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海沿いのオープンレストラン「MR.クラブ」。憧れの風景の中でシーフードを

ムイネーはホーチミンからバスで6時間ほど走ったところにある港町です。中南部ニャチャンと比べると、規模は劣りますが、海沿いにはバンガローやヴィラが並び、リゾート感をたっぷりと味わえるおすすめのエリアです。一泊二日から楽しむことができますので、滞在日程に余裕がある方は、一泊してみてはいかがでしょうか。今回紹介するシーフードレストラン「MR.クラブ」は、そんなリゾート気分を盛り上げてくれる、常夏の雰囲気満載のスポットとなります。

目抜き通りに複数店舗構える人気レストラン

IMG_2717.JPG緑と海が目の保養のグエンディンチウ通り

ホテルやレストラン、マッサージ店やお土産ショップなどが揃うのは、グエンディンチウ通り。旅行客のメインストリートとなります。MR.クラブは、そのグエンディンチウ通りの海側に営業してます。

[local, 107]

IMG_2816.JPG多少英語ができるスタッフもいる

MR.クラブは、グエンディンチウ通り沿いに複数の店舗を構えているチェーン店。そのいずれもオープンエアのスタイルです。外国人だけではなく、ベトナム人旅行者にも人気です。今回紹介する店舗は、その中でも規模が比較的大きく、テーブルチェアが清潔なお店です。

新鮮な魚介を選ぶ

IMG_2762.JPGどれも活きがいい。しっかりと吟味をしよう

店頭には写真上のように、新鮮な魚介が並んでいます。カニ、エビ、魚、貝、中には小型のサメも。注文はテーブル席に座っていれば、スタッフがメニューを持ってきてくれるので、それでオーダー可能。ただ、シーフードの場合は、多くがマーケットプライスです。量り売りとなりますので、誤魔化されないように測りのメモリもチェックしたいところです。ここで指さして選ぶようにしましょう。

言葉の壁もありますが、基本調理法はお任せでいいでしょう。南国風味の味付けにしてくれます。また、傍で網焼きをしているので、こちらがいい人は、網を指さすのも効果的です。

南国に憧れを抱く人におすすめのレストラン「MR.クラブ」

IMG_2780.JPG晴れた日は突き抜ける青空を仰げる

テーブル席はオープンエアが基本。日中は日差しが厳しいですが、緑葉が生い茂った木々が直射日光を遮ってくれます。温かい木漏れ日の中でとる食事は、開放感がありまた格別です。

IMG_2771.JPG昼時は多くの旅行客で賑わう

オープンエア席はどこからでも海を見渡すことができます。砂浜がないため、非常に至近距離なのも魅力。ガイドブックやテレビで見かけるような、イメージ写真を切り取ったかのような風景を体感することができます。

ただし、潮風が強いことも否めませんので、帽子は飛ばされないように注意してください。

IMG_2779.JPG写真に収めたくなる素朴な港町の一コマ

たらいの船が並ぶ港町特有の光景。砂浜が広がるエリアでは、網魚の様子をみることもできます。波打つ音をBGMに、パートナーと談笑に耽ってください。また、海を見渡せば、停泊している漁船や、ジェットスキー、パラセーリングといった南国の風景をみることもできるでしょう。

シーフード料理を満足いくまで堪能

IMG_2798.JPGエビは殻ごと食べられる。甘辛のソースで炒めるのが定番

エビは素焼きした場合は、カボスやレモン胡椒につけて食べるのが一般的。また、タマリンドで炒めた甘酸っぱい調理法も、ベトナムの定番です。

IMG_2793.JPGなんとワサビがある

牡蠣もベトナムではメジャー。一般的には生食かチーズで焼くかのどちらか。生食の場合はカボスにつけて食べますが、多くの店ではワサビも用意しています。その代り醤油がないのが残念。

IMG_2802.JPGベトナム産のタコは必ず食べてほしい

たかがタコ、されどタコ。
ベトナム産のタコは、日本のそれとは一味も二味も違います。

最大の違いは食感。
ベトナムのタコは非常に柔らかく噛むほど味わいを感じることができます。甘辛のヌクマム、もしくはヌクトゥン(魚醬)につけたり、レモン胡椒でもおいしく食べることができます。

ムイネーの魅力が詰まったレストラン

IMG_2805.JPG南国でお馴染みのココナッツ。こちらも見逃せない

ムイネーでリゾート気分を味わいたければ、まずはMR.クラブをマストで訪れてください。おそらく、多くの旅行者は1泊から2泊程度の滞在になるかと思いますので、一食が非常に貴重。その限られた時間の中で、筆者が自信を持っておすすめできるシーフードレストランです。

<DATA>

名称:MR.クラブ(MR.CRAB)
住所:112 Nguyen Dinh Chieu St. Mui Ne
営業時間:10:00〜22:00

[local, 628, 302, 24]

著者プロフィール

著者写真

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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