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【2019年】ベトナム旅行を安く行く方法

海外旅行というと、やはりある程度の予算が必要と考えがちです。物価の安いアジアといえども、航空券やホテル代を考えると、「国内旅行の方がやっぱりいいや」となってしまう人もいるでしょう。しかし、ちょっと旅の方法を工夫すれば、より安く行くことができ、場合によっては国内旅行よりも安く済ませることができます。

そこで、今回はベトナム旅行を格安で行く方法をご紹介します。

パッケージ旅行が一番安い?

DSCN9971.jpg成田空港内の様子

旅慣れない多くの方がまず真っ先に考えるのが「旅行会社催行のパッケージツアーに参加」することです。最近は添乗員不在で現地では自由に観光できるフリープランが主流で、ホテルと航空券、現地係員がパッケージに組み込まれています。旅行会社の手数料云々含めても、実はこれは非常に安く行ける方法の1つ。

IMG_9947.jpg海外旅行もいまでは非常に身近

旅行会社が前もって飛行機の座席を確保しているので、空席によってはかなり安くなるときがありますし、またホテルも旅行会社と提携しているため、通常の公式HPから予約するよりも大分安くなります。一方でホテルを選べなかったり、航空券の座席を予約時に選べないといったデメリットもあります。しかし、それらを鑑みても、非常に低予算で行くことができる方法には変わりありません。今回が初めての海外旅行であったり、お年寄りなど旅慣れない同行者を連れて行く場合は、旅行会社のお世話になるのがいいかもしれません。

LCCを利用する

IMG_2003.jpgベトジェットエアの機体

航空券の代金は日系>アジア系>LCCとなります。日系はJALとANA、アジア系は中国系、台湾、香港、韓国系などがあります。直行便ではベトナム航空がアジア系で唯一出ていますが、予算は経由便よりも高めとなります。そこで、さらに安く行きたい場合は、LCCを利用するのが強くおすすめ。2019年現時点では直行便及び経由便含めれば、ベトジェットエア、エアアジア、スクートなどがあり、いずれも3万~5万円、キャンペーン期間中であれば1万~2万で手配することも可能です。

VietJet_Air_Airbus_A320_-_F-WWBR_-_MSN_5822_(10512810046).jpgLCCのベトジェットエア

ただし、注意点はLCCで安く行く場合は、機内食や受託手荷物はすべて無しとなります。通常のエアラインはこれらはエコノミーでも必ずついているサービスですが、LCCはすべてオプションとなります。受託手荷物は無しで、機内持ち込みが7kgまで許容されています。現地でたくさんお土産を買おう、と考える場合は、帰国便のみオプションで受託手荷物サービスをつけることができます。

キャンペーン期間限定を利用する際の注意点

DSCN8296.jpg海外旅行の旅は空からはじまる!

航空会社の期間限定のキャンペーンを利用したり、格安のシートを購入する場合は、クレジットカード決済によるマイルが貯まらない場合がほとんどです。旅行好きの方の中には、マイルをコツコツと溜めている人も多いです。航空券を買う場合は、事前にマイルが貯まるかどうかを確認するようにしてください。

ホテルを安ホテルにする

hotel-room-1447201_1920.jpg安ホテルのスタッフは非常にフレンドリー

「乗り換えはしんどいから、飛行機はどうしても直行便で行きたい」という方ならば、ホテルの宿泊費用を抑えるのが一番。ベトナムは世界基準でも宿泊料金が安く、4つ星ならば1万円前後、5つ星でも1万5000円から予約することができます。もし予算を抑えたいのであれば、星無しのミニホテルを利用してみましょう。

IMG20170607113322.jpg星無しでも清潔なホテルはたくさんある

星無しのホテルを選ぶ場合は、なるべくホテル内の写真を多く見れること。さらにできるだけオープンしたばかりのホテルを選ぶのがポイント。昨今は国内及び海外のホテル予約サイトも多数日本語版が出ているので、ホーチミンやハノイといった主要都市であれば、市内数百のホテルの中から予算や条件に合ったホテルを選ぶことができます。

自分で手配できるか否かがポイント

上述したように、旅行会社のパッケージツアーに申し込むのも安く行ける方法の1つではありますが、自分で航空券やホテルを手配することができるようになれば、ぐっと旅の幅が広がりますので、自分なりの節約旅行方法を考えることができます。是非次のベトナム旅行は、予算を抑えた格安旅行を実践してみてはいかがでしょうか。

著者プロフィール

著者写真

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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