen Giap)通りとなり、こちらでは大型の海鮮食堂やスパ、コンビニなどがありますが、旅行者が散策して楽しめるのは路地中と言えるでしょう。ちなみにトリップアドバイザーなど海外の口コミサイトで人気のお店が集まっているのもこのエリアとなります。
具体的には「Tran Bach Dang St」、「An Thuong 4」、「Ho Nghinh St.」などがおすすめの通りです。また、晴れた日はHo Nghinh St.で小規模のナイトマーケットも開催されます。海水浴と併せて1日たっぷりと南国ライフを満喫できます。博物館など観光スポット巡りも良いですが、このような南国バカンスを楽しむ時間も大切にしていってください。
まとめ:短期旅行者はダナンビーチエリアで過ごす時間を多めに
日本人旅行者の多くはホイアンよりダナンを滞在の拠点に選びます。ダナンのホテルエリアは大きく分けて「ダナン大聖堂周辺」、「ミーケービーチ周辺」、「ノンヌオックビーチ周辺」に分けることができますが、初めての滞在であれば断然ミーケービーチ周辺がおすすめできます。夜遅くまで営業しているお店もありますし、夜の海を散歩するのも楽しみです。初めてのダナン旅行者は、是非ビーチエリアで過ごす時間を多めにとるようにしてください。
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