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学生/友達と行くホーチミン旅行!現地おすすめプランを紹介

2月から3月にかけては例年学生旅行のシーズンとなります。特に学生最後の人は、友人同士やゼミ仲間とちょっと奮発した海外旅行を計画している人も多いことでしょう。

そこで、ここでは学生・友人同士の旅行でベトナムのホーチミンを旅先に選んだときの、現地おすすめプランを紹介します。2024年最新版です。

学生のホーチミン旅行。満足できる旅行日数の考え方

IMG_5988.jpgベトナムビーチリ

2月から3月にかけて、学生は冬期の日程が終わるためおよそ1か月の休みに入ります。4月から新社会人になる人は、リタイアするまでの人生最後の長期休みとなるかもしれません。

一般的にホーチミン旅行の日数は4~5日間の旅程が多いですが、学生であれば7~10日もおすすめです。ホテルと飛行機の手配を工夫すれば一週間の旅程でもそれほど旅費が膨らむことはありません。現地の滞在費が安いのは物価安のベトナムの大きな魅力となります。

郊外プラン:ホーチミンから1泊2日で行けるリゾート地

コロナ以降はホーチミンと郊外観光エリアを繋ぐ高速道路が相次いで開通しており、これまで短期滞在の旅行者は行けない、あるいは空路が必要だったエリアに短時間で行けるようになりました。

そこで、以下では学生/友人旅行でおすすめしたいホーチミンから1泊2日で行けるリゾート地を紹介。ただし、1泊だと往復の移動時間を含めるとかなり速足になってしまうので、できれば2泊以上を目安に計画してみてください。

ブンタウ|1泊2日で楽しめるプチリゾート地

IMG_2893.jpgのどかな港町

ブンタウはホーチミンから最も近い海の町として知られています。日本の旅行会社では日帰りツアーも催行していますが、夜のナイトマーケットや夜屋台、食堂などを楽しみたい場合は1泊するのがおすすめです。ビーチといっても海水浴よりも、海沿いレストランで海鮮をほお張ったり、オープンエアのカフェでゆっくりとアジアの風を感じるのがおすすめの過ごし方です。

ホーチミンからバスで約2時間で行くことができ、各旅行会社やバス会社でチケット手配できます。

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ムイネー|ホーチミン在住者に圧倒的高い支持のリゾート地

IMG_3566.jpg名物のムイネー砂丘

ムイネーはホーチミン在住者の人気リゾート地でしたが、バスで6時間強かかったため、旅行者には行きづらいエリアでした。しかし、コロナ期間に高速道路が開通し、約2時間で行けるようになったことから、旅行者でも気軽に行けるようになり、今後注目されるリゾート地となります。

ムイネーでは「砂丘」、「海鮮」、「ワイン工房」、「遺跡」、「ビーチ」などが小さいエリアに集まっています。ビーチはカイトサーフィンのメッカで、以前は国際大会も開催されていました。また、近年は海の見えるゴルフ場も人気が高く、みんなでワイワイしながら楽しめます。

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ホーチミン市内:ドンコイエリアで半日満喫プラン

IMG_20240211_165353479.jpgドンコイエリア中心部にて

ホーチミン観光のメッカといえばここドンコイエリアが挙げられますが、ここ最近は観光の楽しみ方も多様化している印象です。ガイドブックは1~2年前の情報となるので、最新のスポットはネットで収集するのがおすすめです。

新スポット「ウォーターワーフパーク」の楽しみ方

IMG_20240211_165442918.jpgスピードボートも停泊している

市民劇場を起点にドンコイ通りをサイゴン川に向かってひたすら歩くと見えてくるのがウォーターワーフパークと呼ばれる芝が広がるエリアです。サイゴン川を見渡すことができ、波止場にはブンタウや隣の区に行けるボートが停泊しており、旅行者も窓口でチケットを購入して気軽に乗ることができます。すぐ右手にあるカンホイ橋を渡るとホーチミン博物館に辿りつき、その隣には複数の大型客船が停泊する埠頭に行けます。

ナイトスポット「サイゴン川ディナークルーズ」でみんなでワイワイ

IMG_20240211_192241076.jpg老舗ディナークルーズ船「ベンゲー号」

日中の埠頭は楽しめるところはありませんが、夜になると毎夜複数のディナークルーズ船が定時運行しています。いずれも事前にネットもしくは電話で予約が必要となるので、旅行者は旅行会社の現地ツアーに参加するのがおすすめです。

老舗のクルーズ船としては「ベンゲー号」と「インドシナ号」がありますが、おすすめはインドシナ号。伝統舞踊や伝統音楽を楽しめるほか、2023年以降はコース料理ではなくビュッフェ形式に代わっているのでより豪華です。

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ホーチミン市内を回るオープンバスもおすすめ!

IMG_5641.jpg2階席が絶対におすすめ

「HOP ON HOP OFF」と呼ばれる2階席のオープンバスで、2019年より試験運行が開始し、現在は多くの旅行者に利用されています。中央郵便局を起点に教会、歴史博物館、動植物公園、バックパッカーエリア、ベンタイン市場バクダン埠頭、グエンフエ通りなど主要観光スポットを回ってくれて、乗り降りは自由となります。

チケット売り場は中央郵便局前と市民劇場傍にあります。

まとめ:ホーチミンは楽しみ方が多彩。事前計画が肝心

上記で紹介した以外にも「高級スパでリラクゼーション」、「ベトナムグルメの食べ歩き」、「お洒落雑貨店梯子」といった従来の楽しみ方も健在です。ホーチミンだけを楽しむのも良いですが、上述したように現在は郊外リゾート地へのアクセスが非常に良くなっています。そのため、ホーチミンと併せて2都市周遊旅行を計画するのもおすすめです。

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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