ベトナムの中南部高原地帯であるバンメトート。独特な素朴な町並みは時間を忘れてゆっくりと過ごすことができ、欧米人を中心に人気のあるエリアです。近年は観光整備も着々と進み、各名所にもアクセスしやすく、観光地化されてきていますので、ビギナー旅行者の方でも2泊3日程度から楽しむことができます。
今回はそんなバンメトートの玄関口である「バンメトート空港」の様子と過ごし方をご紹介します。
エントランス付近はオープンカフェ
エントランス付近の様子。オープンカフェが並んでいて、ここでゆっくりすることができます。フォーやバインミー、ご飯ものなどオーソドックスなベトナム料理も食べることができるので、朝食、昼食をここでとるのもいいでしょう。ただ屋根がないので、雨が降ってきたら利用するのは困難です。もちろんバンメトート産のコーヒーを一口飲んでいくのもおすすめ。
空港内は小規模だから迷う心配なし!
各都市からバンメトート空港に降り立った際は、ひたすら道なりに真っ直ぐ進むだけで預け荷物を受け取れるLuggage Claimが見えてきます(ベルトコンベアのようなもの)。その後は奥にある出口に進めば空港を出ることができます。
そして、バンメトートの出国口も同様に小規模。エントランスくぐって中に入ると、見渡せるだけのチェックインカウンターが並んでいて、電光掲示板をチェックして適切のカウンター番号でチェックインしてください。
お土産も最後に買える
よく言われる「搭乗時間の2時間前にチェックイン」というルールを守った方は、逆に時間が余って何をすればいいか分からない人も多いかもしれません。チェックインカウンターのあるフロアにはお土産店があり、ここでもショッピングすることができますので、まだお土産が足りていない方は、ここで調達しておきましょう。ただ、セキュリティチェック後の搭乗ゲートでもショップはあるので、ここで買ったお土産は預け荷物に入れておくのがベター。そのつもりであれば、チェックインをする前に買い物を済ませておくといいでしょう。
搭乗ゲートエリアでフライトまでくつろごう
セキュリティチェックを抜けると、すぐに登場ゲートエリアとなります。ここも首を左右に振って見渡せるくらいの小さなエリアなので、搭乗券に表示されている搭乗ゲートをすぐに見つけることができるはずです。搭乗までの時間はここで過ごすことになりますが、十分なベンチとお土産店、フードエリアが用意されているのでご安心ください。
こちらは屋根付きのオープンテラス。ここでもフォーやバインミーといった朝食や昼食の定番どこを食べることができます。バンメトートは高原地帯なので、1日を通して涼しい気候です。蒸し暑いホーチミンに帰る前にここで最後のリラックスをしていくのもいいでしょう。
搭乗ゲート傍には御覧のような大きなガラス張りになっていて、飛行場に向かってベンチが並んでいます。飛行機の離着陸にじっと見入ることができるので、子供は喜んでくれます。もちろん大人も興味深げに食い入るように見る人もいます。飛行場も小規模なので、飛行機が遠くからやってきて着陸する様子や、飛び立つまでの様子を邪魔されることなくじっくり見ることができます。
1時間半前のチェックインでも可能
もしぎりぎりまで市街地に留まりたいというのであれば、チェックインは1時間半前でもかまいません。ただ、1時間を切ってしまうと、途端に慌ただしくなってしまいますので、できれば早めに空港に到着はしておきたいところ。市街地から空港までは20分程度で渋滞もほとんどありません。
バンメトートに向かわれる方は、是非今回の空港の様子を参考にしていってください。
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