海外旅行を計画している日本人は年々増加傾向で、2020年も過去最高の出国数が見込まれます。もし今年の旅先を考えているならば、ベトナムのダナンはいかがでしょうか。ダナンはベトナムの中でも気候の変動に波があるので、行くシーズンによって楽しみ方を考える必要があります。
今回は2020年ダナンのシーズン別の楽しみ方をご紹介します。
グーグル公開!2020年の旅先トレンドNo.1に!
大手検索サイトのグーグルが公開したホテル検索数による2020年の旅先トレンドの第1位にベトナムのダナンが選ばれました。ダナンは近年日本をはじめ、世界各国で注目されているアジアのビーチリゾートとして成長しました。2020年もホーチミンとハノイに次ぐ第三の観光地として人気となる見込みのため、ダナン旅行を計画している方は、なるべく早くホテルを予約しておくといいでしょう。
ダナンは乾季と雨季だけじゃない!2020年のダナン旅行者は行くシーズンを考えて
東南アジアといえば、晴れが続く乾季と雨降りが続く雨季の2シーズンに分かれ、1年を通して常夏の熱帯と思われがちですが、それはベトナム国内では南部ホーチミンのみ。中部ダナンは乾季と雨季に分かれるものの、気温に大きな変動があり、また、台風の影響も鑑みなければなりません。
ダナンの乾季は3月から8月。海水浴もこの時期に
ホーチミンは熱帯サバナ気候という典型的な常夏の気候ですが、ダナンは区分が異なり、熱帯モンスーン気候となります。北部とも南部とも異なる特殊な気候なので、旅先にダナンを選んだ方は、自分が行くシーズンの天気情報を把握しておく必要があります。
3月から8月は晴れの日が多い乾季の季節となり、海水浴もこの期間で楽しめます。3月、4月頃は日によっては遊泳禁止の赤旗が掲げられていることもありますが、5月以降は真夏の日が続くので、南国バカンスをエンジョイすることができます。
ほとんどのダナン旅行者の旅の目的は「ビーチ」と「ホイアン」かと思います。両観光地ともアウトドアとなるので、雨が降らない乾季の時期に行くのがベストといえます。また、テーマパークとなるホイアンインプレッションテーマパークやバナヒルズなども屋外観光となるので、乾季に行く旅行者は、制限なく旅の幅が広がります。
2020年も9月から11月のダナンは台風に気を付けて
毎年9月から11月にかけて、中部地方では台風がやってきます。それと同時に雨季の季節でもあるため、場合によっては道路が冠水する騒ぎに発展することもあります。特に注意してほしいのはホイアン旧市街。町全体が冠水してボートで移動する事態もあり得、観光は危険となります。台風の情報は旅行会社が把握しているので、スタッフに旅行期間中の天気予報を訊ねてみるのもいいでしょう。
とはいえ台風の影響があるのは通過する前後3日程度。それ以外は通常の雨季ですし、9月、10月は暑い日も多く、海水浴も可能です。また、ホイアン旧市街にあるお店も年々変わってきていて、お洒落な冷房つきのカフェや、料理や飲み物にこだわりがあるお店も増えてきました。事前に口コミサイトなどで人気店の情報を集めて、カフェやレストラン巡りをする観光プランも魅力です。
12月から2月は日によって寒い。ホテルライフを楽しんで
去年筆者が2月に1か月ほどダナンに行ったときは、月の半分は寒くて、外に出るときは長袖やジャケットが必要でした。半袖だと震えるほど寒い時間もあるほど。しかし、残りの半分は体感で30度近く、ビーチに行けば海水浴をしている観光客も見かけるほどでした。このように12月から2月のダナンは同じ雨季であるものの、気温にばらつきがあるのが特徴。寒くても暑くても対応できるよう、服装に気を遣う必要がありそうです。
このシーズンの楽しみ方でおすすめなのが「ホテルライフを楽しむ」こと。ハノイやホーチミンと異なり、ダナンのリゾートホテルは敷地面積が広く、施設が充実しています。複数の屋外プールはもちろん、フィットネスジム、スパ、テニスコート、BBQなどを利用できるほか、ホテル催行の半日から1日オプショナルツアーも利用価値が高いです。
初めてのベトナム旅行にダナンを選んで
近年人気上昇中のベトナムですが、まだまだベトナムに行ったことがないという人も多くいます。もし2020年の海外旅行に初のベトナムを選ぶのであれば、国内屈指のリゾート地であるダナンを選んでみてはいかがでしょうか。