ベトナムのホーチミンに1週間(7日間)の旅行を検討している人に向けて、おすすめの観光地や現地の過ごし方のポイントを具体的に解説します。ホーチミンに1週間滞在する場合、人によっては「退屈」と感じることもあります。その際の過ごし方は日本にいるうちから学習し、場合によってはチケットやツアーの手配をしておくのがおすすめです。
1週間のホーチミン旅行は長い?上手に過ごすコツ

日本人旅行者で最も多いホーチミン旅行の日数は5日間と言われています。往復の移動を含めると、現地滞在は2~3日となります。市内中心にてお土産探し、グルメの梯子、スパの癒し、そして1つか2つの現地ツアー参加を含めると、だいたいちょうどいい旅程を組むことができます。
一方で1週間となると、事前にしっかりと観光スケジュールを組んでおかなければ、現地で「やることがなくなった」と感じる場面もあるでしょう。
ホーチミン市内に1週間いる場合:日帰りツアーとスパをメインにする
ホーチミン市内にどうしても留まりたい場合は、朝出発夜帰宅の1日日帰りツアーを有効活用するといいでしょう。ホーチミン市内観光であればチョロンやバイクシティーツアー、郊外であればメコンやカンザーツアーなどが該当します。また、個人行動ではスパで2~3時間の長時間パッケージを滞在中何度か体験するのがおすすめです。日本ではなかなか味わえない贅沢な時間を満喫することができます。
おすすめはベトナム南部郊外エリアに1~2泊の観光
一方で1週間も滞在できるのであれば、飛行機もしくは長距離バスに乗ってベトナム南部の観光地に足を運んでみるのも強くおすすめできます。
初心者は現地ツアーでカスタマイズしてもらうことも可能

もし旅の初心者で、自分で移動手段を確保できない場合は、旅行会社に相談してオリジナルのツアーをカスタマイズしてもらうことができます。車とガイドを貸切るプライベートツアーとなるので、通常のツアーよりは割高ですが、その分満足度は高いですし、一生の忘れられない思い出となるはずです。
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1週間のホーチミン旅行。ネイチャーリゾート「ダラット」の旅

ダラットはホーチミンから空路で1時間、もしくは寝台バスで5時間強で行けるベトナム人に人気の避暑地です。フランス統治時代にフランス軍が開拓したため、現在でも西洋建築の建物や風景が広がるのが特徴。

また、ダラットでは正統派のコーヒーが飲めるバリスタカフェが近年の人気。ハイランズ地方ならではのフルーティなコーヒー豆をお土産に買っていくのもいいでしょう。
他にも名産のいのしし肉を使ったBBQや昔ながらのダラット市場、景勝地観光など見どころや楽しみ方は幾通りもあり、初めて訪れるならば2泊程度がちょうどいい旅行日数となるでしょう。
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1週間のホーチミン旅行。南国バカンスなら「ムイネー」
続いておすすめするのは「ムイネー」です。これまでは長距離バスで6時間かかっていたため、旅行者の観光地としては知られていませんでしたが、2024年末に高速道路が開通し、わずか3時間で行けるようになったため、旅行会社の中にも日帰りツアーを催行するところが増えてきました。
ムイネーは砂丘が広がる港町で、旅行者は遺跡巡りや海水浴、砂丘で砂滑りなどが楽しめます。また、日本人ビジネスマンの間ではオーシャンビューのゴルフ場がある観光地としても知られています。

観光エリア自体はそれほど広くないので、主要観光スポットを周って帰るだけなら日帰りツアーの参加でも十分満足できます。ただ、ムイネーは海沿いにコテージやバンガローが建つオンザビーチのホテルが多くあり、これが旅行者にとっては南国感満載。1泊でもいいので宿泊体験してほしいところです。
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1週間のホーチミン旅行。リゾートアイランド「フーコック島」も候補
日本人にも年々知名度が高くなっているベトナム最西端の離島「フーコック島」は、ホーチミンから国内線1時間で行くことができます。フーコック島はベトナム最大の離島ですが、半日もあれば市内中心と近郊の観光スポットは回ることができますし、基本は海水浴やリゾートホテルライフを楽しむのが現地の過ごし方となるため、1~2日の旅程でも十分楽しめます。

近年はインターナショナルホテルチェーンが相次いでフーコック島に進出しています。他の国内リゾート地とは比較にならない広大な敷地面積を誇り、ホテル内で1日楽しめるよう施設が充実しているのが特徴です。プライベートビーチやプール付きヴィラ、カジノなど大人のリゾート地としてもおすすめできる旅先です。
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1週間のホーチミン旅行を計画するポイント

1週間のホーチミン旅行を計画している人の中で、今回ご案内したような郊外エリアに訪れることを検討している場合は、日本にいるうちからチケットの手配をしておくことを強くおすすめします。ダラットやムイネーといった長距離バスは満席になりやすいため、旅行会社に手配の代行を依頼するのがおすすめです。
また、現地ツアーの参加を検討する際も、最低でも1週間前に申し込むようにしてください。寸前に申し込むと、「ガイドの手配ができませんでした」、「最少催行人員に達しませんでした」とキャンセルを余儀なくされるケースも散見されます。
まとめ:ホーチミンは旅行者の数だけ楽しみ方がある
今回は1週間のホーチミン旅行を計画している人に向けて、現地の過ごし方を具体的にご案内しました。なんの現地計画もなしにホーチミンに訪れると、退屈に感じることもあるかもしれません。しかし、ホーチミンから行ける観光地はどこも魅力的で、また1~2泊で楽しめるので、見逃すのは少々もったいない気がします。是非日本にいるうちからしっかりと計画して、後悔のないホーチミン旅行を実現してください。