ベトナム最新情報ブログ(現地在住ライターによるベトナムの記事)

2019年のベトナムを見る

筆者がベトナムに移り住んだのは2010年のころ。日本人の感覚からすると、たったの9年で何が変わるのか、という感じですが、当時と比べるとベトナムはがらりと変化しています。近年人気が上がっているビーチリゾートのダナンはまだ日本人には知名度がほとんどありませんでしたし、北部世界遺産のニンビン省も見向きもされないひっそりとした観光地でした。そして2019年。観光地が多彩になっただけではなく、旅行者が行って楽しめるイベントなども続々を実施しています。

今回は2019年にベトナム旅行をされる方に向けて、現地のおすすめ観光情報をご紹介します。

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2019年の祝日

IMG_2228.jpgハノイ旧市街にて

ベトナムにおける最大の連休はテト正月(旧正月)となり、次いで4月30日からのゴールデンウイーク。その後はなんと9月2日の独立記念日しか祝日はありません。ですので、貴重な連休は帰省及び国内旅行者で大混雑します。ホテル宿泊料や航空代なども値上がりしますので、旅行者は前もってチケットやホテルを予約しておくことが推奨されます。

<祝日>

新正月:1月1日
旧正月(テト):2月2日~2月10日※元旦は2月5日
フンヴォン記念日:4月14日
戦勝記念日&メーデー:4月30日&5月1日
建国記念日:9月2日

2019年ランタン祭りの日程

IMG_1826.jpgランタン祭り2018年の様子

毎月旧暦の14日に開催されるホイアンのランタン祭り。普段よりも幻想的な夜のホイアンを散策することができます。また、旧市街のいたるところで伝統にちなんだ催しものが開催されます。異国情緒を感じるひとときをおくることができるでしょう。ちなみに天候により日程が延期する場合があります。

<日程>

1月19日、2月18日、3月19日、4月18日、5月18日、6月16日、7月16日、8月14日、9月12日、10月12日、11月10日、12月09日

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テト正月(旧正月)情報!2019年は2月5日

IMG_3130.jpg2018年テト正月の様子

昔の暦で数えるテト正月(旧正月)。2019年は2月5日に決定。また、それと同時に政府公式発表により、旧正月期間の公休を2月2日~10日の9日間と決まりました。ハノイはホアンキエム湖周辺、ダナンはバクダン通り、ホーチミンはグエンフエ通りにて例年通りフラワーロードが開催予定。大勢の旅行者とベトナム人でにぎわいますので、是非参加ください。

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2019年のイベント開催予定

IMG_6453.jpgジャパンフェスティバル2018にて

ベトナムではまだまだ恒例イベントというのが根付いていない様子。隔年開催だったのがいつのまにか無期限延期となったりするのがおち。その中でも毎年開催している行事は下記となります。

<ジャパンフェスティバル(ホーチミン)>

毎年開催している日越友好行事の中では最大規模のお祭り。日越にちなんだ屋台が数百出るだけではなく、コスプレイヤーやアイドルなども登場して大盛り上がりです。2019年は1月19日、20日を予定。場所は9月23日公園。

<ホーチミン市マラソン大会>

当初は国際ハーフマラソンという名前ではじまったマラソン大会。ニャチャンやフーコック島といったリゾート地で開催されていたものですが、現在はホーチミン、ハノイ、ダナンの三都市で集中して開催されています。執筆時点(2018年12月)ではホーチミンマラソンの1月13日のみ開催決定。登録及び詳細はHPにて。https://hcmcrun.com

<カラーミーラン>

カラフルパウダーを相手に浴びせながらマラソンをする変わった大会。日本ではカラーミーラッドという名で知られています。こちらもまだ2019年は開催未定。公式HPを随時チェックしましょう。https://colormerun.vn/index.html

2019年一押し観光エリアは「ビーチリゾート」がテーマ

IMG_0376.jpgニャチャンビーチ

2019年のベトナム旅行。もしまだ渡航先を決めていないならば、「海」をテーマに旅先を選んでみてはいかがでしょうか。

<ニャチャン>

ニャチャンはベトナム中南部に位置するビーチエリアで、欧米人にとってはダナンではなくニャチャンがベトナムを代表するビーチ。近年は日本人観光客も流れてきていて、2度目、3度目のベトナム旅行でニャチャンを選ぶ人が多いようです。

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IMG_9093.jpg素朴なビーチリゾート・ムイネー

<ムイネー>

ホーチミンからバスで6時間ほどで行けるムイネー。ホーチミン人には人気の観光エリアで、多くのホテルがオンザビーチであることから、旅行関係者もおすすめするビーチリゾート。黄砂と白砂の砂丘が見どころとなる観光スポットで、それ以外にも歴史遺産や妖精の渓流、ワイン工場なども人気。海を見渡しながらラウンドできる18ホールのゴルフ場もあります。

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IMG_2845.jpgブンタウの海

ホーチミンから車でわずか2時間で行けるブンタウは、ホーチミン人及びホーチミン在住日本人が週末に行くビーチエリア。かなりローカル度が高く、また海は遠浅のため海水浴にはそれほど適していませんが、シーフードレストランで異国の海を眺めながらとる食事は格別。雰囲気だけでも味わう価値があります。ちなみに観光スポットは海以外にもキリスト像やマリア像、仏教寺院にテーマパーク、ドッグレースなど多種に及びます。

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IMG_1271.JPGマンゴーベイ

「ベトナムで一番美しいサンセットが見れる場所」として知られているフーコック島はベトナム最西端の離れ小島。ホーチミンから空路で一時間で行くことができます。他国のビーチアイランドと異なり、まだ外国人客数は少なく、繁華街もないため、落ち着いた時間を過ごすことができます。

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2019年の海外旅行先はベトナムで決まり!

確かにハノイとホーチミンは最大の観光都市ですが、南国リゾートを求めるなら、ここで紹介したようなビーチエリアがおすすめ。2019年の海外旅行はベトナムを選んでみてはいかがですか。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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