最近はカップルでベトナムを旅先として選ぶ傾向が多くなってきました。治安がよく自然と都会がバランスよく調和した、アジアの代名詞的存在となっています。そこで気になるのが、「ベトナムのどこがおすすめなのか」というもの。今回は「これを見るためにベトナムへ来た」と言える絶景を便りに、カップルにおすすめの観光地を選んでみたいと思います。
① 夜のホアンキエム湖(ハノイ)
まずは一番行きやすいところからご紹介。ハノイの中心地にあるホアンキエム湖。昼間は人々で賑わう散歩エリアですが、夜になると、御覧のように玉山祠に架かる橋と傍の木々が見事にライトアップします。この風景に釣られて多くの外国人が玉山祠周辺に撮影に訪れます。歩いてすぐに旧市街が広がっていますし、水上人形劇場の正面なので、アクセスも抜群。
また、南方の湖上に建つ祠堂も御覧のようにライトアップ。こちらはかつてレロイ王が中国軍を撃退した際に使った神の剣を受け取り、返還した場所とされています。湖上なので中へ入ることはできませんが、周辺には眺めのいいカフェやホテルがありますので、そこに行くのがベスト。
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② タムコックの絶景(ニンビン省)
ニンビン省にはタムコックとチャンアンの2つの絶景地があります。一般的には世界遺産のチャンアンにいきがちですが、ここで紹介するのはタムコックの方。大自然の森林と河川、洞窟、そこに暮らす人々はついついカメラを向けたくなる絶景です。
また「ハンムア」と呼ばれるトレッキングができる観光地に行けば、石垣の上から御覧のような景色(写真上)を眺めることもできます。山々に挟まれたタムコックの河川。ここからの風景はポストカードにもなっていますし、プロの写真家も撮影地として利用しています。
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③ DHCマリーナから見るドラゴンブリッジ(ダナン)
市街地とミーケービーチのある対岸にかかる橋。ドラゴン橋ブリッジは2013年にできた観光地。週末になると火と水を噴くイベントが開催されて、現地人と観光客でいつも賑わっています。そのドラゴン橋は遠くから見ると、美しくライトアップされている他、七色のグラデーションに姿を変える様子は、ダナンで一番ロマンティックな風景かもしれません。
このドラゴンブリッジの全景を間近で見ることができるのが、DHCマリーナの鯉の滝登り像周辺。バクダン通りからも見れるのですが、同通りは尻尾側なので、DHCマリーナからだと龍の頭をズームに夜景観賞することができるので、よりおすすめです。
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④ ボートで見学する水上市場(カントー)
ホーチミンから車で5時間強西方に進んだところにあるカントーは、大自然の残るメコンデルタ地方の中央都市。そのカントーの隣町のカイランで毎朝開催される水上市場で絶景を見ることができます。水上市場には小型のボートで臨むことができます。
水上市場では100を超える大小の商船が河川を行き交っています。船には自船が売る野菜や果物を長い竿につけて掲げているのが特徴。一方旅行者も小型のボート商船から飲み物や軽食を買うことができます。メコン旅行の中でも注目の観光地ですが、早朝開催のため前泊する必要があります。体力のある若いうちに足を運んでおきたいところ。
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⑤ フーコック島の夕暮れ(フーコック島)
最後はこちら。フーコック島で見ることができるサンセットは、「ベトナムで最も美しい」と言われているほど。天気が良ければ毎夜見ることができるのが魅力。おすすめの絶景スポットはユーンドーン市の中心の石山殿の頂、海沿いのバクダン通り、北西のオンランビーチ、南西のユーンドーンビーチ沿いが人気。
また、フーコック島の中心地で毎夜開催されるホタルイカ釣りのボートツアーに参加するのも絶景を見るポイント。船は夕日が沈む前に出航しますので、海上でサンセットを独り占めすることができます。
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静かな時間を大切な人と過ごそう
ベトナム旅行といえば、市場でショッピングやスパ、雑貨巡りなどが王道の楽しみ方かもしれませんが、今回紹介した観光地に足を運んで、大切な人と静かなベトナム時間を過ごすのも思い出に残ること間違いありません。是非絶景目当てで目的地を選んでみてください。