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PHトラベルスタッフが考える「ファミリー向けダナン1日満喫プラン」

近年日本人旅行者が右肩上がりで増加中のダナン。ビーチリゾートに世界遺産などが楽しめる人気の観光地として成長しました。

しかし、まだまだ現地の情報は多くありませんので、日本で観光の計画を立てようとしている方は、少し困っているのではないでしょうか。そこで、今回は現地の旅行会社「PHトラベル」の日本人スタッフが考える「ファミリー向けのダナン1日プラン」をご紹介したいと思います。旅行会社スタッフならではの視点で、旅行者に効率のいいモデルコースをお届けします。

9:00 ホテル出発~ホイアンへ

IMG_9014.jpgヴィクトリアホイアンホテルにて

ホテル出発は9時前後。多くの旅行者は7時から9時の間に朝食ビュッフェを楽しむので、それに合わせた出発時間となります。

ダナンはリゾートホテルの雰囲気が抜群。アウトドアだけではなく、ホテルライフもしっかりと楽しんでほしいというのも、PHトラベルの願いです。

10:00 ホイアン観光はシクロから

IMG_8595.jpgシクロinホイアン

ダナン市街からホイアンまではおよそ40分。10時前後からホイアン観光をスタートできます。ホイアン旧市街は東西を通るバクダン通り、チャンフー通り、グエンタイホック通り、南北を通るハイバーチュン通り、レロイ通りといった道で構成されています。すべてを隈なく歩く必要はありませんが、最初は町並みを散策したいので、まずはシクロに乗ってみてはいかがでしょうか。

IMG_1875.jpgチャンフー通りの町並み

シクロは旧市街のいたるところで見かけますが、レロイ通り、バクダン通り周辺に多く見つけることができます。1人一台借りることとなり、膝の上にのせられる小さな子供であれば1台で2人乗れます。シクロは人力なので、非常にゆっくり。

かつて栄えた貿易の町を心地よい風をうけて散策することができます。小さなお子さん連れの場合は、暑さもあって、思っている以上に歩くことができません。ですので、最初に全体像を把握する上でも、シクロを楽しむのがおすすめです。

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10:30~12:30 旧市街観光を楽しもう

DSCN9985.jpg廣肇會館にて

シクロ体験が終わったら、しばし旧市街の名所見学を楽しみましょう。旧市街では中華系寺院や旧家、博物館の見学が主な見どころ。入場の際にはチケットが必要となるので、予め用意しておきましょう。

また、日本橋での記念撮影もお忘れなく。かつて日本人町があったとされるこのホイアンは、日本とベトナム、中国の3か国の建築様式が混じり合った不思議な建物に歴史情緒を感じることができます。

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12:30~13:30 昼食はホイアン&ベトナム名物を堪能

IMG_8502.jpgホイアン三大名物もしっかりと堪能

一通り観光したあとは、少し早めの昼食に。場所はバクダン通りのレストラン「シトロネラ」。家族代々で経営しているレストランで、ホイアンの名物料理やベトナム名物を堪能することができます。おすすめメニューは「揚げワンタン」、「カオラウ」、「ホワイトローズ」、「パパイヤサラダ」など。

オープンエア席では、トゥボン川と旧市街の風景を眺めながら食事をとることができます。

13:30~14:30 一路ダナンに向けて出発

ホイアン観光はこれでお終い。昼食後はダナンに向けて出発しましょう。

14:30~15:30 ダナン市街中心「ハン市場」と「ダナン大聖堂」を見学

IMG_2960.JPGハン市場全体写真

ダナン観光はハン市場からスタート。ハン市場のあるチャンフー通りは、市街中心地。南北を通る大通り沿いには旅行者向けのお店がたくさん並んでいます。

ハン市場は巨大な屋内市場。ローカル市場ではあるものの、立地柄旅行者向けの食品や雑貨土産も多数置いてあります。現地の雰囲気を感じるとともに、気になった雑貨は手に取って確かめてみましょう。

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IMG_6759.jpgダナン大聖堂にて

ハン市場から徒歩3分。南へ歩いたところにあるダナン聖堂は、近年インスタ映えする観光名所として旅行者に注目されています。確かに行ってみれば、多くの日本人や韓国人などが写真撮影に没頭していますミサ以外は教会内部に入ることはできませんが、敷地内は自由に出入りすることができます。

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フェイバチョコレートをお土産に

IMG_6944.jpgフェイバチョコ

ダナンで生まれたローカルブランド「フェイバ」のチョコレートはお土産にぴったり。ダナン大聖堂からさらに南へ歩いたところに店舗があります。専用のギフトボックスにお好きなテイストのチョコを入れるバイキング形式。ユニークなテイストもあるので、一通り買っていってみてください。

住所:239 Tran Phu St.

15:30~16:30 ロン橋を歩こう

IMG_2777.jpgロン橋。夕暮れ時からイルミネーションを見れる

日暮れにさしかかったころ、そのまま歩いてロン橋に向かいましょう。ロン橋はダナンのシンボルブリッジ。ロン橋自体も観光スポットとなっているほか、ここから望めるリバービューやシティビューも絶景。北方にあるソンハン橋や振り向いた南方に見える大観覧車なども、夜になるとそろってライトアップ。ダナン観光の夜のはじまりです。

16:30~18:15 「ヘリオ」で子供と一緒に遊びつくそう

2_gLS1hbo.jpgⒸHelio

タクシーでダナン市街南方に行くと見えてくる一際大きな商業施設が、「ヘリオ(Helio)」。屋内テーマパークとなっていて、中学生くらいまでの子供が楽しめる遊具、ゲーム、アトラクションが充実しています。

1人予算20万ドン(約1000円)程度で思いっきり遊ぶことができるので、節約にもなります。ダナンにはまだアクティブスポットがないため、どこへ行っていいか分からない、と言う人も少なくありません。子供がいるファミリーであれば、「迷ったときはヘリオ」と考えておきましょう。

住所:Khu Cong Vien Dong Nam Dai Tuong Niem. 2 / 9 St.

18:30~19:30 ディナーはレストラン「アプサラ」で

IMG_8521.jpg伝統舞踊を鑑賞

ダナン観光を占めるディナーは、レストラン「アプサラ」へ行きましょう。歴史好きの日本人旅行者に特に人気の店で、毎晩定時で伝統楽器を使った生演奏やチャム族の伝統舞踊を鑑賞しながら食事をとることができます。

メニューも日本語つきですし、選ぶのに困った人のために、10種以上あるコースから予算に合ったものを選ぶことができます。旅行者に配慮・特化したレストランというのは、まだダナンにはほとんどありませんので、是非ご利用ください。

住所:222 Tran Phu St.

20:00 ホテル着

いかがでしたか。ホテルに到着するのはおよそ20時頃。まだ体力が残っている方は、ホテル内のバーに繰り出したり、子供を連れて夜の海や市街の散策をするのもいいでしょう。家族で思い出に残る観光プランを考えてみてください。

著者プロフィール

著者写真

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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