ホーチミン旅行の王道ベトナム料理レストラン！「ニャーハンゴン」

ホーチミン旅行の計画中、どうしても知っておきたいのが現地のレストラン事情。現地を歩いて探すのもいいですが、あとになって「ここに行っておけばよかった！」と後悔したくはありませんね。そこで、多くの方は日本にいるうちから旅先で行くレストランをいくつか決めておくもの。今回は、ホーチミン旅行中に是非行ってほしいベトナム料理レストラン「ニャーハンゴン」をご紹介します。王道どころかもしれませんが、だからこそ外せないお洒落＆おいしいレストランです。

アクセス

門前には常にスタッフが待機している

今回紹介する「ニャーハンゴン(Nha Hang Ngon)」はホーチミン市1区パスター通り沿いにあります。ドンコイ通りと並ぶ雑貨ストリートで、その一角に建っていますので、ショッピングがてらランチやディナーに立ち寄ることができます。また、こちらは旅行者およびベトナム人にとっても人気店。門前にいるスタッフに頼めば、すぐにタクシーを呼んでくれます。

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ランチよりディナーがおすすめ

ロンリープラネットにも度々紹介されている

ニャーハンゴンは全席オープンエアです。屋内席も窓やドアで仕切りがあるわけではないので、エアコンもありません。ですので、日によってはランチの時間帯は暑くて食事に集中できない人もいるかもしれません。おすすめはディナーの時間となります。ただし、ほかの旅行者も多くはディナーの時間帯をめがけてやってくるので、もし心配されるのであれば、予約をするといいでしょう。滞在先のホテルに依頼して電話してもらってください。

ただし、当レストランは最大650人以上を収容可能。1人～4人程度の少数であれば、ディナー時でも予約をしなくとも大丈夫かと思います。

1階オープンエア席

時間を外せば比較的静かな食事を楽しめる

午前中なら開店から11時まで、午後は14時から16時頃まではお店のアイドルタイム。客数も少ないので、この時間帯を狙って優雅な食事をするのもいいでしょう。ニャーハンゴンは「Nha hang=レストラン」、「Ngon=おいしい」という意味から、「おいしいレストラン」という非常にストレートな店名。しかし、このニャーハンゴンはオープンして以来毎日盛況。2016年にはグエンフエ通り沿いにも新店舗をオープンしました。

入口正面は中庭となっていて、オープンエア席が広がっています。日本ではなかなか屋外席というのがありませんので、南国らしさを感じながら食事できます。

コロニアルな邸宅

中央には小さな池がある

建物は白と黄色を基調にしたコロニアル建築。窓と壁は必要最小限に抑えられていて、風通しのいい空間となっています。1階奥には写真上のようにため池があり、静かに水を噴き上げている噴水を見ることができます。スタッフは常に数十人と待機しているので、どこの席に座ってもすぐに呼ぶことができるのはニャーハンゴンの自慢のサービス。日差しが強い時間帯は屋外は暑いので、こちらの屋内席を選ぶといいでしょう。

ディナーおよび団体は2階へ

雰囲気も一階と二階では若干異なる

2階席も同様に屋内のオープン席が広がり、テーブルごとに壁などで仕切られていたりはしません。2階席は比較的団体が優先されます。欧米人やベトナム人がよくこちらでパーティーをしている様子がうかがえます。また、ムードを求めるなら、テラス席の指定も可能。ただし、テラス席は限りがあるので、早めに来店することをおすすめします。

また、事前に予約しておけば個室のVIP席を利用することもできます。ただし特段ムードがあるわけではないので、旅行者よりも、会社の接待向きといえます。

2種の注文方法。ストリートフードスタイル

これがニャーハンゴンの特徴

ニャーハンゴンを有名にしたのが、こちらの一風変わった注文スタイルです。当レストランでは2種の注文方法を用意しています。1つは通常店のように、渡されたメニューから選ぶ方法。そして、もう1つは、自分で好きな料理を注文するビュッフェ式です。建物の両サイドの通路沿いは、写真上のような屋台仕立てとなっているエリアがあります。大きな器に食材や料理が盛られているので、ここから指さしでチョイスすることができます。食材をチョイスすれば、南部農村地方の衣装を着たコックさんたちが調理してくれます。

ここで一通りの名物料理を押さえておくのもいい

ベトナムの名物といえばフォー、生春巻き、揚げ春巻きが代名詞。その他にもパパイヤサラダやブンと呼ばれる米粉麺、豚肉を数種のスパイスで焼いたつくねなど、旅行中押さえておきたい料理の種類は実に豊富です。また、中部の古都フエで食べられるブンボーフエも当店のおすすめどころ。食後はベトナム風ぜんざいのチェーも欠かせません。すべてが揃っているといっても大げさではないので、初日に訪れて一通り王道どころは押さえておき、翌日以降はここで食べきれなかった料理をポイントごとに梯子するのがいいでしょう。