ホーチミン中心には10以上の5つ星ホテルが建っています。いずれも日本人旅行者に人気ですが、海外旅行に不慣れの方にとって安心するのが「日本語対応」のサービスですね。5つ星ホテルすべてに対応しているわけではありませんので、今回は日本語対応可能のホテルで、なおかつ強くおすすめしたいホテルを筆者が厳選して紹介いたします。
ベトナム屈指の最高級ホテル「シェラトン・サイゴン・ホテル&タワーズ」
最初にご紹介するのは世界的に有名なシェラトンホテル。現在はマリオット系列のラグジュアリーホテルとしてお馴染みとなっています。グランドフロアのロビーは非常に広くレセプションとカフェが併設して遮るものがないため余計広々と感じます。ビジネスマンや旅行者の待ち合わせ場所としても利用価値があるほか、ちょっと休憩できる無料のソファスペースも嬉しいです。レセプションはデスクが一つ一つ別になっているため、忙しいときでも一組一組丁寧に対応してくれます。
客室ももちろん申し分はなく、スイートルームを含めて全10の部屋タイプを完備。お1人様からカップル、ファミリーなどどの層にも対応しています。ベトナムらしいという表現はちょっと当てはまりませんが、努めてモダンで何よりも居心地の良さと非現実的な贅沢な雰囲気をうまく表現しています。
設備も充実。屋外プールではデッキチェアが等間隔で用意され、そこに寝そべってゆっくりとした南国の時間を満喫することもできます。また、フィットネスジムやサウナ、スパも併設。ジムではプールの様子を眺めながらランニングマシーンで汗を流すこともできますし、アクアデイスパは宿泊者以外からも評判で日本人おすすめのスパ&マッサージを受けることができます。
サイゴン川を一望できるプールが自慢「ルネッサンス・リバーサイド・ホテル・サイゴン」
続いてご紹介するのはルネッサンス・リバーサイド・ホテル・サイゴン。こちらもシェラトン同様マリオット系列。ロビーは独立型で一人一人個別での対応が可能(シェラトンと同じ)。広々としたグランドフロアにはカフェ&バーが営業しているので、朝はここでコーヒーブレイクしながら、その日の観光プランをパートナーと話し合うのが楽しみ。また、注目すべきは中央にある吹き抜けのアトリウムラウンジ。頭上を仰ぐと光で天井が見えないほど高い吹き抜けをうかがうことができます。
客室はシティビューとリバービューを選ぶことができます。どちらもおすすめですが、筆者の一押しはリバービュー。ホーチミンはいまでは東南アジア随一の大都会。その都会のど真ん中に広がる雄大なサイゴン川を、町の中心で一人眺める贅沢を味わってほしいです。
プールは21階に設置。大人が泳ぐのにも最適な広さで、さらに注目したいのが、ここから眺められる景色です。ホーチミンの町とその傍らに広がる雄大なサイゴン川を同時に眺めることができるホテルはそう多くはありません。5つ星ホテルならではの贅沢といえるでしょう。また、プールサイドにはカウンターバーもあるので、テーブルチェアでカクテルを飲むこともできますし、隣接しているカフェバー「Liquid Sky Bar」にて食事をとることも。
>>「ルネッサンス・リバーサイド・ホテル・サイゴン」の詳細情報
日本人旅行者の需要を満たした日系ホテル「ホテル・ニッコー・サイゴン」
最後はニッコーホテル。日本人ならばみなさんご存知のオークラホテル系列ですね。ホーチミン市内1区にあるため、ベンタイン市場や市民劇場まではタクシーで10分圏内。また、広いグランドフロアは高級感漂い、レセプションの斜め向かいにはホーチミンの地理に疎い旅行者向けのゲストリレーションデスクがあります。日本語ができるスタッフもいるので、ツアーの申し込みやおすすめレストランや雑貨店の紹介など、至れり尽くせりの対応を受けることができます。
3面採光を取り入れた自然光が明るい空間を作る豪華バスルーム。エグゼクティブスイートで体験することができます。また、トイレはウォシュレットで、これはニッコーホテルならではのサービスで実に日本らしいですね。日本人誰もが満足できる充実したホテルライフを楽しむことができるのは、5つ星ホテルだけ。
ニッコークラブラウンジではプライベートチェックインができるほか、休憩カフェスペース兼ビュッフェを利用することができます。ランチとディナーではビュッフェに並ぶ料理(スイーツが主)も変わりますので、滞在中は幾度となく訪れてチェックしてほしいところ。また、その他、屋外プールで持て余す時間を贅沢に満喫するのもいいですし、日本人に大人気の大浴場付きのスパを楽しむのもおすすめです。どんな方でも日本人なら満足できる滞在をおくることができるのが、ニッコーホテルの魅力。
日本語対応の魅力
もしベトナム語も英語もできなければ、どのように現地の情報収集をすればいいでしょうか。「夜に時間があまったので、ナイトスポットを教えてほしい」、「1日時間ができた。ツアーに参加したい」、「ちょっと遠出をしたいけど、車をチャーターできる?」そんな旅行者にありがちの疑問に応えてくれるのが日本語対応スタッフです。実際利用するか否かは関係なく、そのサービスがあるだけで安心できるので、ビギナー旅行者には特におすすめです。
[local, 579, 553]