2020年もゴールデンウィークを終え、気候はすっかりと温かくなってきました。初夏の香りが混じりはじめ、会社・学校の夏休みに向けて旅行の計画を着々としはじめるのも、この時期くらいからとなります。そこで、今回ご紹介するのは夏に行きたいベトナムの観光地と楽しみ方。この夏は忘れられない思い出をベトナム旅行を通して作りませんか。
南国リゾートを満喫するならダナン＆ホイアン！
ダナンのハイアットリージェンシーベトナムと言えば、どんな旅行をイメージしますか。「町中でスパや雑貨ショッピング」と答えるのであれば、ハノイやホーチミンでもいいかもしれません。しかし、「常夏のバカンス」、「ビーチを満喫」というのであれば、中部のダナンやホイアンに向かうのがベストです。ダナンは近年観光開発が進み、5つ星ホテルが多く並ぶようになりました。ビーチと併せてホテルライフも楽しんでください。
世界が注目するミーケービーチビーチはミーケービーチが一押し。アメリカCNN「世界で最も魅力的なビーチ」、オーストラリアニュースペーパー「アジアで最も魅力的なビーチ」にも選出されています。周辺にはカフェやレストラン、物産店なども多くあるので、ミーケービーチ周辺のホテルに宿泊するのもおすすめです。一方で「プライベート感覚で贅沢な海を満喫したい」という方は、ミーケービーチ南方に広がるノンヌオックビーチがおすすめ。観光名所の五行山の一帯です。
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世界遺産ホイアンを楽しめるのはいまだけ！
ホイアン旧市街の何気ない風景中部地方は8月までが乾季の時期。9月以降は徐々に雨が降り始め、10月、11月は雨季と併せて台風もやってきます。場合によってはホイアン旧市街のトゥボン川が氾濫し、洪水の被害に遭うこともしばしば。その場合はレストランやカフェ、観光名所はすべて閉鎖されますので、ホイアン観光をすることはできなくなります。もしホイアンを旅行の目的として考えているならば、この夏の時期に行くことにしましょう。
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ニャチャンは雨季でもビーチを楽しめるって本当？
ニャチャンのホンチョン岬にて中南部ニャチャンは、この夏の時期は雨季となります。一般的に雨季の期間はビーチエリアはあまり人気がありませんが、ニャチャンは別。熱帯サバナ気候に属しているニャチャンは、年間を通して気温が高く、波も穏やか。雨は降りますが、ホーチミンほどの豪雨ではありませんし、雨あがりの後はからりと晴れるため海水浴を引き続き再開することができます。
ニャチャン大聖堂の様子また、ニャチャンはビーチ以外も観光スポットがたくさんあります。ツアーに参加すれば離島巡りもできますし、子供が楽しめるテーマパーク「ヴィンパールランド」や西洋の香りがする「ニャチャン大聖堂」、ベトナムらしいアジアンマーケット「ダム市場」に夜のお楽しみの「ナイトマーケット」など。ニャチャンは2020年時点で日本からの直行便は出ていないので、一度ホーチミン、もしくはダナンを経由する必要があります。滞在日数に余裕があるならば、ホーチミンかダナンの2都市周遊旅行も楽しんでいってください。
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ホーチミンで素朴な海に出会う。「ブンタウ」へ行こう！
半島のブンタウの町ベトナムと言えば常夏の気候で、日本よりも暑いイメージがありますよね。しかし、日本の7月、8月といった真夏の時期は、実はベトナムの方が気温は過ごしやすいです。日本に訪れるベトナム人も、この時期ばかりは「ベトナムよりも暑い」と口をそろえて言います。そんなベトナムの南部ホーチミンに旅行をする人は、日帰りもしくは1泊で楽しめる海の町ブンタウに訪れてみてはいかがでしょうか。ホーチミンに暮らす日本人の間でも非常に人気の港町で、ダナンやニャチャンのようなリゾートらしさはありませんが、安くシーフードを食べることができますし、半島となるので海水浴ができるエリアも非常に広大です。
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ハノイ旅行者が行く海といえば「ハイフォン」一択！
ベトナムの海はどこも遠浅なのが特徴一方、北部ハノイは有名な世界遺産のハロン湾やニンビン省が観光のハイライトとなり、ビーチで海水浴というイメージはありませんね。しかし、ハノイにも近郊に実はビーチエリアがあり、現地人にとっては週末に行く旅行先として人気があります。ハノイで最も近いビーチは港湾都市のハイフォンで、先に挙げたホーチミン近郊のブンタウと似たような町が広がっています。ただし、ハイフォンはハノイやダナン、ホーチミンと並ぶ政府直轄市なので、巨大都市です。ビーチ以外にも寺院や教会、湖などがあり、ハノイ市街と似た穏やかな風景に身を委ねることができます。
2020年今夏は「どこで」、「どのように」過ごしますか？
2020年の夏は、普段よりも濃密な思い出を作るために、ベトナム現地でどのように過ごすのかをしっかりと吟味してみてください。旅先は1つである必要はありません。ダナン＆ホイアンのように、ホーチミン＆ブンタウ、ホーチミン＆ニャチャン、ハノイ＆ファイフォンと、せっかくだから複数都市を巡る旅を計画してみてはいかがでしょうか。
