ベトナム最新情報ブログ(現地在住ライターによるベトナムの記事)

2021年1月~3月のベトナム旅行でおすすめしたい観光地はココ!

2020年は新型コロナの年となり、満足いく海外旅行は難しかったことでしょう。しかし、同年11月以降は各社でワクチン開発に好結果がうかがえ、早ければ2011年最初にも世界各国は国交を再開するかもしれません。そこで、今回は1月から3月の海外旅行でベトナムを選んだ際におすすめの観光地をご紹介します。

真冬の季節はやっぱり南国バカンスを満喫したい!

20200923_121608.jpgニャチャンビーチの様子

日本の1月から3月というと、気温一桁からマイナスになる真冬の季節です。この時期にアジアへ旅行に出かけるならば、常夏の南国バカンスを満喫したいと思っている旅行者が多くいるはずです。ベトナムにおいてこの時期にしっかりと南国感を満喫できるのは中南部以南となります。ベトナムはちょっと複雑な気候で、北部、中部、中南部以南では気候区分が異なります。

北部と中部へ旅行する場合は服装に注意

IMG_1918.jpg全員長袖の格好でバイクを走らせている

旅先としてベトナムを選ぶ際に気を付けてほしいのは、1月から3月は北部と中部は現地で冬と呼ばれ、日によっては肌寒いということです。場合によっては厚手のジャンパーやコートが必要になるほど気温が下がる日もありますが、逆に太陽が出ている日は夏服の格好でも観光できます。こればかりは現地に行ってみないと分からないので、秋冬と夏服の両方を持っていくといいでしょう。

海水浴をするなら「ニャチャン」がおすすめの理由

IMG_9256.jpgこの時期でも真夏の陽気が降り注ぐニャチャン

ベトナムには複数の海水浴ができるビーチリゾート地がありますが、中でも2021年の最初におすすめしたいのが、中南部の「ニャチャン」。日本人の中では中部のダナンが知名度が高いですが、上述したようにこの時期は観光は問題なくとも、海水浴ができるかは微妙です。一方でニャチャンは年間を通して気温は一定で、過ごしやすさはホーチミン以上。ただし暑さや紫外線も相当なものなのでしっかりと対策も必要です。

20200923_144004.jpgリゾートホテルも近年は増えてきた

またこの時期にニャチャンを推したいもう1つの理由が「国交再開明けでホテル宿泊料金が安くなる期待」があるからです。ちなみに11月時点では本来1泊2万から3万円する5つ星ホテルも1万円以下で宿泊することができます。ビュッフェの数が少なかったり、ドアマンが不在だったりと多少の不便はあるかもしれませんが、それでも1万円前後で高級リゾートホテルに宿泊できるのは、もともとニャチャンが現地人ではなく外国人でなりたっていたリゾート都市だから。是非期待していてください。

[local, 20]

日本の冬にベストシーズンを迎える「ホーチミン」もおすすめ

IMG_3500.jpgホーチミンのファングーラオにて

南部にしてベトナム最大の都市のホーチミン。12月まで続いていた雨季が終わり、過ごしやすい気温の日々が続いています。観光におけるベストシーズンでもあり、滞在中のほとんどの日が晴れていて、なおかつ適度な湿度のため観光にも最適です。ベトナムは都心のホーチミンであっても新型コロナの市中感染はほとんど見られなかったため、町中はほぼコロナ前と同じ賑わい。商店に入る際にもしかするとマスク着用があるかもしれない、といった程度。

大自然のメコンデルタ観光も体験して!

DSCN9303.jpgメコンの町カイベーにて

南部メコンデルタ地方は大自然が町中に寄り添うエリアで、ホーチミンから日帰り、もしくは1泊で行くことができます。有名どころでいえば「ミトー」と「ベンチェー」で、各旅行会社が主催している「メコンツアー」や「ジャングルクルーズツアー」と表記されている日帰りツアーの行き先となっています。それ以外にも水上市場を見学できるカイベーやカントー。少数民族と交流できるチャウドックや河川の町カーマウなども見どころがある観光地です。

[local, 1026]

静かな離島を楽しみたいなら「フーコック島」

IMG_0270.jpgのどかな海と現地人の暮らしが広がる

ベトナム最西端の離れ小島のフーコック島。新型コロナの期間中も市中感染したという情報はなく、のどかなリゾートアイランドを楽しむことができます。また、フーコック島もニャチャンと同様に各ホテルはコロナの影響で値下げに走っているので、高級ホテルをエンジョイする絶好の機会と言えるでしょう。フーコック島は現地人にも人気の観光地でもあるため、昨今はカジノやサファリパーク、遊園地などエンタメ施設も充実してきましたので、子供から大人まで充実したベトナム旅行を楽しめます。

[local, 244]

新型コロナ明け最初の旅行先はベトナムで決まり!

2021年は新型コロナの影響が比較的少なかった東南アジアに旅行者が集まる見込みです。ベトナムはその中でも最も感染者数が少ない国となりますので、国交再開した暁には多くの旅行者がベトナムに足を運ぶことでしょう。是非、新型コロナ明けの最初の旅先としてベトナムの中南部、南部を選んでみてください。

著者プロフィール

著者写真

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

カテゴリー別記事一覧

月別記事一覧

  • ベトナム さくっと 早わかり!
  • カンボジア さくっと 早わかり!