2025年も暮れに差し掛かり、年末年始の予定を具体的に立てている人も多いでしょう。年末年始は寒い日本を離れて、東南アジアのベトナムで南国バカンスを満喫してみてはいかがですか。静かなビーチで思い出に残る年越しができます。ここではおすすめしたいベトナムのビーチや現地の過ごし方を紹介します。
年末年始にベトナムビーチを旅先に選ぶ理由
南国感じるベトナムビーチ日本の年末年始といえば、凍えるような寒さと、帰省ラッシュや初詣での人混み...。お正月の風物詩といえばそうですが、たまにはそんな寒さや喧騒とは無縁の穏やかな時間を過ごしてみたいと思いませんか?
ベトナムビーチの選び方:おすすめは中南部・南部
ベトナムビーチの選び方ですが、旅行者にとって人気のエリアは中部ダナンかと思います。しかし、中部ダナンは2月まで雨季が続き、また気温も肌寒い日が続きます。イメージする南国バカンスとは少しギャップがあるかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、ベトナムの中南部・南部のビーチエリアです。典型的な熱帯気候となり、年末年始の12月1月は乾季となるので、雨の心配なくリゾートなひと時を過ごすことができます。
【エリア別】極上の年越しを約束する静かなベトナムビーチ3選
ニャチャンの夜年末年始に静けさと癒やしを求めるなら、旅先選びが最も重要です。ハノイやホーチミンのような大都市のカウントダウンは華やかですが、今回目指すのは「極上のビーチリゾート」。ここでは、日本の冬の寒さや都会の喧騒から完全に離れ、心からリラックスできる、ベトナムのビーチを3つ厳選してご紹介します。
ニャチャン近郊(カムラン湾):喧騒から一歩離れた高級リゾートエリア
カムランのリゾートホテル内ニャチャンは賑やかなビーチリゾートとして有名ですが、そこから南へ車で少し移動したカムラン湾エリアは、別格の静けさを誇ります。国際空港に近接しているにもかかわらず、手付かずのビーチ沿いには、モーベンピックやアルマリゾートなど、ラグジュアリーホテルが点在する特別な場所となっています。
カムラン自体に観光スポットはないので、基本的にホテルライフを満喫することになります。もし賑やかな繁華街が恋しくなったら、タクシーでニャチャンへ向かうこともできるでご安心ください。
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ニャチャン市内にあるポーナガル塔一方で海やホテルに飽きてきた、といった場合はニャチャン市内観光に徹するのもおすすめです。ニャチャン市内には海水浴場以外にも、素敵な景勝地や遺跡、巨大屋内市場、ナイトマーケットなどが目白押しです。
カムランは1~2泊程度に抑えておき、残りの滞在はニャチャンで過ごすのも満足度の高いベトナム旅行を実現するポイントです。
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フーコック島:夕日とグルメに癒される「ベトナム最後の楽園」
フーコック島の海に沈む夕日日本人の間でもじわじわと知名度を上げてきているのが、ベトナム南部フーコック島です。ベトナム最大の離島であり、ベトナム最西端に位置するリゾートアイランド。近年はリゾート開発が進み、続々と5つ星ホテルが開業しています。
フーコック島は「ベトナムで最も美しいサンセットが見られる場所」と言われており、ビーチ沿いのホテルやレストランでサンセット鑑賞をしながらディナーを楽しむのがここでの贅沢となります。
ⒸNOVOTEL PHU QUOCフーコック島は近年供給過多と言われており、4つ星、5つ星の高級ホテルでも1泊1万円台から宿泊できます。せっかくならば海沿いのヴィラタイプのホテルに泊まってみるのはいかがでしょうか。ビーチは宿泊者しかいないので、ほぼプライベートビーチが期待できます。
また、夜は賑やかな繁華街に繰り出すのもおすすめですし、夕暮れどきから出発する船に乗ってホタルイカ釣り体験なども旅行者に人気です。スキューバダイビングなどのマリンスポーツも事前に申し込むことで楽しめます。
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コンダオ島:手つかずの自然が残る、静謐な隠れ家

ホーチミンから飛行機で約1時間の場所に位置するコンダオ島は、かつて流刑地であった歴史から、開発が抑えられ、「ベトナムで最も美しい手つかずのビーチ」として知られています。自然公園に指定されたエリアが多く、観光客の数も他の有名リゾートに比べて圧倒的に少ないため、心から静けさを求める旅行者には最高の場所です。
ちなみにこれまでベトナム人の間でしか知名度はありませんでしたが、2011年にブラッドピット&アンジェリーナジョリー元夫妻がお忍びで訪れたのがきっかけで、瞬く間に世界に知れ渡りました。
未だ開発途中。旅の初心者はカムランorフーコック島がいいかも
コンダオ島は同じ離島でもフーコック島と比べると、まだまだインフラ開発が発展途上です。現地を歩く際はバイクをレンタルする必要がありますし、見た目で衛生上安心できる小奇麗なレストランはそれほど多くありません。そのため、どちらかというと旅慣れた人や2回目のベトナム旅行者向けなので、年末年始で初めてベトナムへ訪れる、という旅行者はカムラン(ニャチャン)かフーコック島を選ぶのが良いかもしれません。ただし、海の透明度や静かなリゾートライフなどを比較すると、コンダオ島に軍配が上がります。
ベトナムのビーチで迎える「極上の年越し」の過ごし方
カムラン・アルマリゾートにて静かなビーチリゾートを選んだら、あとはどのように大晦日と元旦を過ごすかがポイントです。日本の年末とは全く違う、非日常的で心に残る「極上の年越し」を実現するための具体的な過ごし方をご紹介します。
大晦日:ビーチで眺める絶景の夕日と特別なディナー。打ち上げ花火鑑賞も
ベトナムの西側を向いたビーチ(特にフーコック島など)では、水平線にゆっくりと沈む壮大な夕日を眺めることができます。多くの高級リゾートでは、お正月限定のディナーメニューや新鮮なシーフードのビュッフェを開催します。
また、都市によっては自治体が主催する打ち上げ花火を鑑賞することもできます。大抵は深夜0時開催なので、ホテルの客室、もしくはホテル屋上のスカイバーなどから鑑賞できます。
レストラン予約は必須!ディナーはどこも満席で入れないかも
大晦日及び1月1日のディナーは、リゾートホテルやレストランが特別メニューを提供するハイシーズン料金が適用され、予約が必須となることがほとんどです。静けさを求めるなら、市内のレストランより、宿泊しているリゾートホテル内直営のレストランで海辺の静かな席を確保するのがロマンチックです。
年越しカウントダウン:派手さより静けさ。波音とともに新年を迎える
ベトナムの静かなビーチリゾートの魅力は、派手な騒ぎがないことです。主要な都市のような大規模な花火や人混みのカウントダウンはほとんどありません。代わりに、リゾートの敷地内で、宿泊客だけが集まる落ち着いたパーティーや、プライベートビーチでのイベントが行われます。
ベトナムの元日(1月1日):海辺でのんびり過ごす贅沢な時間
美しい砂浜とビーチ日本の正月である1月1日は、ベトナム人にとっては祝日であるものの、ベトナムの正月は旧暦で祝うため新正月のイベントはほとんどありません。そのため、ビーチリゾート地に訪れれば、新しい年の始まりは、時間に追われず静かに過ごすことができます。
ベトナムのビーチリゾートなら、朝早く起きて海から昇る初日の出を眺めるもよし、遅くまで眠って、暖かな太陽の下でブランチを楽しむもよし。また、リゾートホテルでは早朝ヨガや料教室なども開催しており、宿泊者は子供から自由に参加ができるところもあります。日本にいたら体験できない時間を各々満喫すると良いでしょう。
まとめ:年末年始はベトナムビーチリゾートで心身をリセットしよう
今回は年末年始におすすめの静かに過ごせる極上のビーチリゾートエリアを紹介しました。人混みや寒さとは無縁。波の音を聞きながら大晦日の夕日を眺め、おいしい海鮮をほお張り、極上のリゾートで新しい年を迎えられます。













