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フォトジェニックな写真を!人気観光地5選

海外旅行では一生の思い出に残るフォトジェニックな写真を撮影したいですよね。風景さえ美しければ、撮影のテクニックは抜きにして素敵な写真を撮ることができるはずです。撮影した写真はアルバムに収めるのもいいですし、フェイスブックやインスタグラムにアップして友人たちと共有するのも楽しみです。

そこで、今回はフォトジェニックな写真が撮れる人気観光地を5つご紹介します。

① 夜のホイアン&トゥボン川

IMG_8945.jpg夜の日本橋

まず最初にご紹介するのは夜のホイアン。1999年にユネスコ世界遺産に登録されたホイアン旧市街。昼間は中華寺院や博物館の見学をメインに、夜はランタン彩る町中を散歩するのがおすすめ。カラフルに光るランタンやライトアップされる日本橋はフォトジェニックな写真を撮れること間違いありません。

IMG_1801.jpg対岸から撮影した旧市街

ホイアンの景勝地でもあるトゥボン川。交易全盛期の17世紀には世界各国の貿易船が往来しました。写真上はナイトマーケットが開催される対岸から撮影したものとなります。ホイアンの町中だけを撮影するのではなく、歴史情緒残るトゥボン川と傍を行き交う雑踏を含めて撮影してみましょう。

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② 国内最大級の観光地「ハロン湾」

186.jpg近くから見ると大迫力。ハロン湾の奇岩

続いてご紹介するのは、ベトナム最大級の観光地「ハロン湾」。広大なカルスト台地が何億年とかけて形成した湾となり、旅行者は大型客船で周遊することができます。湾内には大小1000を越す奇岩が水面に立ち、甲板から眺めると圧倒的な迫力。また、遠くから他の客船を含めて撮るのも情緒溢れます。

済 (3).jpg甲板から撮影できる風景は圧倒的

また、おすすめなのは1泊クルーズ。早朝は朝霧が湾内に立ち込めていて、幻想的な風景を撮影することができますし、夕暮れのサンセットもまるで時間が静止したかのような不思議な時間を肌で感じることができます。船のサイズによっては多少揺れることもあるため、三脚があればなおよし。また朝は湿度が高いためレンズが曇る可能性が大。しっかりと対策を用意しておきましょう。

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③ ダラットの「SL&線路」

IMG_6287.jpg旧ソ連製のSL

中南部高原地帯のダラットはホーチミンからバスでおよそ6時間ちょっとで行くことができる避暑地的観光地。ベトナム人の間ではハネムーン先として人気があります。そんなダラットからは、ダラット駅をピックアップ。SLに乗って隣町へ行くことができる観光スポットです。こちらのSLは鉄道好きの間で注目され、「このSLの写真を撮影するためにダラットへきた」という人もいるほど。ちなみに、実際乗ることができるのは別の車体となります。

IMG_6405.jpgのどかな田舎風景が続く

隣町のチャイマットに到着したら、そこからは線路を歩いて市街へと向かいます。まるで映画のスタンドバイミーを彷彿させるような、そんな風景と時間を楽しむことができます。もちろんフォトジェニックな写真もたくさん撮れることでしょう。

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④ ダナンからは「ハイヴァン峠と礁湖」

IMG_7291.jpgハイヴァン峠からの景色

ダナンから車で20分ほどで行けるハイヴァン峠。現在でも単線の列車が峠を走っていて、その上を渦巻くように道路が続いています。車で行けば絶好のフォトジェニックスポットで停車することができます。ちなみにこのハイヴァン峠の列車とここから見る風景は、テレビ朝日「世界の車窓から」でも紹介されたことで人気急上昇中。

IMG_7338.jpg礁湖=ラグーンの風景

こちらはハイヴァン峠を越えた先にある礁湖。ラグーンとも呼ばれていて、足首が浸かる程度の水位が一定して半径何キロにもわたって広がっています。天気のいい日には背後の山々が水面に映り、一層美しい風景を目の当たりにすることができます。

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⑤ フーコック島の「漁船&マンゴーベイ」

IMG_0888.jpg石山殿周辺から見れる漁船と水上家屋

フーコック島はホーチミンから国内線でわずか1時間で行けるリゾートアイランド。フーコック島の中心部にある石山殿の周辺は多くの漁船が停泊していて、水上家屋も見ることができます。とってもベトナムらしいアジアンな風景は撮影のし甲斐があります。

IMG_0831.jpg海を見渡せるカフェ・レストラン

マンゴーベイはフーコック島で最も人気なカフェレストランの1つ。海沿いに建っていて、ホテル経営もしているので宿泊も可能(1泊7000~1万5000円)。マンゴーベイでは180度海を見渡すことができ、特に夕暮れのサンセット時は毎日旅行者で一杯。メモリアルで確実に利用したい方は予約がおすすめです。撮影する際は他のお客の邪魔にならないように。

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写真映えするスポットを探すコツ

プロのカメラマンが撮影していたり、知る人ぞ知るような穴場景勝地で撮影されているのであれば、旅行者はどう頑張ったって同じようにはいきません。フォトジェニックな写真を求めて観光地を探しているならば、参考となる写真がどこで撮られたか、そして自分もそこに行くことができる場所かどうかを調べるといいでしょう。

著者プロフィール

著者写真

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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