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お土産で大人気!アパレルショップ「ギンコTシャツ」

ベトナム土産に洋服を買っていく方も多いことでしょう。ベトナムの国旗がプリントされたベトTなどは定番どころです。しかし、もっと実用的でなおかつファッショナブルな洋服が欲しいという贅沢な旅行者もいるはず。それでいてベトナムらしい絵柄がプリントされていたら言うことありません。今回紹介する「ギンコTシャツ(Ginkho T-Shirts)」はオリジナルアイテムが多数揃っているアパレルショップ。現地人だけではなく旅行者にも大人気です。

主要観光都市にて全国展開

IMG_4245.jpgデタム店

2016年6月現時点で、ギンコTシャツはベトナム全国に計10店舗展開中。ホーチミンを拠点にハノイ、ホイアン、ニャチャンと4都市で営業しています。いずれも外国人旅行者を意識した店構えになっていて、最先端のベトナムスタイルを手に入れられると欧米人客を筆頭に注目されています。

本店はホーチミンのバックパッカー街であるデタム店で、すぐ近くのブイビエン通り、レロイ通りにもそれぞれ店を構えています。ホーチミン旅行者であれば、本店であるデタム通り店に顔を出してみるといいでしょう。

デタム通り店は洋服と並んで雑貨も多数

IMG_4237.jpg雑多な通りにひときわ清潔感漂う店がギンコTシャツ

ギンコTシャツはもともとフランス人がオープンした洋服を扱うアパレルショップでした。現在でもメインは洋服ですが、ここ本店のデタム通り店では平行して雑貨も売っています。もし洋服だけが目当てなら、すぐ近くのブイビエン通り店に行くといいでしょう。

ベトナムらしい&ファッショナブルな洋服が揃う

IMG_4322.jpgデザインも質も高い服屋はベトナムでは非常に珍しい

ギンコTシャツで買える洋服は、旅行者には嬉しい新感覚のベトTです。ベトナム名物である複雑に絡み合った電線と電信柱であったり、南国を彷彿されるジャングルTシャツなど、どれもベトナムらしさが滲みでています。洋服の種類はそれほど多くはありませんが、それ以上に全種類買い占めたくなるほど外国人の感性を刺激するデザインです。

IMG_4314.jpgジャングルTシャツ

日本でも夏場には普通に外出用に着れるので、自分用に買っていくといいでしょう。もちろん恋人、家族用にもおすすめです。レディースよりもメンズが多い様子。またベトナムで服を買う上で気にしなければならないのがサイズです。ベトナム人仕様だと小柄な彼らに合わせたサイズとなるので、大柄の日本人は体に合うサイズを見つけるのに苦労します。

その点、ギンコTシャツで売っている服は欧米人も着ることを想定しているので、XL以上のビッグサイズも多数扱っているのが特徴です。

服飾雑貨はバッグが一押し!

IMG_4320.jpg2WAYタイプのバッグ。ユニークな漫画つき

ベトナムの生活を漫画にしてプリントしたユニークかつ遊び心満載のこちらは、2WAYバッグ。背中に背負うリュックタイプにすることもできますし、肩にぶらさげるトートバッグとして使うこともできます。肩にぶら下げるのはベトナム滞在中はひったくりの危険があるのでおすすめできません。リュックタイプにして携行しましょう。

IMG_4304.jpg中長期旅行の必需品であるバックパック

ギンコ特製のバックパックは非常に丈夫。シンプルでほぼノープリントですが、バックパックは本来そのようなもの。中長期旅行では必ず必要となりますし、キャリーケースで東南アジアの道は歩けません。しかし、そのバックパックも長年愛用していると、どうしても生地が破れてきます。補修して使い続けるのもいいですが、旅行の道中に破けてしまったら大変です。やぶけて荷物が落ちてしまっていることに気付かなかったら、取り返しのつかない事態にもなりかねません。

ギンコTシャツのバックパックはオリジナルデザインに加えて、容量別に種類もいくつもあります。百戦錬磨の長期旅のバックパッカーからすると物足りないかもしれませんが、中期旅行者はこれで十分。容量の大きいバックパックに入れておくサブとしてでもおすすめできます。

流行を追った雑貨アイテム群

IMG_4252.jpgぬいぐるみは近年ベトナム雑貨のリーダー

ここに並ぶ雑貨の多くはギンコのオリジナル品。もちろんそうでないものもありますが、いずれも「これ探してたんだよね」といった旅行者のトレンドに沿ったアイテムを扱っています。特にこれら雑貨アイテムは日本人旅行客がメイン顧客なので、彼らのファッションを意識した雑貨もあります。

その一つがこちらのぬいぐるみ。いままではベトナムの伝統工芸をアピールした雑貨が多かったですが、近年はこのような、いわゆる「いまどき土産」が定番化しつつあります。このようなお土産は流行廃りがあるので、手を出しにくい雑貨店が多い中、ギンコTシャツは名実ともにベトナム雑貨土産業界を牽引する存在になりつつあります。

IMG_4262.jpgナチュラスソープが近年の流行

最近は旅行客だけではなく、ベトナム人の中でも流行となっているのが、オーガニックソープ。化学品不使用のナチュラル派ソープは着色料、香料不使用。南国の香り漂うハーブや果実のエキスを抽出して石鹸を作っています。

それ以外の売れ筋では、日本でも大流行したココナッツオイル。オイル自体が100%ココナッツなので、料理の調味料として、髪につけるトリートメントとして、そのまま飲む美容&健康食品として使うことができます。その他にもソープやリップクリームなどすべてココナッツを原料にしています。

ギンコTシャツでしか買えないオリジナルアイテムが多数

IMG_4346.jpg多機能の筆箱。生地はカンバス

丈夫なカンバスを素材にしたギンコオリジナルの筆箱。それ以外にもベトナムの歴史を語る上で欠かせない偉人がイラストされたオリジナルトランプ。ベトナムの伝統の一コマがプリントされた枕、貴重な手工芸品である刺繍雑貨、などなどベトナムの定番雑貨もオリジナルデザインとして扱っています。

ベトナム土産に力を入れるならギンコTシャツへ

IMG_4271.jpgノートブック。手帳にも

ギンコTシャツの商品の特徴は、「旅行者うけするデザイン」と「オリジナリティ」。この2つを兼ね備えた店はそれほど多くはありません。雑貨通りといえばドンコイ通りがメジャーですが、買い物する前にギンコTシャツのアイテム群をのぞいてみましょう。ドンコイ通りからだとレロイ通り店が近いですが、こちらは洋服とバックがメインで、お土産雑貨を求めるならデタム通り店へ足を運んでください。

<DATA>

名所:ギンコTシャツ(Ginkgo T-Shirts)
住所:
デタム通り店:254 De Tham St. Dist.1
ブイビエン通り店:54-56 Bui Vien St. Dist.1
レロイ通り店:10 Le Loi St. Dist.1
営業時間:7:00~22:00
予算:ベトナムTシャツ 31万ドン~、ノートブック 11万ドン~、筆箱 16万ドン~、バッグ29万ドン~

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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