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ダナン出張者必見!市内のホテル事情とおすすめホテルを紹介

ダナンに出張で訪れる日本人は年々右肩上がりで急増中。とりわけIT関連と製造業の日系企業が多く進出している様子です。そこで、これから始めてのダナン出張者に向けて、市内のホテル事情をご紹介するとともに、おすすめのホテルもご案内します。

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ダナン出張者がよく滞在するエリア

IMG_8336.jpg市街地のチャンフー通りの様子

ダナン出張者に今も昔も人気のエリアはチャンフー通りとその周辺となります。こちらはダナン市の中心市街地となり、またミーケービーチが観光のメッカになる前までは、名実ともに旅行エリアの中心地でもありました。現在でもチャンフー通り沿いには旅行者向けのお土産店やスパなどが建ち並んでいるので、出張者もこの周辺に滞在すれば多少なりとも旅行気分を満喫することができるでしょう。

Presentation1 - コピー (2).jpg老朽化が進んでいるホテルもあるので注意も必要

旅行者にはあまり知名度はありませんが、チャンフー通りと並行して走るバクダン通りの大通り及び小道沿いには、出張者御用達のビジネス系ホテルが十数軒と集まっています。日本人出張者にも人気のあるホテルも幾つかあるので、初めてのダナン出張者はこの界隈に泊まるのもいいでしょう。周辺は観光エリアなのでレストランやマッサージなどには困りませんが、コンビニや日用品を売っているお店はそれほど多くないので、ベトナムらしい昔ながらの個人商店にお世話になることになります。

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チャンフーエリアでおすすめのホテル

bc7fac433b43bd9bded324797f66b852.jpgⒸサンリバーホテル

チャンフー&バクダン通りエリアは、1泊2000~5000円程度の1~3つ星ホテルが主流となります。ホテルは昔からある建物に改築を加えているので、ところどころに老朽化が見られるのは我慢しなければなりません。日本人出張者に有名なのは「サンリバーホテル」、「バンブーグリーンホテル」など。いずれも5000円以内で宿泊することができます。また、もしそれ以上に予算がとれるなら、「ヒルトン」と「ノボテル」が北部にあるのでこちらもおすすめです。

ミーケービーチエリアはレジデンスホテルに泊まれる

IMG_7702.jpgせっかくのリゾート地。レジデンスに泊まってみては

近年ダナン出張で人気となっているのが、ミーケービーチ周辺エリアのホテル群。こちらは市街地と異なりいずれもここ十年でできたホテルなので、安ホテルであっても非常に清潔なのがありがたいです。また、無論観光エリアでもあるため、コンビニやレストラン、食堂、マッサージ店、コンビニなど多様なお店が集まっているのも特徴の1つ。

IMG_9788.jpgフュージョンスイーツの客室

ただし、ミーケービーチ周辺には100を超えるホテルがあり、予算もまちまちなので、初めてのダナン出張者にとってはホテル選びに困ってしまいます。そこでおすすめしたいのが「レジデンスホテル」です。一般旅行者と同時に出張者にも人気があるキッチン付きの客室という特徴を持っています。簡単な調理ならできますし、冷蔵庫も大きめでしっかりと冷えるので、10日以上の中長期出張者に支持されています。

IMG_9797.jpgオーシャンビューの朝食ビュッフェを満喫

レジデンスホテルに宿泊すれば、ご覧のように海を見渡しながらの朝食ビュッフェも楽しめますし、客室からも絶景を望むことができます。夜遅くの帰宅でもホテル内のバーやマッサージ店は営業しているので、束の間のリゾートライフも体験できます。ちなみにミーケービーチ南方のノンヌオックビーチエリアも大型リゾートホテルが並んでいて観光客に人気がありますが、料金が高いというのと、ちょっと広すぎて移動に時間がかかるため出張者向けではありません。

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ミーケービーチ周辺のおすすめホテル

IMG_9851.jpg休日はホテル内のフィットネスジムで汗を流すのも

ダナンは近年はホテルラッシュが続いているので、4つ星、5つ星ホテルでも徐々に宿泊料金が下落傾向にあります。ノンヌォックビーチエリアはリゾートホテルとあって1泊1万5000~4万円ほどと高値を付けていますが、ミーケービーチ周辺であれば4つ星の「アラカルト」、「フュージョンスイーツ」、「アバター」などは1万円を切る料金で宿泊することができます。

ホイアンエリアの宿泊事情

IMG20191009132129.jpgタンビンリバーサイドにて

ダナンから車で40分ほど南下したところにある世界遺産のホイアン。どうせならこの周辺に泊まりたいと考えている出張者もいるかもしれませんね。ただし、旧市街内にはホテルがありませんし、そもそもタクシーの乗り入れが禁止されているので、泊まるとしたら旧市街傍のレロイ通り北部や近郊クアダイビーチ周辺となります。いずれも市街地からは離れてしまうので、朝の渋滞を考えると出張者向けではありません。また、ホテルはリゾートホテルが幾つかありますが、いずれも値段は割高の他、ミドルクラスのホテルは逆に老朽化が進みコスパが悪い印象があります。

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安さならチャンフー。快適さをとるならミーケービーチ周辺

「どうせ朝から晩まで仕事だから、ホテルは寝るだけだよ」という方は安く泊まれるチャンフー通りエリアでホテルを探すのがいいかもしれません。一方で少しでもリゾート気分を味わいたいというのであれば、迷わずミーケービーチ周辺を選ぶといいでしょう。

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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