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2023年最新!ダナンから行く古都フエ世界遺産の旅が人気!ツアーで行こう

ベトナム中部旅行ではホイアン・ミーソン遺跡・フエの3つのユネスコ世界遺産がありますが、フエは中北部に位置しているため、ダナン旅行者にはなかなか行きづらい観光地です。しかし、昨今は日系旅行会社も相次いでダナンやホイアン発のフエ1日ツアーの催行を開始しているため、現地ツアーに参加するだけで日帰りでフエ旅行を満喫することができます。

そこで、ここではダナン発の世界遺産フエの旅をご紹介します。

ダナン&ホイアン旅行者にとってフエが行きづらい背景

IMG_6040.jpgゆっくり流れるフエの時間を楽しんで

一昔前までは、ダナン・ホイアン・フエの3都市周遊の旅行パッケージツアーもよく見かけましたが、昨今は現地をゆっくり楽しむツアーが人気となっており、弾丸ツアーは減ってきた印象です。
フエは歴史好きが多い日本人旅行者には昔から人気の観光地でしたが、個人で行くとローカルバスで4時間ほどかかることから、ダナン旅行者が"行くに行けない場所"となっていました。

ダナンから3時間以下で行ける!フエ日帰りツアーが人気

しかし、ここ数年で中部から中北部地方にかけての道路整備が進み、越えなければいけない山道も高速道路が開通するようになり、ダナンからフエまでは2時間半~3時間で行くことができるようになりました。

まだ日系旅行会社の中にはダナン&ホイアン発のフエツアーを催行しているところは少ないですが、2023年以降も注目される現地ツアーの1つとなることは間違いないでしょう。

ダナン&ホイアン発の日帰りフエツアーをご紹介!

IMG_8040.jpgフエまでは専用車が絶対におすすめ

ダナン&ホイアンからフエ行きのツアーに参加する際のポイントは、「専用車で行くこと」です。以前と比べると早く行けるようになったものの、それでも2時間以上の移動となるので、できれば自分たちだけでストレスなく行きたいものです。

専用車といってもツアーガイドも乗車してくれるので、途中でトイレに止まりたいときも気兼ねなく相談できますね。

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1.歴代13代皇帝が居城した「阮朝王宮」

IMG_5895.jpgかつて王宮があった場所

フエ旧市街の中央にある「阮朝王宮(グエン朝)」は、かつて13代阮朝皇帝が居城した王宮となります。ベトナム戦争時に焼野原となってしまい、現在は外堀と一部建物が残されているに留まっていますが、周辺には馬車体験ができたり、美術館・博物館を見学することもできます。

将来的には建物の復旧もするようで、王宮玄関口には3D映像で将来復旧予定の王宮の映像を鑑賞することができます。

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2.フエ最古の寺院「ティエンムー寺」

IMG_6024.jpg背の高い七重の塔は必見

阮朝王宮のある旧市街をフォン川沿いに進むと見えてくるのが「ティエンムー寺」です。フエ最古の仏教寺院で、400年以上の歴史を誇ります。現在でも現地人が足繁く通い、仏教徒の参拝の様子を見ることができます。

迫力のある七重の塔や本堂内の読経の風景は見ごたえがあり、日本のお寺とはまた違った趣を感じることができます。観光スポットにもなっているので、周辺にはお土産を売る露店があるのもベトナムらしいです。

また、ここから望むフォン川の景色も見逃さないでください。

3.フォン川のクルーズを満喫!

IMG_6015.jpg観光船が多数運行している

新旧市街地を隔てるフォン川を越える際は、ご覧の船に乗って渡ることができます。船上から眺める阮朝王宮や新市街地の風景は対極で興味深く、フエの歴史と時代の変遷を同時に垣間見ることができます。

4.山奥にある煌びやかな「カイディン帝廟」

IMG_6289.jpg本堂内部。とても仏教を支持していたものとは思えない華やかさ

カイディン帝は12代皇帝で、これまで仏教を支持していた歴代皇帝から一新して、フランスを敬愛する異色の皇帝でした。そのため、カイディン帝廟も中華風の外観とは裏腹に、内部は煌びやかな装飾が施されていて、フランスの「自由」と「華やか」さを見て取ることができます。

こちらは「廟」となるので、カイディン帝の遺体が地中に眠っていると言われていますが、真偽の程は定かではありません。

IMG_6218.jpg大きなゾウの石像

一方で宗主国である中国を彷彿とさせる風景もそこかしこで見ることができ、その1つがこちら。写真はゾウの石像ですが、周辺には人間の像も複数体安置されていて、中国の兵馬俑のようでもあります。

兵馬俑は皇帝を守るための造営と言われていますが、おそらくカイディン帝廟のそれも似たような意図があったと思われます。ちなみに、ベトナムは元々漢字圏でしたが、このカイディン帝の時代にフランスの植民地となり、現在のローマ字表記のベトナム語が普及することになりました。

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5.中国の影響を色濃く受けた「ミンマン帝廟」

DSCN8346.jpgベトナムらしさも滲み出るミンマン帝廟

ミンマン帝は2代阮朝皇帝となります。この時期はまだ中国の支配が色濃く、自国ベトナムを中国の下という意味を含んだ「大南(ダイナム)」と呼んでいたほど。森林の中に広がる広大な敷地には中華様式を至るところに見ることができます。

また、当時の漢字で書かれた石碑や人型やゾウ・馬の石像が建つなど、カイディン帝と同じような中華秩序を見ることもできます。

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6.4代皇帝の別荘地「トゥードゥック帝廟」

IMG_6477.jpg当時はさらに美しい緑の風景に覆われていたことが想像できる

4代トゥードゥック帝は、中国とフランスに支配される時代となりますが、比較的穏やかな期間も多く、こちらの廟はトゥードゥック帝が時間の合間に立ち寄っていた別荘地と言われています。敷地中央に広がる大きな池では、当時の皇帝が手漕ぎボートに乗って釣りに興じていたようです。

一方で寺院の方は中華要素が強く、ミンマン帝廟とさほど変わりない様子がうかがえます。散策の道中は野鳥が鳴いていたりと、ほのぼのとした森林浴を楽しむことができます。

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PHトラベル催行:専用車で行くダナン&ホイアン発フエ日帰りツアーに参加しよう

IMG_6186.jpgダナンにはないフエの景色を楽しんで

今回ご紹介したフエの観光スポットを専用車に乗って行く場合は、「PHトラベル」主催の現地ツアーがおすすめです。
日本語堪能のベテランガイドが案内してくれる日本人運営の旅行会社となりますので、失敗のない楽しい時間を過ごすことができるはずです。

フエは上記で紹介した観光スポットがほぼメインとなるので、泊りがけで行く必要もありません。歴史好き、世界遺産好きの旅行者であれば、多少の予算をとってフエツアーに参加してみてはいかがでしょうか。

ビーチリゾートのダナンとは大きく違う情緒溢れる時間を過ごすことができます。

>>ダナン発フエ日帰りツアーの予約・詳細

>>ホイアン発フエ日帰りツアーの予約・詳細

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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