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2度目のホーチミン旅行は穴場ムイネーへ行こう

ベトナム旅行で最も人気のエリアであるホーチミン。しかし、2度目の旅行となると、前回と同じプランでいいものか迷ってしまいますね。ショッピングやスパ好きの女性であればいいかもしれませんが、「今回はアクティビティが好きな友達と行く」、「今回は彼氏がいるからスパはできないかも」といった事情もあるかもしれません。そんなときにおすすめしたいのが「ムイネー」です。

期待を裏切らないリゾートがそこにあります。今回は2度目以降の旅行で是非足を延ばしてほしい「ムイネー」をご紹介したいと思います。

バス旅で行こう

CIMG1656.jpgフンチャンバス

ムイネーには空港がないため、ホーチミンから行くのであればバスとなります。バスは長距離バスとなりますので、通常の座席タイプと寝そべることができる寝台タイプがあります。寝台タイプは人気なので、数日前に手配しておくことをおすすめします。ただ、いずれも外国人も多く利用するツアーバスとなりますので、車内は清潔です。最も有名なバスは「フンチャンバス」。橙の車体カラーがシンボルで、デタム通りにデスクがあります。

CIMG2560.JPGいずれもメリットとデメリットがある

寝台バスの方がお尻が痛くならないですし、ゆっくり横になれるのですが、デメリットもあります。座席タイプでは友人たちと談笑しながらバス旅を楽しむことができますが、寝台タイプは御覧のようにすべて独立したシートのため、会話をすることはちょっと難しいです。また、長身の男性は足を曲げないといけないかもしれません。

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DSCN2738.jpgメインストリート

ムイネーまでの所要時間は約6時間。ムイネー周辺に着いたら、乗客はホテル傍で降りることになります。旅行者は住所を見ても分かりませんので、乗務員にホテルの名前と住所が記された紙を見せてあげると、近くなったら呼んでくれます。時折乗務員が呼ぶのを忘れてしまっていることもありますが、メインストリートであるグエンディンチウ通りまで来ていれば、どこで降りてもタクシーをすぐ捕まえることができます。

オンザビーチのホテルに泊まろう

IMG_8753.jpgプール付きは基本

宿泊者の多くはグエンディンチウ通り沿いのホテルに泊まることとなるでしょう。この通り沿いのホテルは道路を挟んで海側とそうでない側に分かれていますが、おすすめは断然海側。どこのホテルも砂浜まではみでている敷地を持ち、また、バンガロータイプが多くあります。夜はさざ波の音を聴きながら就寝できますし、部屋外のテラスで夜の海を眺めながらアルコールに浸ることもできます。まさにリゾートですね。

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IMG_8834.jpgオンザビーチの魅力を味わおう

早朝はホテル目の前の砂浜を散歩してみるのはいかがでしょうか。朝早くから欧米人たちはデッキチェアで読書をしていますし、また、6時前後に行けば現地人による網魚の様子を見学することができます。また、網を引っ張る組に勝手に加わって手伝うことも可能。水揚げされた魚介はその場で購入して、網焼きで焼いて食べることも可能です。

ムイネー散策

IMG_1076.jpg素朴な港町の側面も

メインストリートであるグエンディンチウ通りをずっと進んでいくと、フェアリーストリームイエローサデューンが見えてきます。グエンディンチウ通りはそのままヒュイントゥックカン通りに繋がってい、同通り沿いはリゾートとは一転して漁船が停泊する素朴な風景が広がっています。写真撮影に最適です。

IMG_1148.jpg椰子の木が連なる目貫き通り

ムイネーでの移動手段は主にタクシーかレンタルバイクとなります。ただし、レンタルバイクは基本は違法となるため、公安警察が鼠捕りをしています。捕まると賄賂を要求されますので、自己責任でお願いします。もし車で南国の町並みの中を疾走したいのであれば、ツアーデスクで車をチャーターするのもいいかもしれません。

おいしい料理を食す

IMG_3658.jpg人気レストラン「スモーキー」

ムイネーで食べられる料理は主に3つ。「ベトナム料理」、「西洋料理」、「シーフード」です。シーフードは海の町とあってかなり安いですね。また、ベトナム料理は外国人が多いことからどこのお店でも扱っています。ホーチミンで食べる時間がない方は、ここで食べていくといいでしょう。最後に西洋料理ですが、ここムイネーには外国人経営のお店がたくさんあります。ムイネーに魅了されて、ここに住むべくレストランやホテルを経営している欧米人が多くいます(特にロシア人)。ゆえに、西洋料理もおすすめ。本場と同じ味を楽しむことができます。

アウトドア観光でリゾートに浸る

IMG_3620.JPGイエローサデューン

ムイネー観光の大部分はアウトドア観光となります。イエローサデューンフェアリーストリームホワイトサデューンチャム塔などです。小さなお子さん連れであれば、砂滑りができるイエローサデューン、恋人とならホワイトサデューン、マイナスイオンを浴びたいならフェアリーストリーム、歴史好きならチャム塔といったところ。また、先ほど説明したように、オンザビーチのホテルライフを1日満喫するのもありです。プールでひとしきり泳いで、ホテル内のレストランで食事をとり、海に出て海水浴やデッキチェアで日向ぼっこをするのもいいでしょう。

できれば2泊はしてもらいたい

筆者のおすすめは2泊以上。1日はアウトドアに徹して、半日はホテルライフを満喫、といったプランがいいでしょう。1泊だけだと何を楽しんでいいか迷ってしまいます。3泊4泊できれば時間に余裕もできるのですが、なかなか日本人はそうはいきませんね。ただ、短くても2泊はしてもらいたいというのが筆者の願いです。2度目のホーチミン旅行では、是非ムイネーを楽しんでいってください!

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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