コロナの心配も無用！高原リゾート「ダラット」を楽しもう！　

新型コロナ明けの最初の海外旅行先はもうお決まりですか？中南部高原地帯ダラットはベトナム人にとっての避暑地であり、ハネムーン先として知られる美しい花と湖の町。ベトナム在住日本人の間でも人気がある観光地ですが、まだ日本人旅行者にはあまり知られていない様子。そこで、今回はコロナ明けにおすすめしたいダラットの魅力や過ごし方をご紹介します。

新型コロナの市中感染もなし！クリーンな町「ダラット」へ行こう

ダラット市街地にて

新型コロナの水際対策がうまくいったベトナムでは、少数の新規感染者は出ているもののホーチミンやハノイ、ダナンといった都心に限り、今回紹介するダラットのような観光地は市中感染が認められていません。コロナの心配も不要なので、コロナ明け最初の旅先としてもおすすめできます。

高原地帯ダラットにおける時間の過ごし方

花の都にふさわしいカフェがたくさんある

ダラットは標高1500mに作られた小さな町。市街地での過ごし方は「カフェでコーヒー」、「花をテーマにした観光施設」、「ダラットグルメ」、「市場で買い物」などが挙げられます。ハイライトとなる見どころはそれほど多くはありませんので、比較的時間を持て余すようなゆっくりとした余暇を過ごしてください。

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お土産ショッピングは「ラングファーム」で

市街地中心のいたるところに立つラングファーム

ラングファームは全国にお店を構えるダラット特産を扱うチェーン店。本場のダラットでは市街地にたくさんのお店がありますので、いずれかに入ってみてください。ここで買えるおすすめどころはカラフルなグミやジャム、乾物、ジュースなど。どれも値段はそれほど高くないので、お土産としてまとめ買いするのにもおすすめできます。

一番人気は「SLに乗って隣町」！

SLはソ連製

ダラット市街地のスアンフーン湖の湖畔にあるダラット駅では、毎日定時発車で隣町のチャイマット村へ行く列車が運行しています。この列車は旧ソ連製のSL列車で、現在も現役で乗ることができます。蒸気機関車に乗ったことがないという人には思い出に残る体験となるでしょうし、チャイマット村には辺境にあるとは思えない煌びやかで豪華な外観の仏教寺院を見学することができます。

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インスタ映えする景勝地がたくさん！半日から1日かけて回ろう

少数民族の家屋を再現

ダラットは高原地帯のため、見晴らしのいい自然風景や広大な土地を活かした観光地を回ることができ、いずれも写真映えするスポットが多くあります。ただし、注意点としては「市街地から距離がある」こと。市街地の観光であれば自転車のレンタルでも十分ですが、郊外の観光地はバイクでも20～40分ほどかかりますので、ツアーに予め申し込むのもいいでしょう。

「ホアソンディエンチャン」にて

ダラットの観光地はそれほど数はありませんので、"穴場のスポット"がないので見どころとなる場所はすべてツアーが催行しています。ただし、どんなに効率よく行っても往復の移動時間を考えると、1日に行ける観光地は2つ程度が精いっぱい。事前にどこのスポットを回ろうか考えておくのがいいでしょう。

ホテルの選び方と過ごし方

西洋風の雰囲気のホテルがほとんど

もともとこのダラットはフランス軍によって開拓された町なので、町並みやホテルの装飾・雰囲気も西洋風なのが特徴。「豪華なリゾートホテルでホテルライフを」と楽しみにしている方もいるかと思いますが、実はダラットには他のリゾート地にあるような高級リゾートホテルがありません。市街地では5000円前後の中級ホテルが一般的で、幾つか4つ星ホテルもあるのですが、サービスは都心の3つ星と同レベル。市街地から少し離れることがでえきるならば、ヴィラに宿泊することも可能です。1棟を貸し切るため料金は1万～3万円/日が相場。ただしホテル設備はなにもありませんので、1日ホテルライフを満喫する、といったことは難しいです。