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フーコック島の人気ビーチエリア「サオビーチ」

ベトナムの最西端にあるフーコック島は、ここ数年で外国人旅行客に認知されはじめ、東南アジアの穴場の楽園として支持されています。まだまだ手つかずの自然が残る未開拓エリアも多く、静かな南国ライフをおくることができるでしょう。
今回紹介する「サオビーチ(Sao beach)」は、フーコック島の南東に位置し、海水浴客で年間を通して賑わう人気のスポット。

もし海水浴目的でフーコック島に訪れたならば、サオビーチが断然おすすめとなります。

アクセス

1.jpgユーンドン市から南下した場合は左手に看板が見える

場所はフーコック島の南東。ユーンドン市の中心から行く場合は、真珠の養殖場とは反対側の道を辿ることになります。果てしない道を南進すること30分から40分ほどで、写真のような看板が見えてきます。
辺りはなにもなく、場合によっては道路工事をしているくらいなのですが、看板もそれほど目立たないので見落とさないようにしましょう。もし不安なら道行く人に尋ねるといいでしょうサオビーチは現地の人にとっても有名な海水浴場です。

2.jpg凸凹でタイヤが傷むのに注意が必要看板を曲がると、赤土の道路があり、さらに10分ほど走ります。バイクの場合道路の凹凸には十分気を付けてください。もし不安なら、多少料金は上がりますがタクシーで行くのが無難です。

ちなみに、バイクはホテルやツアーデスクなどで借りることができるほか、ツアーデスクでは車を半日から1日チャーターすることも可能。大人数であれば、チャーターの方が安上がりになります。

フーコック島最大の透明度を誇るビーチスポット!

3.jpg憧れの青い海

こちらがサオビーチ。遠く向こうには手つかずの山がそびえています。まだまだ観光地化されていないので、まさにリゾートアイランドを満喫することができるでしょう。


また、よくもう一つの「ケムビーチ」と比べられがちですが、サオビーチの方がまだ観光インフラが整っていて、マリンスポーツなどをするのもこちらが適しています。外国人旅行客の多くはサオビーチを選び、ベトナム人やベトナム在住外国人はローカル型のケムビーチを選ぶ傾向にあります。

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マリンスポーツも楽しめる

4.jpgジェットスキー。未経験でも可

こちらはジェットスキー。20~30分で約2,500円で楽しむことができます。ジェットスキーはベトナムのビーチスポットにおけるマリンスポーツの定番。どこの海でもジェットスキー体験はすることができます。
ここのマリンスポーツを楽しむ場合は、特にツアーデスクを通す必要はありません。ジェットスキーの傍を歩いていると、ジェットスキーの持ち主が寄ってきて声をかけてくれます。

5.jpgカヤック

シーカヤックもありました。複数人で楽しむことができますし、比較的安全です。また、浜辺には小さな海の家もあり、そちらで浮き輪や小さなゴムボートなどをレンタルすることもできます。
ただし、時期によってお店がなくなっていたり、レンタル品が変わっていたりするので、確実に遊びたい方は持参するのがいいかもしれません。

南国ライフを満喫

6.jpg南国ビーチに浸れる

サオビーチでは砂浜に建つ木々の下で簡単な軽食を食べることができます。リゾートアイランドらしい時間ですね。また、浜辺には大規模のレストランがありまます。
レストランでは魚介をたっぷりと堪能することができます。魚介の値段はすべてが時価。たくさん注文をするとえらいことになるので注意が必要です。

フーコック島で食べられる魚介は、ホーチミンなどほかのエリアで見られるものようりも2回りほど大きなサイズ。エビも貝も身がぎっしりと詰まっているので、味は申し分ないのですが、その分値段は高くなります。

7.jpgデッキチェアは1日10万ドン前後でレンタル可能

欧米人の中には、デッキチェアをレンタルして砂浜で日焼けをしている人も多くいます。もちろん日焼けが嫌な人は日陰に移動することもできます。デッキチェアに寝そべっていると、ノンラーをかぶったおばちゃんがココナッツを売りにくるのもベトナムらしいワンシーン。
ただ、フーコック島の海は、サオビーチに限らず透明度が非常に高いことで有名。シュノーケルでも持っていけば、魚の群れにも出会えるかもしれません。

海水浴をするときの注意点

荷物はデッキチェアや砂浜に放置することになるので、できれば一人は残ってほしいところ。もし全員で海に入るなら、貴重品は防水ケースに入れて持って入るのがベスト。
最近は良質なものが出ているので、ケースに入れておけば、財布もスマホも濡れる心配はありません。

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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