「今度の海外旅行は夫婦でベトナムに行く」という人は必見。旅程・予算的にベトナムへ行くことは決まっているけど、まだエリアを決めていないという方もいるはず。そんな場合は、今回紹介する「夫婦で体験したい5つの観光スポット」の中から好みを選んで決めてみてはいかがでしょうか。
① 少数民族が暮らす棚田を歩く(サパ)
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日本での同じ日常にマンネリを感じている方は、北部サパに行ってみてはいかがですか。サパはハノイからバスで6時間強で行くことができる小さな山岳の町。少数民族が暮らしていて、彼らの主催する市場で民芸品を買ったり、ホームステイをするのがここでの楽しみ方。
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現地オプショナルツアーの「山岳トレッキングツアー」に参加すれば、小高い山を登り、美しい棚田の傍を歩くことができます。周辺を見渡せば、少数民族の暮らしの様子も見ることができ、日本に住んでいる限りは見ることができない絶景に溶け込むことができます。
② ラグーンを歩く(ダナン)
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ダナン北部のハイヴァン峠を越えた先にあるランコー村の傍に広がるラグーン(礁湖)。背後の山々が水面に映る美しい絶景を歩くことができます。ただただ眺めるだけではなく、陸地になっているエリアを夫婦そろって歩いてみてください。
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このラグーンでは牡蠣の養殖をしていて、1キロ500円で買って傍の食堂で調理してもらうこともできます。また、しっかりと食事をしたい方は、湖上に浮かぶレストランでベトナム料理やシーフードを楽しむのもおすすめです。ちなみにこの一帯が気に入ったら、近くにある5つ星ホテル「アンサナ・ランコー」に宿泊するのもいいでしょう。海辺にあるので、海水浴もできます。
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③ 旧市街の灯篭流し(ホイアン)
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中部ホイアンは1999年に17世紀に栄えた旧市街が世界遺産に登録されました。現在では中部で一番賑わう観光地へと発展しています。その中でも夫婦で体験してほしいのは、「灯篭流し」です。毎夜日が沈んだのちに開催。日本橋前とバクダン通りには、灯篭を売る売り子が多数出現します。
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灯篭を買ったら、鉄棒に灯篭を吊り下げて、トゥボン川に浮かべる体験ができます。1人500円くらい払えば、ボートに乗って船上で灯篭を流すこともできます。こちらは船主と直接交渉する必要があります。とにかく夜のホイアンはロマンティックなので、灯篭以外にも散策に力を入れてみてください。
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④ ゾウ乗り体験(バンメトート)
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タイや他のアジア諸国を旅行している方の中には、「東南アジア=ゾウ乗り体験」をイメージしている方もいるかもしれませんね。ベトナムで半野生のアジアゾウが生息しているのは、中南部山岳地帯のダクラック省となります。同省最大の都市であるバンメトートは近年外国人にも人気が上がっている観光地。ラック湖やブオンドン村、ヨックドン国立公園といった観光スポットでは、半野生のゾウと触れ合い、ゾウ乗り体験をすることができます。
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ラック湖では広大な湖を散歩でき、ブオンドン村では沼地、ヨックドン国立公園では森林を像に乗って歩くことができます。ハノイやホーチミンといった都心では体験できないことなので、自然と動物に触れあいたいご夫婦はバンメトートがおすすめ。ちなみにホーチミンから空路で1時間なので、両都市周遊旅行を計画することもできます。
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⑤ 白い砂丘を駆け抜ける(ムイネー)
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最後はムイネーを紹介。ホーチミン在住のベトナム人及び外国人から無類の支持を得ている穴場の観光地。ホーチミンからバスで6時間で行くことができる小さな港町で、ヌクマムの特産地でもあります。観光開発中のムイネーでは現在多くの観光スポットが点在していますが、その中でもおすすめしたいのが白い砂丘と呼ばれる「ホワイトサデューン」。
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ホワイトサデューンでは、ジープとバギーのどちらかを選ぶことができます。ジープは運転手付きで、助手席と後部座席に乗って砂丘を疾走することができます。バギーは自分で運転することが可能。どちらも楽しめますので、よく夫婦で話し合って決めてください。
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夫婦でベトナムを楽しむポイント
夫婦でベトナム旅行の旅先を決める場合のポイントは、「どんな時間を過ごしたいのか」というコンセプト(テーマ)を決めることです。自然と調和した時間を過ごしたいのか、アクティブな時間を楽しみたいのかなどを、パートナーとよく話し合って決めてみてください。