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2020年最新ホーチミンでツアーに参加するときのポイントと注意点

ホーチミン旅行では、個人行動とツアー参加を上手に併用するのが観光を楽しむポイントとなります。しかし、旅行会社は数十の現地ツアーを用意していますので、どれに参加すればいいのか迷ってしまいますよね。そこで、今回は2020年最新版として、ホーチミンでツアーに参加する際に押さえておきたいポイントと注意点をご紹介します。

市内より郊外ツアーを重視する

DSCN6397.jpg2区タオディエン地区はお洒落カフェがたくさん

ホーチミン旅行においては、市内より郊外ツアーに参加するのがおすすめとなります。近年は中華街のチョロン観光や2区のタオディエン観光といった半日ツアーが人気ですが、これらはツアーで行く場所ではありません。自分で住所を下調べしておけば、簡単に個人で行くことができます。特にタオディエン地区は買い物やランチ、カフェがメインとなるため、ツアーで束縛されることなく、町歩きを楽しみたいところです。

市内ツアーでおすすめしたいのは?

DSCN5782.jpgベンタイン市場にて

とはいえ、すべての市内ツアーがおすすめできないわけではありません。例えば市内観光ツアーはどの旅行会社でもメコンツアーと並ぶ人気No.1の現地ツアーです。ドンコイや中央郵便局、戦争証跡博物館、統一会堂、ベンタイン市場といった要所を半日程度かけて回ります。

IMG_7651.jpg水上人形劇場

また、水上人形劇場やサイゴン川ディナークルーズといったナイトスポットのツアーも引き続きおすすめすることができます。これらのスポットは自分で手配することもできますが、ベトナム語が必要となりますし、何も知らないと購入方法や現地ルールといった勝手が分かりません。旅行会社が催行しているツアーに参加するのがいいでしょう。

郊外ツアーでは持ち物に注意して

IMG_2008.jpgメコンで自転車ツーリングもできる

郊外ツアーといえば、メコンツアーやクチトンネルツアーが人気ですね。日本の社会を忘れて、ベトナムの大自然の中、非現実的なひとときを満喫することができます。しかし、メコンやクチトンネルは田舎地域のため、事前に持ち物の準備を怠らないようにしてください。

必ず持っていきたい持ち物

1.UVカット&日焼け止めクリーム
2.ムヒ(かゆみ止め)
3.帽子、ストールなど暑さ対策
4.下痢止め(正露丸など)
5.うちわ

上記は最低限の持ち物となります。特にムヒはベトナムでは売っていませんし、下痢止めは日本人にどの程度効果・副作用があるか分かりません。正露丸はバクテリアをお腹にとどめておくからよくないと言われますが、車内で腹痛が起きたとき、田舎では近くにトイレがある施設はありませんので、背に腹は代えられません。

混載よりも専用車が断然おすすめの理由

IMG_2080.jpg団体には団体の面白さはあるが......

ツアーには混載で行く団体ツアーと、専用車で行くプライベートツアーの2タイプがあります。前者は安いのが売りですが、ホーチミンの郊外ツアーはどれも非常に人気のため、毎回車内はぎゅうぎゅうです。一方、プライベートツアーはワゴンタイプの車を一台貸し切るため、車内はとても快適です。もちろんツアーガイドもついているので、質問もし放題です。混載ではなかなか聞けないおすすめレストランや現地事情なども聞いてみるといいでしょう。

車のチャーターの注意点

IMG_8040.jpg車のチャータープランを利用しよう

旅行会社によっては、車のチャータープランを用意しているところもあります。ツアーは基本的に決められたルートを回りますが、チャータープランは車とガイドだけをチャーターするため、行き先は自分で決めることができます。チャーターの時間は4時間の半日コースと8時間の1日コースがあります。ルートづくりの際は、効率的に回ろうとするよりは、自分の好きなところをピックアップして、道順を整理して最短ルートを考えるのがおすすめです。もちろんレストランやカフェに行くこともできます。

旅行会社によって全く異なるガイドの質

d9a4b74ae0ce0eaa8a194b7689e752fbd3100cd6big.jpg旅の満足度はツアーの質で決まるかも

「どの旅行会社も似たようなツアー内容で迷う」という旅行者も多いですね。そんなときは、口コミでツアーガイドを褒めている旅行会社を選んでみてはいかがでしょうか。日本人に人気のツアー内容、レストラン、観光スポットは偏りがあるため、なかなか旅行会社間で差別化を図ることができません。そこで重要な指標となってくるのが、ツアーガイドの質です。

全体2.jpg専用車が人気のPHトラベルのガイド

車内で終始無言のガイドもいれば、楽しませようと頑張ってくれるユニークなガイドもいます。こちらの質問に気さくに答えてくれたり、身の上を話し合うことができる人懐っこいガイドもいれば、ビジネスオーラ全開で、余計な質問は受け付けないような雰囲気を漂わせているガイドもいます。特にベトナム人は表裏がはっきりしているので、非常に分かりやすいです。ツアーガイドの質は、その旅行会社の指導・教育の賜物となるので、「質が悪い=現場の状況を把握していない」と言い換えることもできます。

プライベートツアーはPHトラベルが絶対おすすめ!

PHトラベルは専用車のプライベートツアーが人気の現地旅行会社です。ホーチミンには日本人スタッフも駐在しているので、トラブルがあったときも迅速に対応してくれるのが特徴。申し込みは現地支店でも可能ですが、ベトナム王(当サイト)でもできます。是非ご利用してみてください。

>>ホーチミンの現地ツアーはこちら

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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