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2025年最新!ニャチャンの見どころとモデルコース案内

ベトナム中南部のニャチャンは近年日本人旅行者が着実に増加しているビーチリゾート地です。ここでは2025年最新のニャチャン現地のモデルコースや見どころをご案内します。

2025年時点、日本発ニャチャン行きの直行便はなく、ホーチミンやダナンから乗り継ぐことになります。そのため、ホーチミン+ニャチャンの2都市周遊旅行も可能です。ぜひ次の旅行はニャチャンを旅先に決めてみてください。

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ベトナム・ニャチャン旅行のハイライトはやっぱり「南国バカンス」

IMG_5986.jpgニャチャンのビーチにて

ニャチャン旅行における旅のハイライトは、やはり「ビーチ」です。ニャチャン市街地に広がる広大なビーチで海水浴やマリンスポーツを楽しめるほか、現地オプショナルツアーに参加することで、高速ボートに乗って離島巡りもできます。

離島ではパラセーリングやシーウォーク、ダイビングにジェットスキーなどの体験ができ、南国ならではの時間をおくることができます。

ニャチャン市街の町散策も大きな楽しみの1つ

ニャチャンは海に寄りそうように町が広がり、市内中心部に景勝地や遺跡、市場が集まっているのが特徴です。旅行者向けのお土産店、レストラン、おしゃれカフェが並ぶ通りも複数あり、訪れる旅行者は漏れなく南国バカンスを満喫できるでしょう。

【午前】モデルコースの例:観光スポット散策の効率的なルートと見どころ

IMG_5984.jpg南国を象徴するニャチャン市街地
午前中はまだ日が高くないので、暑さも和らいでいます。そのため、気温がピークを迎える前に主要の観光スポット巡りは終えておくといいでしょう。

ニャチャン市内でおすすめの観光スポットは以下です。

ダム市場:ニャチャン最大級の屋内市場

IMG_6017.jpg数年前に改築されてより巨大になったダム市場

まず立ち寄りたいのはダム市場。ニャチャン市内最大規模の屋内市場となり、また最近は店舗数が激増してご覧のように外回りまで並ぶようになっています。旅行者向けの雑貨や日用品、服飾品は主に屋内にあります。近年は翡翠のアクセサリーが外国人旅行者に注目されています。

市場内は暑いので、できれば午前の早い段階で向かうといいでしょう。

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ポーナガル遺跡│歴史好きは是非訪れて!チャンパの遺跡。

IMG_6026.jpgチャンパの遺跡にて

ポーナガル遺跡はニャチャン市街北部にあるチャンパの遺跡。かつてこの一帯に勢力を築いていたチャンパ王国の聖域で、レンガ造りの祠堂とヒンドゥー教シヴァ派であるのが特徴。今では現地の仏教徒の礼拝の場として知られていて、遺跡内では衣装を借りる(有料)こともできます。

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ホンチョン岬│絶妙なバランスの奇岩を見学

IMG_1612.jpgホンチョン岬にて

ホンチョン岬は小高い丘から海へと続く岩場の道中にある奇岩です。岩場は足場がかなり悪いので、サンダルやヒールの人は靴を脱いで裸足で歩くのがおすすめ。現地人にとっては釣り場でもあるようです。また、ホンチョン岬傍には景色の良いオープンカフェがあり、観光の際には小休止がてら立ち寄ってみてください。

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ニャチャン午前中モデルコースのおすすめルート

上記観光スポットを効率よく回るのであれば、
1.ホンチョン岬→ポーナガル遺跡→ダム市場
2.ダム市場→ポーナガル遺跡→ホンチョン岬
のいずれかがおすすめです。
個人的には2.を推奨し、ホンチョン岬の観光を終えたら、周辺にある海鮮食堂で安くシーフードを堪能できます。一方で食堂は不安だからレストランで食事をしたい、と言う場合は、1.を選択してダム市場を終えた後は市街中心部に戻ってお店を探しましょう。

ニャチャンモデルコースでおすすめの昼食プラン

IMG_6938.jpg昼食はやっぱり海鮮は欠かせない

もし4つ星、5つ星のホテルに宿泊しているのであれば、ベトナムの定番・名物はホテルの朝食ビュッフェで押さえることができるでしょう。そのため、ニャチャン市街で食べる食事は海鮮を中心とした沿岸部の名物がおすすめです。

先に紹介したように、安い海鮮食堂はホンチョン岬&ポーナガル遺跡の周辺にありますが、あくまでも食堂なので衛生面は少し不安です。

一方でニャチャンは在住欧米人が多く暮らしている町としても知られ、彼らが経営している西洋料理店も楽しみの1つです。西洋料理店は以下の道に多くあります。
・チャンクアンカイ通り
・グエンティエントゥアット通り
・フンブオン通り
・ビエットゥー通り

いずれも市街中心を通り、海も目と鼻の先です。

【午後】モデルコースの例:南国ニャチャンのおすすめの過ごし方

IMG_20240802_153503557.jpg近年はニャチャンにもリゾートホテルが増えてきた

午後は日差しが非常に厳しくなるので、町の散策は夕方以降とするのがおすすめです。昼食後は以下の観光プランを検討してみてはいかがでしょうか。

ニャチャンビーチ│海水浴&マリンスポーツを楽しもう

IMG_5973.jpgニャチャンビーチ。ハイシーズンは欧米人で埋まる

ニャチャンビーチはチャンフー通り沿いに南北7kmにわたり広がる海です。清潔な砂浜と透明度の高い海はベトナム沿岸地域の観光エリアの中でも屈指を誇り、主に欧米人旅行者から高い支持を誇ります。

海沿いのホテルに宿泊すれば、ゲストリレーションにてマリンスポーツの申し込みができるので、興味ある人は一度レセプションに訊ねてみるといいでしょう。

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ホテルライフ│リゾートホテルに宿泊しよう

IMG_20240802_160947090.jpgニャチャン近郊アルマリゾートにて

5つ星やリゾートホテルに宿泊しているのであれば、午後から夜にかけての半日はホテルに留まりホテルライフを満喫してみてはいかがでしょうか。

ニャチャンのリゾートホテルでは「屋外プール・スパ・フィットネスジム・カフェ・レストラン・クッキングクラス」などが常設している他、「パターゴルフ・テニスコート・ヨガ教室」などを運営しているホテルもあります。旅行者が半日から1日滞在できるよう、飽きさせない工夫やイベントがあるので、是非宿泊先のホテルのファシリティを確かめてみてください。

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【夜】モデルコースの例:1日満喫プランを紹介

IMG_5951.jpgニャチャンの夜の市街地にて

最後は夜のニャチャンのモデルコース。
夜は遠出せずにニャチャンの中心市街地の散策に徹するのがおすすめです。

夜のニャチャンの過ごし方は「市内散策・ナイトマーケット・ナイトバー」の3つ。ナイトマーケットは毎夜開催されていますが、それほど大きな規模ではないので、30分~60分で観光を終えてしまいます。市内を歩きがてらディナーの場所を探し、食事後は海沿いのナイトバーでビールやカクテルを傾け大人の時間を満喫して過ごすのが良いでしょう。

まとめ:ニャチャン観光を楽しむポイント

ガイドブックや観光サイトでも紹介されている定番の名所は、午前中に巡り終えるのがおすすめです。また、興味がないスポットは無理して行く必要はないので、余った時間を市内散策やホテルライフに費やすのが良いでしょう。南国らしい時間を持て余すようなバカンスを満喫していってください。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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