中南部高原地帯といえば、ダラットが人気のエリアですが、近年じわじわと知名度を上げてきているのがバンメトート。コーヒーの町、少数民族の町などと呼ばれていて、コーヒー豆の仕入れなどに来る日本人出張者もしばしば見かけます。
そこで、今回はベトナムの各都市からバンメトートへの行き方をご紹介したいと思います。
ハノイからのアクセス方法(北部から)
北部ハノイ、中部ダナン、南部ホーチミンからバンメトートへのアクセスは空路が最も手っ取り早いです。空港によっても異なりますが、ベトナム航空、ベトジェットエア、ジェットスターの3社がバンメトートに向けて就航しています。ベトジェットエアとジェットスターはLCC(格安航空会社)なので、片道数千円程度で購入することができます。
ハノイからはベトジェットエア
2017年12月の情報では、ハノイからバンメトート行きが就航しているのはベトジェットエアとジェットスターの二社となります。ベトジェットエアは毎日2便就航していて、ジェットスターは火・木・土で1日1便就航しています。所要時間は約1時間40分です。国内線は時期によって込み合う可能性があるので、ベトナムの祝祭日は事前にチェックしておくといいでしょう。
ダナンからのアクセス方法(中部から)
中部最大の都市ダナンも日本人観光客に人気のエリア。そのダナンからバンメトートへ行くためには、ハノイ同様空路となります。空路で所要時間はおよそ1時間20分。航空会社はベトナム航空が毎日就航していますが、残念ながら他のLCCは現時点では結んでいません。
ダナンから長距離バスが出ていることは出ているのですが、所要時間はなんと13時間。込み具合によってはさらにかかるので、よほど時間が余っている方以外は現実的ではありません。
ホーチミンからのアクセス方法(南部から)
おそらく最もアクセス人口が高いと思われるホーチミン発バンメトート。ホーチミンからはタンソンニャット国内空港からベトナム航空、ベトジェットエア、ジェットスターの3社が毎日1便就航しています。いずれも時間に追われない昼と夜(20時前後発)なので、まだ夜が明けていないうちにホテルをチェックインするといった無茶なスケジュールを組むこともありません。
長距離バスはおすすめできない
バスの場合は約9時間ほどかかります。途中休憩や食事時間を挟むとさらに時間がかかり、最大で11時間ほどかかることもあります。在住者の中にはバス旅を決行する強者もいますが、一般の旅行者は普通に空路を利用していくのがスマートです。
2泊3日のバンメトート旅行に出かけよう
バンメトートは標高500メートル以上のハイランズに広がる素朴な町。市街地を歩けば平和な穏やかな風の流れを感じることができます。慌ただしさとは正反対のバンメトートでは、ゾウ乗り体験や少数民族との交流など、独特の観光を楽しむことができます。2泊3日ほどスケジュールを組めば十分満喫できるので、これからベトナム旅行を計画している方は、メイン都市に加えてバンメトートに足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
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