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世界遺産ハロン湾のツアーに参加!おすすめ旅行会社も紹介

ハノイ旅行における最大のハイライトとして知られる世界遺産のハロン湾。近年はハノイ市内及び郊外のタンロン遺跡、ニンビン省といった世界遺産も注目されていますが、やはり日本人にとっての一番人気はハロン湾のようです。しかし、ハロン湾はハノイ市街から片道3時間半と距離があるため、よほど旅慣れた方でない限りは個人で行くのは困難です。基本はほとんどの旅行者はツアーに参加して行くかと思ので、今回はツアー参加によるハロン湾観光の見どころを解説。最後にはおすすめ旅行会社もご紹介します。

手漕ぎボートに乗って広大な湾内を周遊

971.jpg幻想的な風景に溶け込んだ時間を満喫できる

ハロン湾の見どころといえば、豪華な大型客船に乗って湾内を周遊することをイメージする人が多いですが、実はツアーのオプションに申し込めば、ご覧のように手漕ぎボートに乗って周遊することもできます。もちろんガイドがしっかりとサポートとしてくれますので、安全性も問題ありません。奇岩を通り抜けたり、果てしなく広がる霧がかった湖をただただ散策するだけでも、非現実的な時間を満喫することができます。

水上コロニーを見学できるのもツアーならでは

108.jpg湾上で養殖をしている様子

ハロン湾には一部で水上家屋が連なるエリアがあり、小さなコロニーが構成されています。水上には家屋だけではなく子供たちの学び舎や給油所、日用雑貨店などもあり、彼らの素朴な生活を見学することができます。ツアーによっては1日通して現地の人々と生活を共にするボランティアツアーもありますので、もし関心がある方はそちらに参加するのもいいでしょう。

かつて海賊が棲み処にしていた洞窟を探索

55.jpgティエンクン鍾乳洞が代表的な洞窟

ハロン湾には大小3000の奇岩があるほか、数百の鍾乳洞の存在も確認されています。まだ一般公開されている範囲は少ないですし、いまも現在進行形で発掘調査中のため、年々公開エリアは拡大しています。中でも旅行者が散策できるティエンクン洞窟は幻想的の一言。数千万年の歴史が織りなす大洞穴となっています。ちなみにかつてハロン湾の洞窟一帯は海賊の棲み処でもあったと言われています。

大型客船の見どころを紹介!

3538.jpgやっぱりメインとなるのは船上

ハロン湾のハイライトとなる大型クルーズ船の遊覧。現地では十社程度の観光会社から毎日就航していて、どの船に乗れるかは旅行会社との提携先によります。日帰りの遊覧コースもあれば、宿泊プランもありますので、旅程や予算に合ったツアーを選ぶことができます。

船上の食事に舌鼓

160.jpgどこの観光会社も豪華なディナーを用意している

大型客船の宿泊プランを選択すると、船上ではイベントが盛りだくさん。中でも目を見張るのはディナータイムです。甲板にでて屋外で食事をすることもできますし、生演奏を聴き、夜のハロン湾を眺めながらアルコールを嗜むことも可能。ハネムーンなど特別な思い出作りにもぴったりです。

朝ヨガがどれほど爽快か知っていますか

3846.jpgヨガで1日のはじまり

早朝のハロン湾は霧がたちこめていて、数十メートル先が見えない真っ白な世界。そんな中で甲板に出てヨガ教室に参加してみませんか。比較的多くの船で実施されているので、旅程をよく確認してみるといいでしょう。甲板で行うストレッチは新鮮な空気も相まってなんとも形容しがたい爽快感を感じることができます。

現地日系旅行会社「PHトラベル」のおすすめハロン湾ツアー

opd2_1602101252015681.4.jpgEMERAUDE号

PHトラベルは現地日系旅行会社の老舗。ハノイ、ダナン、ホーチミンに支店があり、いずれも日本人スタッフが在籍。プライベートツアーをメインに扱うクオリティ高いサービスを旅行者に提供してくれます。そのPHトラベルでは複数のハロン湾ツアーを取り扱っていますが、おすすめは船内にバーカウンターがあるEMERAUDE号と朝ヨガを楽しめるBHAYA号。いずれもPHトラベル専属の日本語流暢なツアーガイドがしっかりとアテンドしてくれます。

>>PHトラベルで行くEMERAUDE号1泊2日ツアー

>>PHトラベルで行くBHAYA号1泊2日ツアー

ハロン湾ツアー参加の注意点

ハロン湾ツアーに参加する場合は、現地の天気と気温を事前に確認しておくようにしてください。一般的に11月以降の乾季がハイシーズンと言われていますが、この時期は秋冬に相当するため、気温は10度以下になることも。朝夜は気温一桁まで下がることもありますので、ジャケットや長袖長ズボンを持参するといいでしょう。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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